『門前のカミさん、習わぬ経を読む』2021年03月08日 09時45分45秒

<品格の問題?>

「年長者大学」での演奏で、ジャズ講座の後に昔のバンドマンの話をしたとき、バンドマン用語の話を少しやった。ショーのバックで演奏するとき、盛り上げるためにバンドが立ち上がるのを「チータで」、と言うなど。

ただし、決して品のいい言葉ではない、とも。テレビで若い女性タレントが先輩のことを「パイセン」と言ったりするのは、本人たちは業界人だというアピールかもしれないが、聞いてあまり気持ちのいいものではない。

もっとも、バンドマン同士では、挨拶は「おはようございます」で、「こんにちは」、「今晩は」は、かえって気恥ずかしいし、数字の1、2、3~は、C、D、E~でないと、金額などではかえって露骨過ぎると感じてしまう。

そんな、「ギャラはツェーゲーで」とか、「シーメ出ます」とかの用語も、最近の若い人たちには通じなくなってきた。それは、そんなバンドマン環境の消滅、ひいてはバンドマン文化の消滅の兆候、かもしれない。

(ただ、先日カミさんが、「お寺でお土産売ってるの、あれってお坊さんの”ショクナイ”やろか」と、ごく普通に言ったのを聞いて、複雑な心境に・・・)

そこで本日の一言、
『門前のカミさん、習わぬ経を読む』

『不幸か幸福か分らない』2021年02月22日 11時00分00秒

三岳山護聖寺(さんがくさん・ごしょうじ)

梅林に行って来た。ほぼ一分咲き、ところどころ五分咲きで、期待したほどの咲き具合ではなかったが、天気も良く、家族連れなどの車で山道はいっぱい。

その梅林のすぐ近くに、護聖寺がある。松本清張の『或る「小倉日記」伝』に出て来ることで、清張文学愛好者の聖地にもなっていて、こちらの境内の梅は七分咲き。

義父は、松本清張がまだ会社員だったころの同僚で、北九州の「清張記念館」にある、勤務していた会社の社員名簿に、数行隔てて記載されている。

そんなこともあって、このお寺に、ごく薄くではあるが縁のようなものを感じている。、お寺の周りは、森と、竹林と、田んぼと、お墓と、訪れるたびに元気に吠える犬。

梅は満開はではなかったが、山の空気を吸って少し気が晴れた。
そこで本日の一言、
『不幸か幸福か分らない』 (『或る「小倉日記」伝』の最後の文章)

『 汗と”並だ”の結晶 』2021年01月25日 11時00分00秒

若いころよく議論したのが、エジソンの言葉の、
「Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration.」
「天才とは1%の閃きと99%の汗である」、というやつ。

これは、
A.99%の努力をしても、1%の閃きがないと天才になれない
なのか、
B.99%の努力をすると、1%の閃きが湧いて天才になれる
なのか。

つまり、「1%の閃き」は、
A.全く別の次元のものなのか
B.99%の中から生まれるのか

「銀メダルまでは努力で取れるが、金メダルは天才でないと取れない」と言ったオリンピアンもいる。天才とは持って生まれたもので、凡人は努力しても天才にはなれない、ということか。

では、持って生まれた天才というのは、いつ、どうやって分かるのか、それこそ、99%の努力の最中に気付くのではないか・・・。

などと、若いころ酔って議論したものだ、並みのバンドマンたちが努力もせずに・・・。

そこで本日の一言、
『 汗と”並だ”の結晶 』

『昔々、お爺さんはヤバ~い 仕事しに』2020年12月10日 10時30分30秒


最近は無くなったが、以前はショクナイ(内職の隠語)という、臨時の演奏仕事があって、時々声をかけられることがあった。

ただ、受けた会社の正バンドマンは近郊での仕事に行くが、臨時で声をかけられたバンドマンの仕事先は、たいてい遠方の会場。

そのため、朝4時集合、現地まで個人の車で乗り合い、昼に着いてリハ、夕方7時から9時まで演奏、撤収して夜中の2時帰着、ということも。

仕事の多くは歌謡ショーの伴奏で、現地で楽譜をもらい、カンバン(看板=メイン歌手の隠語)が居ればリハ、居なければ本番一発。

今どきはほぼカラオケで、そんな仕事もないし、今どきのバンドマンも受けないだろう、時間的にも、体力的にも、ギャラ的にも。

しかし、そんな仕事に携わったことが不運な思い出でもなくて、「ようやったもんだ」とか、「あそこであんなことした」、などの思い出の種に。

今では、周りにそんな話に同調してくれるバンドマンも居なくなったし、カミさんにもそんな話はしない、アホらしくて聞いてられないだろうから。

そこで本日の一言、
『昔々、お爺さんはヤバ~い 仕事しに』

『頭隠して四字(しじ)隠さず』2020年11月16日 10時50分50秒


<バンドマンのための四字熟語(上)>

【 悪線苦闘 】:あくせんくとう
五線譜の線の印刷が悪く読むのに苦労すること。

【 悪効増五音 】:あくこうぞうごおん
五音を重ねてハーモニーを作ると効果が悪くなることもあるので注意が必要だということ。

【 吾美叫喚 】:あびきょうかん
自分の音のあまりの美しさに泣き叫ぶナルシストのこと。

【 意気と烏合 】:いきとうごう
やる気のあるバンドマンと烏合の衆のバンドマンの集まり。

【 衣食働源 】:いしょくどうげん
バンドマンが働く源は衣食のためということ。

【 胃新伝心 】:いしんでんしん
胃薬を飲んで胃が爽やかだとそのことが他のバンドマンにも伝わること。

【 嬉々一髪 】:ききいっぱつ
髪が一本生えても嬉しい老バンドマンの様子。

【 奇想店外 】:きそうてんがい
物静かなバンドマンが一歩店を出ると奇態な様相に変わること。

【 妻食兼美 】:さいしょくけんび
食欲が旺盛でかつ美人という、ありえない理想の妻のこと。

【 痔画持参 】:じがじさん
痔を患ったバンドマンがその写真を持って病院に行くこと。

※これらの四字熟語は一般の辞典には掲載されていません、念のため。

そこで本日の一言、
『頭隠して四字(しじ)隠さず』

『この気、なんの気、気になる気』2020年10月29日 10時50分50秒

小学校では「元気、根気、やる気」を、「三つの気」として教えるとか。

他に「勇気、和気、本気」というのもあって、組み合わせて使うらしい。

いかにも、校長先生が「皆さん、大切な”三つの気”とは~」、と言いそう。

しかし、社会人ともなると、そう理想的なことばかりも言っていられない。

営業部長からは、「覇気、活気、強気」、で行けとハッパをかけられ、

新入社員のころには、「血気、熱気、陽気」、だったのが、時を経て、

社会の荒波にもまれ、「運気、才気、精気」、が風前の灯状態となり、

昔は可愛かった妻も今では、「浮気、邪気、悋気」、のかたまりとなり、

明るいはずの未来も、「陰気、内気、弱気」、に閉ざされてしまう・・・

・・・などと、暗~い未来にならないためにも、ここは一番、
「呑気!平気!無邪気!」で。

そこで本日の一言、
『この気、なんの気、気になる気』

『故き○を温ね、新しき○を知る』2020年10月26日 11時50分50秒

日本映画の博物館、のようなところがあるのでカミさんと行ってみた。

中に入ってみると、昔見たスターの写真が並んでいた。寅さんの渥美清、椿三十郎の三船敏郎、三木のり平、高倉健、などなど。

顔ぶれを見ているうちに、この人たちや、その時代のそうそうたる人物と、同じ時代を生きていたことの贅沢、という話になった。

野球の長嶋、王、相撲の大鵬、柏戸、映画の黒澤明、落語の円生、志ん生、など、この人たちをナマで知っている、という贅沢。

勤めていたキャバレーにはペレスプラド楽団、レイ・チャールズ、サム・テーラー、もやって来て、近くの食堂でいっしょに酒を飲んだ。

古いから良い、新しいから良い、ではなく、良いものは良い、縄文時代でも、江戸でも、そして、昭和でも、平成でも、令和でも。

今、「昭和の名曲をあなたに」というピン活動をやっているが、その活動がそこそこハズレではない、ふと、そんな気がした一日になった。

そこで本日の一言、
『故き昭和を温ね、新しき令和を知る』

バンドマンの為のお薬いろいろ2020年10月22日 10時10分10秒

今、コロナ対策のワクチンや薬の開発が、世界中で進められているが、バンド界にも、バンドマンにだけ効くという薬が存在する。その一部を紹介しよう。

【 イビリダス 】
気の合わないバンドマンをいびり出したい時服用する、過激な言葉を平気で言えるようになる興奮剤。
【 イチニノ酸C 】
ビタミン剤。リズム感の悪いバンドマンが服用すると、イチ、ニの、サン、シ、と軽やかにリズムを取れるようになる。
【 ガマーン軟膏 】
いやな仕事を我慢してやらないといけない時塗ると、肩の荷がおりた気分になる軟膏。
【 デオクレ内服液 】
曲の始めを出遅れるリズム感の悪いバンドマンが飲む内服液。
【 コンデE錠 】
辞めさせたいメンバーに向かって「明日から来んでいいぞ!」と、強気に言えるようになる、気の弱いバンマス用の錠剤。
【 重曹アワンD 】
パートの重奏が合わないとき、リーダーがメンバーに向かって「音が合わんで~」と、平静を装って言うための、精神安定剤。
【 カネカ散 】
金を借りるときに「金、貸さん?」と言うときと、断るときに「金、貸さん!」と言うときの、両方に効果のある粉薬。
【 ズルエース 】
ズル休みをしたいバンドマンが服用する、疑似風邪薬。
【 タリハツU 】
バンドに入るときなど、自分の履歴を大げさ(ハッタリ)に詐称するとき服用する。
【 ケツマックル 】
バンドを辞めるときの最後の一言、「こんなバンド辞めてやる!」、を言う時に服用する興奮剤。

なお、以上の薬は世間には出回っていません。巷の薬局で求めようとしても笑われるだけです、ご了承ください。

実際にやれる行動スケジュールを2020年10月15日 10時15分15秒

ダラダラした生活からの脱却を目指し、一日の行動スケジュールを立てた。しかし、初日から頓挫。

計画した行動は、ラジオ体操、基礎練、曲練、楽譜作成、QYデータの打ち込み、アパートの階段昇り、その他。

しかし、今までの生活リズムと関係なく、ただ机の上だけで立てたスケジュールは、まるで実現性が無かった。

まず第一歩でつまずいたのが、このブログのアップ。行動予定に入れていなかったし、毎日なので時間をとられるし。

時刻設定も違った。夜型人間なので午前中は頭が回転しない、午後は雑用の発生、などで思い通りにならない。

思い立ったときにやろうとしても、それには意志の強さが必要で、一旦気が抜けると、なかなか気分が乗らない。

予定の行動が欲張りすぎ、もあるのか。かくして、計画性のない日々がめぐっている。

よし、今度こそは、実現性のあるスケジュールを立てることにしよう。が、さて、そのスケジュールを立てる時間をいつにしようか・・・?

酒での失敗を終わりにする方法2020年10月12日 11時55分55秒


大阪にいる娘が、日本酒を送ってきてくれた。

地酒の純米酒で、中程度の辛口で、スッキリ味。冷や(常温)で飲んだら、酒の香りと味が引き立った。

冷蔵庫で冷たくすると香りが立たない、燗だと本来の味が損なわれる気がする、やはり常温がいい。

落語『夢の酒』では、親父が夢の中で妖艶な女性に冷や酒を勧められ「いや、冷やはダメで」と断る。

『冷や酒と親の意見は後から効く』で、以前失敗して懲りたから。燗はまだでしょうか、そうするうち・・・

夢から覚めて一言、「冷やでもよかった・・・」、というオチ。”夢の中の浮気”とともに、酒飲みの本性が現れた落語。

落語の親父ではないが、酒での失敗は、思い出すのもイヤになるほどやらかしてきた。この歳で追加したくはない。

それもあって、バンドの打上げなどでは、理性で脳を金縛りにして飲む。なんのための飲み会やら。

今回も、娘が送ってきたのは2本だが、喉から延びてきた手を必死で押さえ込み、なんとか1本だけで我慢した。

幸か不幸か、今はコロナのせいで社会的にも外で飲むを控える時代だし、残りの1本も、じっくり家で味わうとするか・・・。