トロンボーン吹きの憂鬱 by ジェイワン梶原とキャバレーサウンドメーカーズ

ほとんどが団塊世代というある会で、曲を演奏してクイズを出すという、音楽クイズをやった。全部で25問ほど作ったが、
古い題材としては、
・この曲の主人公の名前は？－→「ハリマオ」
・この曲は・・・「月光仮面」だが、彼の乗り物は？－→「オートバイ」
新しいところでは、
・この曲は・・・「アンパンマン」だが、彼の弱点は？－→「水に濡れる」
などなど。

で、映画音楽問題で、答えは「ひまわり」、というのをやったところ、一人しか手が挙がらなかった。「ハリマオ」や「月光仮面」は、半分以上、手が挙がったのに。

ある程度解答の予測をして問題を作ったつもりでも、それが実際にはそうはいかない、クイズを出す側の独り善がりがある、ということを実感させられた。

問題を出しても出しても全員正解でも、全員不正解でも、クイズとして成り立たないし、そのうえ面白くないといけない。よく、「こりゃ問題が悪い」などと、クイズ番組批判をしていたが、これからは少しは製作側の苦労も汲んでやることにするか。