ボントロ女子の悩み相談-なにぃ、コードって高度だって?2018年02月14日 16時00分00秒

生徒:ねぇ先生、楽譜に7センチメートルって書いてあったけど、7センチを、どうせえってえ指示なのかな?
先生:(センチメートル?!)それはCm7、シーマイナーセブンス、っていって、コードが書いてあるのね。
生徒:高度?標高何メートルとかの。
先生:(古いダジャレ~)コードって和音、音の重なりのこと。それについは「3ページでわかるコードの話」を読んでね。コードって高度、ってことじゃないから。
生徒:ふんふん・・・なるほどね。でも、なんでコードなの。音符を書いた方がよくわかるんじゃねえの。
先生:(ねえの?)コードの始まりはジャズ発祥のニューオリンズで、ジェリー・ロール・モートンって人が考え出したって言われてるわ。
生徒:ほー、で、なんでコードなん。
先生:そのころのバンドメンバーには、ほとんど楽譜が読めないって人が大勢いたの。
生徒:春風亭昇太みたいな人だ。
先生:何?
生徒:読めない、嫁無い。ハイ、座布団1枚~。
先生:(叱られるぞ)で、その人たちにメロディに合う和音を演奏して欲しい場合、いちいち音符を指定するより、ここはCのコード、ここはAmとかって指示したほうが手っ取り早いでしょ。
生徒:だったら「ドミソ」、とか「ラドミ」、でもいいんじゃない。
先生:ところがそうでもないの。例えば、基本のキーがF(へ長調)だとすると、「移動ド」で「ド・ミ・ソ」は、実音で示す「固定ド」では「F・A・C」なにっちゃう。それで、キーに関係なく和音の構成を示すコードが必要なわけね。
生徒:移動道、固定道?
先生:そのキーの主音をドと考えるのが「移動ド」、「かえるのうたが♪」は、キーが何にしろ「ドレミファミレド」、一方「固定ド」は、キーがCなら「CDEFEDC」、キーがFなら「FGAB♭AGF」、という考え方ね。
生徒:じゃコードは音の重なりだけを表すのね。
先生:ところがドッコイ。
生徒:(ドッコイ?)
先生:和音には役割があるの。階名の「ド・ミ・ソ」はトニックって言って安定感・終止感、「ファ・ラ・ド」はサブドミナントって途中感、「ソ・シ・レ」はドミナントって言って終りたい感、みたいなね。
生徒:役割ねぇ、して、ナンデソウナルノ?!
先生:(志村か!)導音の関係ね。特にドミナントの「ソ・シ・レ」にソから7番目のファを加えると、シはドに行きたがる、ファはミに行きたがる、結局ドミソになりたがる。そういう役割があるのね。このシとファを導音と言うの。
生徒:にゃるほどね。で、どうやったらコードを見ただけで音の重なりが分かるようになるの。
先生:まずはそのキーの音階の上に出来るコード、ダイアトニックコードって言うんだけど、少しずつでもそれを覚えることね。
生徒:たとえば?
先生:キーCだと、C、Dm、Em、F、Gm、Am、B。キーFだと、F、Gm、Am~、みたいにね。
生徒:ひぇ~、コードの征服ほど遠いな。
先生:まだまだ。それはほんの入り口で、代理コードとか、さらに音を重ねるテンションコードとか、曲が途中で転調する場合とか、「カッコイイ」が先で理論が後になる場合とか、ジャズのコードは奥が深いの。
生徒:ほ-ら、やっぱり、コードって高度、じゃん。金返せ~。

今年新しくなったもの、二つ2018年02月12日 23時59分59秒

その1.ヤマハのサイレント・ブラスを買い換えた。

長らく使った旧機種が、重たい、イヤホンの接触が悪くなって方耳しか聞こえない、外部入力ジャックの接触不良、などなどあって、迷ったあげく、アマゾンで発注。

使ってみてまず、小型で軽い、音がクリア、操作部が減った、など使い易くなっている。電源は電池のみ、は想定外だったが、そう電池の消耗もないのでよしとしよう。

その2.スライドオイルをヤマハのスライドオイルに換えた。

ずっと○○ミックスを使っていたが、液が分離して長期間使えないので、ステージでたびたび補給と水スプレーを繰り返していた。で、これもネットでたまたま見て発注。

まだ使用期間が短いので一概には言えないが、一度塗布すると次の日まで長持ちするし抵抗もないので、使用感はこちらのほうがずっといいと思う。

今年に入って始めた新しいこと二つ、たいしたことはないが、とりあえず何か始めないと、という焦る気持ちを少しでもガス抜きしないと・・・・。

このうえ、まだ買うか?2018年02月09日 10時55分55秒

2018年の今年、今までの楽器変遷を振り返ると、
中学、高校時代・・・日管の最安テナー(学校の備品)
             日管の小バス、日管のバリトン( 〃 )
大学時代前半 ・・・日管の最安テナー( 〃 )
             日管の最安ユーホニウム( 〃 )
大学時代後半 ・・・オパール(謎のメーカー、オールズではない)
キャバレー時代・・・キング3Bゴールドプレート
             オールズ(火事で焼けたキャバレーから出た)
30歳~68歳 ・・・ バック16
             キング3Bシルバー
             バック・テナーバス(中古)
             キング・フリューガボーン
             ヤマハ・ユーホニウム(友人の遺品)
             P-bone
68歳      ・・・・ヤマハ・カスタム(中古)

金管楽器、特にトロンボーンは、サックスのように部品を交換してビンテージ物になる、といったことはなく、年とともに(特にスライドが)劣化していく。でも、その劣化がいい、という考え方というか、音への向い方もある。それで、古い楽器が処分できない。

今現役で使っているのは6本、新しい楽器のハリのある音と、古い楽器のダークな音、どちらも捨てがたい。しかし、それも一年毎に古くなっていく。そろそろ新しいのを補充する必要がある、って言ったら、カミさんからなんと言われることやら・・・・・・。

ボントロ女子の悩み相談-なにぃ、書いてある意味が分からんだって?2018年02月05日 22時45分45秒

生徒:ねぇ先生、ジャズの曲の楽譜もらったけど、なんかゴチャゴチャ書いてあって、意味分かんないんだけど。
先生:(ゴチャゴチャって言うな)そうねぇ、まず、楽譜ってよっく考えてみると、デジタルデータそのものなのね。
生徒:デジタルって、数値ってことよね。楽譜のどこが数値なの?
先生:だって、五線で音の高低、音符で音の長短を表してるでしょ。で、それをそのまま演奏したら、無味乾燥な表現になっちゃうの。
生徒:えー、ありのままの~♪、じゃダメなわけ。
先生:(あら、ちょっと古い)作曲者や編曲者は、自分の頭に浮かんだメロディやサウンドを楽譜に起こすんだけど、デジタルだけでは表現しきれないニュアンスなんかを伝えるのに、いろんなアーティキュレーションや表現記号を使ってるの。それを一覧にしたのが上の表ね。
生徒:ふーん、まず、アクセント・・・なんか縦と横とあるけど。
先生:一般的には横向きアクセントだけど、ジャズではもっと強いアクセントを表すのに山形アクセントを使うの。スタッカートは音を短く演奏するんだけど、ジャズでは四分音符のも八分音符のも、同じ長さ。
生徒:ウッソ~!どうして、どうして。
先生:答えは簡単、ジャズの編曲者が楽譜を書くとき面倒くさいから。細かく音符を指定すると、逆に読みにくくなっちゃうから。実践第一ね。
生徒:ふーん、ズボラなんだ。スラーって、サックスとかだと、指だけで音を変えるんでしょ。
先生:それもジャズでは違ってて、レガートタンギングって言って、柔らかいタンギングを使うの。速いパッセージはしょうがないけどね。
生徒:次の、ジャズ独特の表現テクニックって、これがわかんない。
先生:キックビート、シンコペーション、アンティシペーションはジャズによくあるリズムのパターンね。
生徒:インデなんたらの、×って、ありなの。
先生:インディフィニット・ノート、in=not、definite=明確にする、つまり、はっきりしない音程、ジーカンパツイチ、ごめん、感じ一発の音、だから書けない、つまり×、ね。
生徒:ビブラートって歌でも使うやつよね。
先生:そう。ジャズでは個人やバンドの個性を出すのに特に重要ね。
生徒:バンド全体でも?
先生:そう。グレンミラーなんかのサックス群がいい例ね。ただし、フルバンドではユニゾンの場合はかけない、というのが原則ね。
生徒:シェイクとか、スライド効果とかって?
先生:バンドや個人が、いかに他と違うかを誇示する、いわば「楽器表現の腕比べ」、のためのテクニックね。え、あれってどうやってんの!?って思わせんのが快感~♪、みたいなこと。
生徒:ふーん。で、結局どうやったら出来るようになるの、先生。
先生:それは、ジャズ発祥のころの初心に戻って、一に練習、二に練習・・・
生徒:三枝の落語はおもしろいー、ってか~。
先生:(はい、はい)そのうち、鬼ほど基本練習に取り入れてあげるから、楽しみにね~。

お寺、さて、どうなるのやら・・・2018年01月30日 12時00分00秒

先日、妹の三回忌の法事のため、母方の里、7.5豪雨の東峰村宝珠山・岩屋地区に行った。あれから半年以上経つが、岩屋駅の惨状は少しも変わっていなかった。

中央に見える黒い点が釈迦岳トンネルの出入り口。彦山駅側から真一直線のトンネルで、九州一長いトンネルなのに、入り口の明かりが出口から出るまで見え続けた。

今、累々と積み重なる岩石の数々は、とても人力で動かせる量や重さではないし、プラットホームがなければ、元ここに駅があり線路があったことさえ想像できない。

JRさんはこの路線の復興をどう考えているのだろうか。膨大な費用と年月の浪費ととらえているのか、それとも地域の、九州の未来への復興の基盤ととらえているのか。

この里の寺で父、母、妹が眠っている。今は少し離れた場所にいる自分も、そして子供も、孫も、いずれは、と思う。が、村が消えれぱ寺も消える、そんな未来は想像したくないが・・・・・・。

今年の目標は、芸人・・・?2018年01月29日 23時59分59秒

先日、イベントを提供するグループからお誘いの電話があった。

「あなたがやられている、音楽を演奏しながら、プロジェクターで歌詞や映画のシーンの映像を写して、お客さんに楽しんでもらうというイベントを、うちのグループに登録しませんか」
「そうですか。ありがとうございます、是非お願いします」
「よかった、じゃうちの芸人グループに登録しておきますね」

「芸人?!」・・・確かに、あちこちの公民館や老人ホーム、商業施設などでやっているあれは、ジャズ演奏の音楽活動、というより芸人活動、だよな。

ライブで演奏するとき、ときどき自分が何をやりたいのか、分からなくなるときがある。お客の層に合わせて選曲したらスベッたりする。

じゃ、自分のやりたいことって、そもそも何なのか。トロンボーンを演奏することそのもの?、ジャズに特化?、キャバレー時代の復唱?、レッスン?

とりあえず、今年はそのうちのどれかに集中してみようかと思う。が、それに加えて「芸人」としての活動も、頑張ってやることにするか・・・な。

ボントロ女子の悩み相談-なにぃ、ジヤズらしく吹く方法だって?2018年01月25日 23時59分59秒

生徒:ねぇ先生、ジャズらしく吹くって、どうしたらいいの?
先生:ほう、やっと「ジャズらしく」って意識が芽生えたのね、めでたい、めでたい。
生徒:なに言ってんの、バンドの人数が足りないから、ブラスバンドじゃなくてジャズバンドにしようって、もそもその言い出しッペは先生でしょ。
先生:(もそもそ?)確かに、うちは生徒の数も楽器の補助も少ないから、ジャズバンドの方がいいと思うのよ。
生徒:だったら、こそっと缶チューハイ飲んでないで。ジャズらしくなる方法教えなさい。
先生:(あら見てたのね~)確かに、ロングトーンとか音階練習とか、どの分野の音楽にも共通する練習とは別に、ジャズ独特のフィーリングの練習は必要ね。それには、
   ▼タンギングの違い
   ▼イントネーションの違い
   ▼表現に対する考え方の違い
この三つの違いを理解することが大切なの。
生徒:ふーん、まずは、▼タンギングの違いって?
先生:ジャズは「オルガン型タンギング」なの。オルガンは、鍵盤を押している間は音が出て、鍵盤を放すとピタッと音が止まる。同じように、息を歯茎と舌で止めておいて、舌を歯茎から離すと音が出て、歯茎に付けるとピタッと音が止まる、そんなタンギングね。
生徒:へー、それがジャズらしくなるタンギングなの。
先生:ブラスバンドでやる、音の終わりをポ~ンとすぼめる「ピアノ型タンギング」は、ジャズではあまり使わないわね。
生徒:どうしてそうなっちゃったのかな。
先生:多分だけど、ジャズ発祥の時代の黒人が編み出した独特の感覚、が元ね。
生徒:次の、▼インターネットオークションの違いって?。
先生:(ヤフオクか!)イントネーションというのは、日本流に言うと音の調べ、メロディの表現方法ね。ジャズにも、スイング、ビ・バップ、ロック、16ビート、ラテンなんかの種類があって、それぞれに独自のイントネーションがあるの。こればっかりは、いろんなバンドの演奏を聴いて覚えるしかないわね。
生徒:え~、なんか楽譜に書いてくれてればいいのに~。
先生:楽譜には、「アーティキュレーション」、つまり音の強弱とか音符の繋ぎ方とかが書いてあるから、まずはそれを参考にすることね。
生徒:へ~い。じゃ▼表現に対する考え方の違い、って大雑把なやつは?
先生:(大雑把言うな!)これが一番大切なこと。ジャズ表現の第一は「個性の発揮」、個人として、バンドとして、まず前面に押し出すのが「自分らしさ」なのね。
生徒:どうやって個性を出すの?
先生:編曲、和音(ジャズではコードって呼ぶ)付け、アドリブ(コードにそった自由なメロディ)なんかでね。クラシックでの個性の表現の仕方とは、一味違うわね。
生徒:じゃ、のんびりしてないで、その三つのやり方を早いとこ、教えんか~い!
先生:ハイハイ。(でも、その前にこの缶チューハイ飲んでからや、ウィッ・・・)

ボントロ女子の悩み相談 -なにぃ、ロングトーンが辛いって?2018年01月11日 21時30分30秒

生徒:ねぇ先生、ロングトーンやっても息が続かないんだけど、あの練習、要る?
先生:そうねぇ、イスにあぐらかいて座って吹いても、息は続かないでしょうね。
生徒:あぐらダメ?
先生:(お前女子だぞ!)そもそも、ロングトーンってのは息の延ばしっこ、じゃないの。正しい姿勢と、正しい呼吸、それを身に付けることが目的なわけ。
生徒:ふーん。じゃ、あぐらじゃない正しい姿勢、っていうと、正座か。
先生:(坊さんか!)そうじゃなくて、呼吸をするのに無理のない姿勢、ということ。
   ▼座奏ではイスに浅く腰掛ける、立奏では肩幅ぐらいに足を広げる
   ▼肩の力を抜いて、リラックスして、背筋を延ばす
   ▼両方の二の腕が自然に「ハの字」になるように楽器を構える
   ▼左手はしっかりと楽器を固持
   ▼右手はスライドを自由にコントロールできるようにリラックス
   ▼個人の歯や唇の形状に合った無理のない角度に楽器を構える
生徒:ふーん、それが正しい姿勢ね。じゃ、次の、正しい呼吸ってのは。
先生:呼吸には、寝ててもやる「無意識呼吸」と意識して呼吸する「意識呼吸」があって、演奏で大切なのは「意識呼吸」ね。それから、胸郭を広げる「胸式呼吸」と横隔膜を緊張・弛緩させる「腹式呼吸」があって、それを正しく使うことが大事ね。
生徒:な~んか、漢字ばっかりで分かりませ~ん。
先生:まず、あなたみたいに、なんとなくブレスして途中で苦しくなる、ってことがないように、フレーズの長さによって、ブレスの位置やタイミングを意識する、それが「意識呼吸」ね。
生徒:え~、自分の好きなときに呼吸をしちゃダメなの?それってパワハラじゃん。
先生:(無視!)次に大切なのが「腹式呼吸」。腹筋をコントロールして横隔膜を使って呼吸することね。
生徒:ねえ、「肺筋力」って言うくらいだから、肺が伸び縮みするんじゃないの。
先生:(アホか!それを言うなら背筋力)あのね、肺はただの薄い膜で、自分では伸び縮みしないの。呼吸は、横隔膜の動き、胸まわりの動き、でやってるわけ。で、トロンボーンを吹くのに大切な「腹式呼吸」を認識するには、まず、
   ▼腹筋を意識して大きく息を吸う(息を吸って腹がプックリ出る感じ)
   ▼必要な息を吸って一瞬だけ息を止める(腹筋で息をコントロールするため)
   ▼その後、同じ強さ・スピードで息を吐く(空気ソファをギュ~ッと押す感じ)
生徒:えー、それがロングトーンのやり方なの。それってツラ~。
先生:(辛くてもやれい!)本番のステージのいろんな場面を想定してロングトーンを心がけておくのが大事ね。曲の始め、長い休符の後、長い音、ピアニッシモ、フォルテッシモなんかを演奏するときに、それが役に立つから。
生徒:へ~い。じゃ今日からあぐらを止めて、スーパープレーヤー目指すか。バイチャ~。
先生:はい、頑張って~。(スーパープレーヤー?コンビニプレーヤーぐらいじゃない)

明けましておめでとうございます2018年01月02日 14時00分00秒

とりあえず、2018年も、明けましておめでとうございます。

ボントロ女子の悩み相談 -なにぃ、高い音を出したいだって?2017年12月25日 23時23分23秒

生徒:ねぇねぇ先生、高い音を簡単に出せる方法、教えてちゃぶだい。
先生:(ちゃ、ちゃぶだい?!)ふーん、どうして高い音を出したいの?
生徒:どうしてって、先輩け落としてトップ(1st奏者)目指すんだったら、高い音出せないと困るじゃん。
先生:(下克上か!)あのね、ちょっと吹けるようになると、すぐ高い音を出したがるけど、まず大切なのは、音色に対してのイメージを持つことなの。
生徒:音色?へー、赤とか青とか黄色とか。
先生:そうじゃなくて、楽器の音の、明るさ・暗さ、柔らかさ・堅さ、丸い・鋭い、きらびやか・渋い、とかの、音の持つ個性のこと。そして音色こそ、演奏する人が心がけないといけない重要ポイントなの。高い音も低い音も音色あってこそ、なのよ。
生徒:ふーん。じゃ、トロンボーンの音色って、どんなのがあるの。
先生:例えば、
   ▽クラシック:荘厳、華やか、力強い、落ち着いた、まとまりのある
   ▽ジャズ  :エッジの効いた、渋い、まろやか、哀愁のある
   ▽ラテン  :華やか、きらびやか、鋭い、色気のある
生徒:でも、その違いって、どこからくるの?
先生:そこなのよ。
生徒:どこなのよ。
先生:混ぜっ返さない。大きく分けて二つあるわ。
   1.楽器によるもの
    ▽楽器メーカーによる・・・音色の傾向や楽器のランク
    ▽ボア・サイズ(管の太さ)の違い:MS(ミディアムスモール)、M(ミディアム)、L(ラージ)
    ▽マウスピースの構造の違い
    ・リム(ふち):狭い/広い、平ら/丸い
    ・バイト(リムの角)→鋭い/丸い
    ・カップ(内側)→深い/浅い、U型/V型
    ・スロート(カップの喉の部分)→細い/太い
    ・バックボア(筒の部分)→細い/太い
   2.奏者によるもの
    ▽タンギングに対する意識の違い(マルカート型とアクセント型)
    ▽音の終止に対する意識の違い(ピアノ型とオルガン型)
    ▽歯や唇の形状などの個人の身体的違い
生徒:え゛~っ、そんなにいろいろあるの。ヘンタイ、じゃなくて大変、どうすんべえ。
先生:そうね、まずは自分なりのイメージを持つこと。いろんなジャンル、いろんな奏者の演奏を聴いて、この音好き、とか、こんな音出したい、とか思うことね。
生徒:ふ~ん、じゃパパに言って、楽器屋にある楽器全部と、マウスピース全部と、いろんなトロンボーンのCD買ってもらおっと。先生さよなら~。
先生:(・・・こりゃもう一つ、奏者の性格、ってのも追加したほうがいいな・・・)