バンドマンの為の国語辞典(ね)2018年04月18日 10時15分15秒


ネカ【ねか】
バンドマン用語で「お金(かね)」のこと。ネカ日=給料日。金(キン)ではないので、ネカ曜日、ネカ色夜叉、♪まさかりかついだネカ太郎、のようには用いない。

ねがえり【寝返り】
寝ている間に体を反転させること。それから派生して敵味方のサイドを切り替えること。ネカアップ(昇給)したとたんバンマスを擁護する発言をしたりするバンドマンにありがちな行為。

ねこなでごえ【猫撫で声】
猫が甘えるような声を出すことから、心情にかかわらず優しい声。
(古今亭志ん生のマクラより)
ねずみの母親が、出戻ってきた娘のねずみに「あんないい家の、どこが不満なの」「だって、お姑さんが・・」 「きついのかい」「ううん、優し過ぎるのよ」「優し過ぎるんならいいじゃないか」「でも、猫撫で声で・・・」

ねこにこばん【猫に小判】
持ち主より持ち物の価値が高く釣り合わないこと。小学生にクランポン、中学生にアメセル、 高校生にキング3Bゴールドプレート、大学生にスタンウェイ、二流バンドマンにヤマハ、など。

ねこばば【猫糞】
猫が排泄物を土をかぷせて隠す行為から、小ずるく他人の物を自分の物にして隠すこと。猫に失礼な言葉。

ネーチャン【姐ちゃん】
バンドマンが、相手が「おばあさん」 「おばさん」「お嬢さん」など年齢や未婚・既婚に関係なく女性を呼ぶ際の呼称。外見に左右されない呼称なので、ホテルのフロント嬢、スチュワーデス、外国人女性観光客、キャバレーの新人女性歌手などに対しても使用し、その普及に努めている。

ねつえん【熱演】
「バンマス、実はチャンカー(妻)が具合が悪く、子供が熱を出して、父が危篤で、私が風邪気味で、是非明日休みたいんですが!!」「あんたの熱演、そんじょそこらの役者より上やね」

ねっからの【根っからの】
「生まれ付いての」という意味。根が地中に深く広がっていることから、他にも、
「バンドマンは根っからの女好き」
「バンドマンはいつまでも根に持つ」
「バンドマンは生まれつき根暗(ねくら)」
「バンドマンは根明(ねあか)のふりをする」
「バンドマン生活は根無し草」
「バンドマンは根も葉もない噂を 信じる」
「バンドマンの恨みは根が深い」
などの用語がある。

ねっとおーくしょん【ネットオークション】
インターネット上で行われる競売のこと。トラブルに巻き込まれないよう、以下の四字熟語を参考に注意すること。

出品物の内容は → 玉石混交
思わぬ掘り出し物を見つけて → 興味津々
それにしては値段が安過ぎると → 半信半疑
初めは欲しくもなかったのに → 付和雷同
競り値の金額は → 虚虚実実
終盤での競り合いは → 丁々発止
知らぬまに自分が最高額者に → 急転直下
「あなたが落札者」の通知に → 意気揚々
周りの者に自慢して → 喜色満面
しかし、なかなか物が届かず → 疑心暗鬼
しばらくしてやっと届いて → 感慨無量
箱を開けて「何、これ?」と → 茫然自失
騙されたと知って → 意気消沈
そんなことはネットでは → 日常茶飯
横で見ていた妻は → 抱腹絶倒
全く、インターネットの世界は → 複雑怪奇

ねどこ【寝床】
落語「寝床」から派生して、下手の横好きの旦那芸のこと。 「うちの社長、結構サックスが上手いって?」「いや、しょせん寝床」、のように用いる。

ねまわし【根回し】
次に起きる展開を想定した上で他人にフォローを依頼しておくこと。
「ごめん、アドリブ、何処いってるか分からんようになったら教えて」

ねるこはそだつ【寝る子は育つ】
よく寝る子は健康な証拠でよく育つという意味。大人に対して使う場合は「寝る子は体が育つ」。

ねんがらねんじゅう【年がら年中】
一年を通していつも同じで変化がないこと。
バンドのユニホーム、バンド部屋の隣のボイラーの騒音、バンマスのいいわけ、ジャーマネのグチ、女房の昼寝、のような状態。

ねんじゅうむきゅう【年中無休】
キャバレーバンドマンの勤務状況。

ねんちゃくしつ【粘着質】
粘りがあり物に着き易い性質。タダ酒、あぶく銭、昔の栄華、楽な仕事 などに対し、一度着いたらなかなか離れないバンドマンの性質のひとつ。

ねんぶつ【念仏】
パッケージショーが止まった時や、大物歌手のバックでミスった時に、バンドマンがステージ上で唱えるつぶやき。

ねんりき【念力】
ステージのストリッパーの衣装に対してバンドマンがかけている思い、のように精神的に物を動かそうとする強い意識のこと。

バンドマン風落語「金明竹」2018年04月11日 10時19分26秒

~♪~
えー、落語の「与太郎噺」の一つに「金明竹」というのがありまして、道具屋の店番を頼まれた与太郎が、主人の留守中にやって来た仲買人の難しい用語を聞いて騒動を起こす、という噺ですが・・・。
バンドにもバンド用語というのがありまして、初めて聞くと何を言っているのか?と思うようなことがいくらもありますが。

「おいボーヤ(見習い)、今日のカンバンが打ち合わせに来たら呼びに来いって言ってたのに。 カンバン、来なかったのか」
「あ、バンマス、お帰りなさい。うん、誰も来なかったよ」
「そうか?おかしいな」
「誰も看板なんか持って来ないけど、綺麗な女の人が、『打ち合わせしたいんだけど~』って、覗きにきた。いないって言ったらまた来るって」
「バカ、それがカンバンだ。看板歌手だからカンバンってんだ。しゃあない、 俺、ヒーコー(珈琲)に行ってるから、また来たら呼びに来るんだぞ、いいか」

「ハハハ、バンマス走って行っちゃった。あ、誰か来た。あのー、どなたです?」
「わて、今日の歌手のマネージャーだす。途中で歌うジャズのメモリー(楽譜なしの即興) の曲のことやけど、バンマスいてはりまっか」
「バンマス?いま非行に走ってった」
「非行に走った?なんちゅーバンマスや。ま、ええわ、ほな、お伝え願えまっか」
「オツタさんが真っ赤?」
「(けったいな奴っちゃ)。
リハでは歌う曲のキー、ジー(G)ゆうてましたけど、キーが違ごてましたんで、シー(C)のキーでお願 いします。アタマ(冒頭部分)、ヤノピ(ピアノ)でボロンと音ください。ルバートでエー エービーエー(AABA=32小節の曲の形式の名称)のエーいったら、手ぇ振りまっさ かい、次のエーからインテンポ(一定の演奏速度)で。
ワンコーラス(曲一通り)いったら、タイコ(ドラム) のオカズ(短い間奏)で、次のワンコーラスはインスト(インストルメント=楽器演奏) でお願いします。ラッパ(トランペット)のメロ(メロディー)に、ボントロ(トロンボ ーン)とクラ(クラリネット)にからんでもろて、シーデキ(デキシーランドジャズ)風 に。プランジャー(ミュートの一種)使こてもろてもええで んな。サビ(曲の中の転換部分)から歌出まっさかい、そこからバンドさん、チータ (立奏)でやってもろて、ケツ(曲の終りの部分)はAトレン(テイク・ジ・Aトレイ ン=ジャズの曲名)風のエンディングで。と、こうお伝え願えまっか」
「ハハハ、面白いな。おい、100円やるから、もういっぺんやってみな」
「何ゆうてんのや、忙しいのに。まーいっぺんゆうさかい、あんじょう聞いてや。
歌う曲のキー、ジーゆうてましたけど、キーが違ごてましたんで、シーのキーでお願いします。 アタマ、ヤノピでボロンと音ください。ルバートでエーエービーエーのエー行ったら、手ぇ 振りまっさかい、次のエーからインテンポで。ワンコーラス行ったら、タイコのオカズで、 次のワンコーラスはインストでお願いします。ラッパのメロに、ボントロとク ラにからんでもろて、シーデキ風に。プランジャー使こてもええ。そのあと、サビから歌出まっさかい、そこからバンドさん、チータで やってもろて、ケツはAトレン風のエンディングで。と、こうお伝え願えまっか。ほな、よろしゅう!」

「あーあ、怒って行っちゃったよ。100円がいけなかったかな。200円っ て言やよかったな。あ、バンマス、お帰り」
「おい、今出て行ったの、ターウのジャーマネだろ。カンバンの代わりに打ち合わせに来 たんだな。何か言ってなかったか」
「えーっとね・・・あ、そうだ、爺さんが気が違ったんで、死んだ気でお願いします、っ て」
「爺さんが気が違った!?カンバンの爺さんかな、気の毒に。そりゃ、バンドも死んだ気でやるが、それから」
「で、頭がボロボロで、海老と海老が手を振って、インポテンツになった」
「頭がボロボロで海老が手を振る?幻覚を見るのかな、インポテンツって、下半身もボ ロボロってことか?で」
「んーと、たらこのおかずで、インスタントのわんこそばが食べたい」
「妙なモンを食べたがるんだな。それから」
「そんでもって、らっぱ飲みして、ボンクラがからんで、秀樹がブラジャーをして、チータ ーのお尻から錆が出た」
「おいおい、お前の言うことは変だな。もういい、俺が行って聞いてくる。まったく、お前み たいなのがメンバーだと知れたら、ギャラも取れんだろ!」
「あ、そう言ってた、『ええ取れん』」

新解釈/ことわざ・慣用句の用法事例集2018年03月19日 15時20分20秒

バンドマンによる新しい解釈のことわざ・慣用句の用法事例集です。(ただし、この用法を参照したために起こるトラブルに関しては一切関知しません)

【悪事千里を走る】(悪いことはすぐ世間に広まる)
バンドマン:「社長、長らく顔を見なかったけど、どっかに行ってたんですか」
社長:「ちょっとレコ(彼女)と、ヨーロッパの方に4000Kmの旅にな」
バンドマン:「4000キロというと、昔で言えば千里か、まさに『悪事千里を走る』ですね」

【頭の蝿も追えぬ】(自分ひとりの始末もまともに出来ない)
バンドマン:「あ、バンマス、頭に蝿がとまってます、けどシーメ(食事)中なんで、『頭の蝿も追えない』状態、ですね」

【一難去ってまた一難】(期せずして悪いことが次々と起こる)
バンドマン:「バンマス、二人目のお孫さんだそうですけど、どっちだったんですか」
バンマス:「一男一女といきたかったが、二人目も男だった」
バンドマン:「そうですか、『一男去ってまた一男』ですね」

【同じ釜の飯を食う】(長い期間一緒に食事をした親しい仲)
ホステス:「バンマス、あたし一度オカマバーに行ってみた~い」
バンマス:「そうか、じゃ今から一緒に行こう」
ホステス:「わー、じゃ私たち、『同じカマの飯を食う』のね」

【鬼の目にも涙】(普段は無慈悲な者が珍しく涙を見せる)
バンマス:「う~、この寿司、えらくワサビがきいてるな」
バンドマン:「そうですか?あ、ホント、『鬼の目にも涙』だ」

【枯れ木も山の賑わい】(役に立たないものでも無いよりまし)
バンドマンA:「先輩、今日合コンなんすけど、ちょっと顔出してもらえません?」
バンドマンB:「えー俺が?人数合わせなんだろ」
バンドマンA:「はい、『枯れ木も山の賑わい』です」

【犬猿の仲】(お互いに生来性分が合わず仲が悪い)
バンドマン:「今年は戌年か・・・バンマスは干支は何です?」
バンマス:「俺か、俺は戌年」
バンドマン:「へー、年男ですね。奥さんは?」
バンマス:「カミさんは、猿、だったかな」
バンドマン:「へぇーじゃ二人は『犬猿の仲』なんだ」

【五十歩百歩】(優れていると威張っても実は少ししか差がない)
バンマス:「最近の若いやつは上手いから、俺ももっと練習せんといかんな」
バンドマン:「何をおっしゃいますか、バンマスの方が倍は上手い。あいつらを50とすると、バンマスは100!あついらとバンマスとは『五十歩百歩』ですよ」

【尻馬に乗る】(節操なく他人の言動に同調する)
バンマス:「人に薦められて乗馬健康法の器具を買ったけど、あれ使い始めて から、ものすごく体調がいい」
バンドマン:「へぇー、そうですか。じゃ毎日『尻馬に乗っている』んすね」

【善は急げ】(善い事をするときは躊躇せずに行え)
バンドマンA:「バンマスがカイワーのチャンナオン(若い女)と飯食ってたぞ」
バンドマンB:「へー、じゃ、急いで奥さんに教えてやろ」
バンドマンA:「そんなに急がんでも」
バンドマンB:「いやいや、『膳は急げ』と言うから」

【大器晩成】(真の大物は成長は遅いが時間をかけて大成する)
バンマス:「あいつ、とうとう、下手のまま死んでしもたな」
バンドマン:「ホントですね、最後まで『大器晩成』のままでしたね」

【一寸先は闇】(今はよくても先々では何が起こるかわからない)
バンマス:「あ、停電!この店、よう停電するな」
バンドマン:「ホント、真っ暗で何も見えん。この店、『一寸先は闇』やな」

【豚に真珠】(物に価値があるのにその持ち主が不釣合いに劣る)
バンマス:「店員さん、うちのカミさん太ってるけど、この真珠のネックレス、似合うと思う?」
店  員:「はい、それはもう。昔から『豚に真珠』って言いますから」

お寺、さて、どうなるのやら・・・2018年01月30日 12時00分00秒

先日、妹の三回忌の法事のため、母方の里、7.5豪雨の東峰村宝珠山・岩屋地区に行った。あれから半年以上経つが、岩屋駅の惨状は少しも変わっていなかった。

中央に見える黒い点が釈迦岳トンネルの出入り口。彦山駅側から真一直線のトンネルで、九州一長いトンネルなのに、入り口の明かりが出口から出るまで見え続けた。

今、累々と積み重なる岩石の数々は、とても人力で動かせる量や重さではないし、プラットホームがなければ、元ここに駅があり線路があったことさえ想像できない。

JRさんはこの路線の復興をどう考えているのだろうか。膨大な費用と年月の浪費ととらえているのか、それとも地域の、九州の未来への復興の基盤ととらえているのか。

この里の寺で父、母、妹が眠っている。今は少し離れた場所にいる自分も、そして子供も、孫も、いずれは、と思う。が、村が消えれぱ寺も消える、そんな未来は想像したくないが・・・・・・。

ボントロ女子の悩み相談 -なにぃ、ロングトーンが辛いって?2018年01月11日 21時30分30秒

生徒:ねぇ先生、ロングトーンやっても息が続かないんだけど、あの練習、要る?
先生:そうねぇ、イスにあぐらかいて座って吹いても、息は続かないでしょうね。
生徒:あぐらダメ?
先生:(お前女子だぞ!)そもそも、ロングトーンってのは息の延ばしっこ、じゃないの。正しい姿勢と、正しい呼吸、それを身に付けることが目的なわけ。
生徒:ふーん。じゃ、あぐらじゃない正しい姿勢、っていうと、正座か。
先生:(坊さんか!)そうじゃなくて、呼吸をするのに無理のない姿勢、ということ。
   ▼座奏ではイスに浅く腰掛ける、立奏では肩幅ぐらいに足を広げる
   ▼肩の力を抜いて、リラックスして、背筋を延ばす
   ▼両方の二の腕が自然に「ハの字」になるように楽器を構える
   ▼左手はしっかりと楽器を固持
   ▼右手はスライドを自由にコントロールできるようにリラックス
   ▼個人の歯や唇の形状に合った無理のない角度に楽器を構える
生徒:ふーん、それが正しい姿勢ね。じゃ、次の、正しい呼吸ってのは。
先生:呼吸には、寝ててもやる「無意識呼吸」と意識して呼吸する「意識呼吸」があって、演奏で大切なのは「意識呼吸」ね。それから、胸郭を広げる「胸式呼吸」と横隔膜を緊張・弛緩させる「腹式呼吸」があって、それを正しく使うことが大事ね。
生徒:な~んか、漢字ばっかりで分かりませ~ん。
先生:まず、あなたみたいに、なんとなくブレスして途中で苦しくなる、ってことがないように、フレーズの長さによって、ブレスの位置やタイミングを意識する、それが「意識呼吸」ね。
生徒:え~、自分の好きなときに呼吸をしちゃダメなの?それってパワハラじゃん。
先生:(無視!)次に大切なのが「腹式呼吸」。腹筋をコントロールして横隔膜を使って呼吸することね。
生徒:ねえ、「肺筋力」って言うくらいだから、肺が伸び縮みするんじゃないの。
先生:(アホか!それを言うなら背筋力)あのね、肺はただの薄い膜で、自分では伸び縮みしないの。呼吸は、横隔膜の動き、胸まわりの動き、でやってるわけ。で、トロンボーンを吹くのに大切な「腹式呼吸」を認識するには、まず、
   ▼腹筋を意識して大きく息を吸う(息を吸って腹がプックリ出る感じ)
   ▼必要な息を吸って一瞬だけ息を止める(腹筋で息をコントロールするため)
   ▼その後、同じ強さ・スピードで息を吐く(空気ソファをギュ~ッと押す感じ)
生徒:えー、それがロングトーンのやり方なの。それってツラ~。
先生:(辛くてもやれい!)本番のステージのいろんな場面を想定してロングトーンを心がけておくのが大事ね。曲の始め、長い休符の後、長い音、ピアニッシモ、フォルテッシモなんかを演奏するときに、それが役に立つから。
生徒:へ~い。じゃ今日からあぐらを止めて、スーパープレーヤー目指すか。バイチャ~。
先生:はい、頑張って~。(スーパープレーヤー?コンビニプレーヤーぐらいじゃない)

バンドマンの為の国語辞典(そ)2017年10月09日 23時59分59秒

そあくひん【粗悪品】
品質が極めて悪い品物や作品。次から次へと機械的に生み出され世の中へ送り出される音楽作品の数々などのこと。

そういくふう【創意工夫】
独創性を増すための工夫、または、人真似だと見抜かれないようにする努力。

そうおん【騒音】
自分以外の人や機器が発する音楽。

そうがんきょう【双眼鏡】
両眼で遠くを見ることの出来る望遠鏡。子供のころから男が本能的に「欲しい」と思う道具のひとつで、「双眼鏡を欲しい」 と思う度合いによって、その男の「少年度」を計ることができる。

そうしき【葬式】
イベント主体の本人が生きて参加出来ない人生最後のイベント。バンドマンの場合、自分がメインキャストなのに、自分で進行することもできなければ、 演奏ギャラを貰うことも出来ないなんとも腹立たしいイベント。

そうしきがえり【葬式帰り】
葬式が終った後、故人の悪口を言ったり、大声で笑ったりして厄を払う時間帯。場所は江戸 時代は遊郭であったが、現代ではこじんまりとファミレス。

そうしそうあいのなか【相思相愛の仲】
お互いが想いあっていること。メンバー不足のバンマスと仕事が無いバンドマン、のような関係。

そくし【即死】
初見の楽譜を見たとたん、臨時記号の多さ、テンポの速さに、イッパツで諦めてしまうこと。「秒殺」とも言う。

そこそこ【そこそこ】
予想以上なので驚いている、ということを悟られないための歪曲表現。
・「今度の新人さん、いい音しとるな」「ふん、そこそこ」
・「この前のショクナイ、ラーギャよかったらしいね」「ま、そこそこ」
・「あいつのチャンカー、美人やな」「まあ、そこそこ」
・「俺って性格悪い?」「ん、そこそこ」

そこなし【底無し】
バンドマンによくみかけられる、食欲、飲酒欲、性欲、遊興欲、おしゃべり欲、 説教欲、などの度合いが並外れていること。

そしてだれもいなくなった【そして誰もいなくなった】
バンドを縮小したら、客が減り、ホステスさんが減り、客の購買欲が減り、店の売り上げが減り、結局店が潰れて、世の中からバンドマンがいなくなった、という実話。

そしょく【粗食】
貧乏バンドマン推薦する、簡単に出来る食事ダイエット法。

そそっかしい【そそっかしい】
性格がせっかちで行動に深謀遠慮がないこと。
・追い越し禁止の道路でパトカーを追い越した
・不注意で京都御所の非常ベルを鳴らした
・自分の車に似た他人の車に乗り込んで中の子供を泣かせた
・路線バスのつもりでスクールバスに乗って(やけに学生が多いな?)
のように、危なっかしいがどこか愛嬌のある行動。
(上記は実話)

そでのした【袖の下】
(下)心のこもったお金。

ソロ【solo】
有れば気が滅入る、無くても気が滅入る、という不思議な感情を引き 起こす演奏指示。

まず弱るのは歯・目・○○・・・2017年10月05日 23時59分59秒

カミさんが白内障の手術を受けた。

肩が凝る、見えづらい、精神的に落ち込む、などの日が続いて、近所の眼科に行って検査したら「白内障です、よくここまでほっとけましたね」と。

すぐ手術の出来る病院を紹介してもらい診てもらうと、早めに手術したほうがいいとのことで、いろいろな検査を受けて、数日後には手術の執刀。

手術の次の日、なにげなくテレビを観ていたら「今日の健康・白内障について」という番組が放映中、なんというタイミング!というか偶然というか。

おかげで白内障が他人ごとではないことを理解した。初見の譜面の場合とにかく音符がはっきり見えないと、そして長く吹き続けるには健康が一番。そこで本日の教訓、

【目には芽を、歯には葉を】
※(目には緑色のやさしいものを、歯(食べるもの)には野菜を)

バンドマンの為の国語辞典(せ)2017年10月02日 22時25分24秒

せいあくせつ【性悪説】
自分以外の人間は生まれながらにして悪人だという考え方。

せいぜんせつ【性善説】
自分だけは生まれながらにして善人だという考え方。

せいきょういく【性教育】
学校教育科目のうちで教育方針、先生、生徒において、理論と実践が最もちくはぐな科目。

ぜいきん【税金】
民衆から搾取する公金。「税金を集める人の、税金を集める人による、税金を集める人のため」に使われるお金。

せいさくはっぴょうかい【制作発表会】
子供がどんな物を作ったか、及びバンドマンがどんな子供を作ったか、を見てもらう発表会。

せいじんくんし【聖人君子】
1.高貴で立派な人。
2.野望も執着心も無い無味乾燥な人。
2.「聖人(まさと)」と「君子(きみこ)」という男女の名前。

せいふく【制服】
集団におけるお揃いの服。バンドでは私物化できないように思いっきり派手にする。また、安物の生地で作り、汚れてもクリー ニングに出さないことで「場末のバンド」の雰囲気をかもす。

せきにんしゃをだせ!【責任者を出せ!】
従業員などがミスを犯したときに客が叫ぶ抗議のパフォーマンス。 ただしこの場合、責任者が出て来ると本気で思ってはいけないし、責任者も本気で出て行かないのがマナー。

せけんてい【世間体】
一般社会の人がどう見るかという社会評価のこと。これを気にしているようでは清く正しいバンドマンにはなれない。

せけんばなし【世間話】
演奏の途中、ステージ上で演奏者同士が意味ありげに話している内容の大半。

せじ【世辞】
このさき上達する見込みのない年上の奏者に向って年下の奏者が心を込めて言う 慰めの言葉の数々。

せんきょく【選曲】
演奏する曲を決めること。自分たちのやりたい曲をやるか、客受けする曲をやるか、ステージでバンマスが一番頭を悩ませる作業。

せんち【センチ】
トロンボーン奏者・トミードーシーの名演で知られる「I'm Getting Sentimental Over You(センチになって)」の略称。高い音域を甘く、ソフトに表現しなければならない難曲。 原曲のキーDをCやB♭に下げて演奏しても罪悪感を感じなければ、もうあなたはレジェンド。

せんどうおおくしてふねやまにのぼる【船頭多くして船山に登る】
リーダーシップを取る者が多くて、または責任を持ってリーダーシップを取る者がいなくて、グループ全体の方向性が定まらないこと。
「おい、この曲のコーダ、どうするんだっけ?」
「 アタマからritでしょ」
「違うよ、2小節インポテンツで3小節目からritよ」
「え?ritは無しだろ?」
「俺のは、アタマ2小節エンピツで消してある」
「え、 カット?」
「違う、ラッパは休みになった」
「ボントロはもともと休み」
「休みの人はいいから!ベース、どうなってる?」
「俺、いつもタイコに合わせてる」
「えー!じゃ、タイコはどうなってンの?」
「え、どの曲?」
「人の話聞いとかんか!最後から2番目の曲」
「すみません、ターウのジャーマネです。さっきリハでやった最後から2番目の曲、あれ、カットにしました~」

せんとるいすぶるーす【セントルイスブルース】
マサチューセッツ州に本部を置く「アメリカ・セントルイスブルース協会」は、落語家・ 林家木久蔵氏の「イヤンバカーン、そこはおへそなの、アハーン」という替え歌に対して、 同氏をセントルイスブルースの名誉を著しく侮辱した「名誉毀損罪」で訴えるかどうか を、目下検討中とのことである。なお、同協会の英語名称は、USA St.Louis blues Organization 、 略してUSO(ウソ)である。

せんべいぶとん【煎餅布団】
元は厚くて軟らかだったものが、圧力や湿気で薄く硬くなった布団のこと。安価な布団にすぐ買い換える現代において貴重な日本文化遺産。

バンドマンの為の国語辞典(さ)2017年08月24日 12時00分00秒

さいさんさいし【再三再四】
妻三妻四、とも書く。バンドマンが妻を3回、4回と取り替えること。

さいさんどがいし【採算度外視】
「では、アンコールにお応えして、もう一曲!」

さいしょくけんび【才色兼備】
才能と色気を兼ね備えているという、不気味な女性。バンドマンの苦手なタイプ。

さいてい【最低】
最も劣ること。 女性の場合、男がHな雑誌を見ているのを横から覗いて 「そんな本読んでる、サイテー!」というように使い、可愛らしさを表現する。 男の場合、他人の演奏を「ふん、最低!」使い、敵意を表現する。

さかまくなみ【逆巻く波】
はるばる函館に来るまでに乗り越えないといけない波。

さきだつもの【先立つもの】
「お金」の隠語。「先立つものが無い」、「まずは先立つものが欲しい」など、悲観的な場面に使われる。

さけびたり【酒浸り】
体をアルコール浸けにして精神が腐らないようにする健康法。

ざこね【雑魚寝】
寝具などのない場所(床などに直接)多くの人(男女混合の場合もあり)がいっしょに寝る様式。
<雑魚寝の知恵>
・枕がない場合はスリッパや靴を枕にする
・寒い場合は新聞紙を体に巻いて寒さを防ぐ
・男女の垣根を越えない
・目覚めたときの寂寥感をしみじみと味わう

ざせつ【挫折】
目標としていたことが自分のせいでなく他人や世間のせいで途中でだめになること。

さっくす【サックス】
サクソフォーンの略。ジャズで多く使用される管楽器。マウスピースに取り付けたリードを震わせることにより音が出る。そのため、少々音が 出なくても「今日はリードの調子が悪い」と言えば済むから、サックス吹きなんて 楽なもんよ、って、トランペット吹きが言ってました。

ざっそうだましい【雑草魂】
「雑草という名の草は無い、全ての草には名前がある」というようなことを、真っ向から否定出来る強い心構え。

ざまぁみろ【様ぁ見ろ】
他人の不幸に対して喜びを感じたことを表現する言葉。人類の「不幸の 連鎖の元」になる言葉。

さむざむしい【寒々しい】
いかにも寒そうな、また殺風景な様子。例として、
・練習より博打が盛んなバンド部屋
・従業員があくびをしているキャバレー
・女っ気のないバンドマン
・他人の悪口を言うのに疲れたバンマス
・硬貨しか入っていない財布
・ 愛想の悪いママのやっている安いだけの飲み屋
・帰るとカミさんが遊びに行ってガラ~ンとした自宅
・上記のような一日を送っているバンドマンの生活

さるしばい【猿芝居】
他人から見ると一目瞭然なのに本人は気付かれていないと思っている、他人をだます際にとるウソっぽい行動。
「バンマス、俺よそのバンドからパリヒされちゃって。どうしようかな~」
「あそう、どうぞどうぞ」
「・・・(汗)}

さんし(じ)ゃまいり【三者参り】
バンドがステージで失敗したとき、バンマスが、店の経営者、フロア責任者、 ショーの出演者、の3シャに頭を下げてまわること。

ざんぞう【残像】
今払ったお金がまだ手元に残っているように見えるという、バンドマンが よく見る、幻覚の一種。

さんてんしじ【三点支持】
登山で崖を登る時に、3つの点で体を支えて体勢を安定させるやり方。ものごとを 安定させる方法として有効なため多方面で応用されている。
・ 政治家→金、地盤、血統
・サラリーマン→出世、妻子、老後の安定
・バンドマン→金、酒、女
・パソコン→Ctrl+Alt+Delキー

ざんぱん【残飯】
昔は、夫や子供が食べ残した食物、主婦の主食。
今は、妻や子供が食べ残した食物、遅く帰ってきた夫の主食。

バンドマンの為の国語辞典(き)2017年06月15日 23時59分59秒

きあいいっぱつ【気合い一発】
物事をなすさいに気持ちを込めて一度限りの決意で集中すること。超ハイトーン、超速いパッセージなどを演奏するさいに有効。但し、それでうまくいったという話は聞かない。

きいろいこえ【黄色い声】
若い女性が応援などのさいに興奮状態で発する甲高く無貞操な声。煙草の煙に満ちたキャバレーやライブハウスには不似合いな声のため、バンドマンが永遠にあこがれる声。

きおくそうしつ【記憶喪失】
記憶を失って過去のことを思い出せないこと。朝帰りのときにする一番間の抜けた言い訳。「あんた、昨晩どこに行ってたのよ!」「そ、それが、 店の帰りに急に記憶喪失になって・・・」

きおくれ【気後れ】
いい女に出会った時に不覚にも起きる弱気な心。

きしょうてんけつ【起承転結】
起=で始まり、承=で展開し、転=で変化し、結=でまとまる、という日本人がブルース形式を好む要因のひとつ。

きたいはずれ【期待外れ】
あらかじめ思い描いた結果より悪いこと。人生に不幸を引き起こす原因のひとつ。初めから思い描かないバンドマンにとっては無縁の言葉。

きどあいらく【喜怒哀楽】
感情の基本的な四つの要素。これだけあればバンドマンには充分。

きどうしゅうせい【軌道修正】
今までの主義・主張を自分の都合で変更することの言い替え。自分だけリョーキュー(給料)が上がった日、「みんなそう言うけど、ジャーマネも 根っから悪い人じゃないと思うよ」

きみがわるい【気味が悪い】
「俺が悪い」というジャーマネのような状態。

きもったま【肝っ玉】
「体内三タマ」のひとつ。三タマとは「アタマ、目のタマ、肝っタマ」で、よく考え、よく見、度胸を据えて、という演奏するさいの重要な要素。

きょういく【教育】
「金貸してくれ?こないだ渡したスーバンは?車買うた!?昨日ネカビやろ?ナオンと飲み行って一晩でパー!?メンバーからも借金しまくり!?あんたの親、どないな教育したん」「親父の教育方針は、”借金出来るのは生きてる間だけやー”」

きようびんぼう【器用貧乏】
いろんな楽器を演奏できるがどれも中途半端、というようなこと。「器用なのに貧乏」ではなく「器用だから貧乏」ということ。

きらりとひかるものがある【キラリと光るものがある】
見込みの無い奏者に向って言うなぐさめの言葉。

きりきりまい【キリキリ舞い】
バンドマンが得意な舞いのひとつ。ほかに、テンテコ舞い、閉店仕舞い、大盤振る舞い、などがある。

きをてらう【奇をてらう】
正道に行き詰ったものが使う邪道の一つ。アドリブに行き詰まった奏者が苦し紛れによく使う。

きんけつびょう【金欠病】
バンドマンに多発する病気。症状は、視覚障害(先が見えない)、聴覚障害(聞く耳持たない)、言語障害( 「ヤバイ!」としか言えない)、感覚障害(何を言われても感じない)などで、未だに治療法が見つかっていない難病。

きんせんかんかくけつじょ【金銭感覚欠如】
バンドマンに多く見られるお金に関しての計算能力障害。特に引き算に顕著で「金は使っても減らない」という妄想にまで進む。