トロンボーン吹きの憂鬱 by ジェイワン梶原とキャバレーサウンドメーカーズ

＜自分の発言を観察するには？＞

自分の発言が他人からどう捉えられているかは、その場でも、その場を離れてからも、うかがい知ることが出来ない。

自分の発言している場面を全て録画して、後で検証する？それでも、それは自分の主観で見ているわけで。

特に、歳を取った者の発言は、”年齢”という色眼鏡がかかって聞かれる、ということも起こる、プラスにも、マイナスにも。

そんなことなら、最初から発言しない、か？そうなると「何を考えているのかわからん」、と取られることも、起きかねない。

自分の経験値から発言して何かの役に立ちたい、それが単なる自己顕示欲に過ぎないのなら、発言しないほうがまし。

というようなことを感じる日々・・・そもそも、自分の発言に責任を持つ、という感覚がないまま、この歳になってしまったし・・・

そこで本日の一言、
『おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなり（吉田兼好）』