トロンボーン吹きの憂鬱 by ジェイワン梶原とキャバレーサウンドメーカーズ

＜昭和の鼻レーダーにご用心・２＞

外食でトラブルにあったのは二度、どちらも中国・上海での演奏のときで、滞在最終日に演奏するというとき、突然の下痢が襲ってきた。

腹痛とか嘔吐はないのに、ただただ酷い下痢が続き、ステージの直前までトイレに通い、必死で我慢して、なんとか本番を乗り切った。

当然だが、「現地の水は飲むな」、を守っていたのに、どうやら野菜サラダの水に原因があったようで、メンバー全員が同時に同じ症状に。

こればかりは「昭和の鼻レーダー」でも嗅ぎ分けられず、楽しかるべき中国遠征演奏は、いろんな意味で、教訓と思い出に満ちた旅となった。

そこで本日のひと言、
『渇しても当然の水を飲まず』

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