『モチュウ アンド アケオメ コトヨロ』2021年11月16日 11時11分11秒

<スマホ時代の喪中>

今年近親者が亡くなったこともあり、11月に入り、年賀状欠礼の喪中ハガキを考える時期になった。スマホ時代においても、こういう日本的風習が残っていることを改めて実感する。

喪に服する近親者は、今までの慣習から2親等とされている。親等というのは、本人からみて、上下に繋がる親、子は1親等、それから上下、左右に繋がりが増えるごとに親等が増す。祖父母・兄弟は2親等、甥・姪は3親等となる。

ただ、最近ではそういう風習が薄れているのも事実、孫からすると亡くなったのが祖父、祖母なら2親等だが、孫が年配の場合は社会的な付き合いもあり、喪中ハガキを出すかどうか、悩みどころ。

では、喪中ハガキを出す相手先は?「例年年賀状を送っている先」、とされるが、親戚や、葬儀に参列してくれた職場の関係者には?など、差し出す相手先にもいろいろ気を使うことが多い。

純粋に近親者の死去を悼む、という考え方を基本にすれば、あれこれ悩まなくてもいいのだろうが、ひょっとしたら、現代のスマホ中心社会がそれを妨げている?、そんな気もする時代になりつつある。

そこで本日の一言、
『モチュウ アンド アケオメ コトヨロ』