『古いサウンドは遠くにありて想うもの』2022年09月12日 10時30分30秒

<音色、この捉えがたきもの>

いろんなマウスピースで音色を試しているうちに、ふと、数十年前初めて聴いたJ.J.ジョンソンのレコードを思い出した。

もうレコードは無いし、ネットで探してみるとすぐに見つかったので、その音を聴いてみる、ああ、これが憧れの音色だったっけ。

クリフォード・ブラウンに憧れていた友人と、そのレコードを聴きながら、ああでもない、こうでもないと、ジャズ談義を交わしたものだった。

その友人は、今は体をこわして楽器を握ることが出来ず、自分だけがこうして楽器を手にしているという、数十年後の現実。

音色にこだわる、という感覚を久しぶりに思い出したことだし、もうしばらく悩んだり、迷ったり、を楽しんでみようか。

そこで本日の一言、
『古いサウンドは遠くにありて想うもの』