『器用貧乏暇無し』2024年01月31日 09時09分09秒

<キャバレーバンドマン文化>

キャバレーバンドマンの特色を考えてみたら、それは、

<オールルマイティな演奏の対応力>、ではないか。

・ジャズ、ポップス、ラテン、歌謡曲、演歌の演奏
・ダンス → ジルバ、ルンバ、ワルツ、タンゴの演奏
・歌謡ショーの楽譜の初見演奏
・パッケージショーの勧進帳(多数ページの楽譜)の演奏

それって何?、と言われそうだが、当時のキャバレーバンドでは、これが出来なければ、正メンバーとして雇ってもらえなかった。

そのうえ、劣悪な労働時間(休みは12月31日だけ)、安い給料、劣悪なバンド部屋、劣悪な人間関係(?)、などの中での演奏。

今ではそんな職業も時代とともに消えつつある、けっこうなことだが、一抹の寂しさもあり、この文化、少しは残してもいいのでは、と思う今日この頃。

そこで本日のひと言、
『器用貧乏暇無し』

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