トロンボーン吹きの憂鬱 by キャバレーサウンドメーカーズ

＜当今・世相川柳＞

いろんな「〇〇過ぎる」出来事が世間を騒がせている、そんなご時世を、五七五で詠んでみると・・・。

【 高過ぎて　「目黒のさんま」が　笑えない 】
一尾398円では落語と実感の差が・・・。

【 うま過ぎて　ハッと気が付く　詐欺話 】
騙されるのは心の欲・・・。

【 早過ぎて　もう一年後かと　パリ五輪 】
そういえば東京五輪は無観客だった・・・。

【 多過ぎて　機能が使えぬ　スマートフォン 】
ところで、ｉＰｏｎｅ15ってそれまでのと何が違うの？・・・。

【 速過ぎて　内容不明の　漫才師 】
夢路いとし・喜味こいしのゆったり漫才が懐かしい・・・。

【 撮り過ぎて　バエる写真が　出て来ない 】
「映える」に命賭けてます、ってか・・・。

【 アホ過ぎて　神も見放す　地球人 】
あと何年地球はもつのか・・・。

【 酷過ぎて　働き手の来ぬ　運転手 】
2024年問題まであと１年・・・。

【 白過ぎて　マスク外せぬ　口周り 】
年寄りはとにかく外すのが恐いんです・・・。

【 暑過ぎて　嫌いな冬が　好きになり 】
やっばり「徒然草」の言う通り・・・。

【 安過ぎて　職業消滅　バンドマン 】
この給料でメシを食う、は夢物語・・・。

【 下手過ぎて　応用効かぬ　川柳師 】
もっと昔の川柳を応用して川柳を作るつもりだったが・・・。

そこで本日のひと言、
『過ぎたるは　応用が去るごとし』

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