『ブログ書いて、右手バテ気味(みぎてばてぎみ)』2022年01月11日 11時11分11秒

<落語・逆さま談義>

熊:ご隠居、おはようさん。
隠:おや熊さん、おはよう、どうしたい、眠たそうな顔をして。
熊:なに、マークルビーエーつまみに、ケーサの飲み過ぎで。
隠:なんだい、そりゃ、日本語かい。
熊:いやだな隠居、車海老で酒、バンド用語じゃ何でも逆さに言うんだ。
隠:それだったら、ビエマルク、だろ。バンド用語は、男をトコオ、というように、中途半端にひっくり返すからな。
熊:じゃあ、隠居は丸々ひっくり返せるってのかい。
隠:日本には、回文といって、上から読んでも下から読んでも同じ、という言葉遊びがあるな、熊さんも知ってるだろ、新聞紙、トマト、談志が死んだ、とか。長い文で昔から有名なのは、
「長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな、
(なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)」、
これを枕の下に敷いて寝ると、いい初夢が見られるとされたな。
熊:おい、なんか違ってるぜ。
隠:回文では、お→を、は→わ、などや、音便、濁点は許容されることになっている、熊さんもなんか考えてみな。
熊:「まさか、逆さま?(まさかさかさま)」。
隠:なに?
熊:だから、こんなんでいいんだろ。
隠:熊さんもやるな、「意外や意外(いがいやいがい)」。
熊:そういう隠居も、「爺さん天才児(じいさんてんさいじ)」
隠:天才と言えば、将棋の「藤井さん天才自負(ふじいさんてんさいじふ)」、これからの活躍が楽しみだな。
熊:今年は北京五輪だが、コロナ対策に、「予選地区ワクチンせよ(よせんちくわくちんせよ)」。
隠:そういや、去年1万円貸したな、いや「確かに貸した(たしかにかした)」。
熊:すまねえ、「世の中ね、顔かお金か、なのよ(よのなかねかおかおかねかなのよ)」。
隠:また、そんなこと言って、おい、どこに行くんだ。
熊:「すまねえ寝ます(すまねえねます)」。

そこで本日の一言、
『ブログ書いて、右手バテ気味(みぎてばてぎみ)』

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