トロンボーン吹きの憂鬱 by キャバレーサウンドメーカーズ

＜思い出す必要もない事＞

歳をとってくると、物忘れ、思い出せない、は日常茶飯事のことだが、夫婦揃ってそうだと、会話が漫才に近くなってくる。

テレビで大相撲を見ていたら、桟敷席にテレビで見た顔があるので、

「あの、呼び出しさんの横、あれ、あの人じゃない」
「あれ、って？」
「病院関係の」
「お医者さん？」
「ん、と言うか・・・病院・・・、あ、クリニック」
「ああ、なんとかクリニック」
「何クリニックだっけ・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、高須」
「そうそう、♪高須～クリニック」

普段居ない場所で見かけると、顔と名前がなかなか結びつかないが、この件はネットでも話題になったようで。

別に無理に思い出さなくても、ほっとけばいいのだが、なんとか思い出そうとした老夫婦も、けっこう居たかもしれないな。

そこで本日の一言、
『知らぬがほっとけ』