『♪せっせぇ せっせぇ 摂生は~!あなたが思うより健康です!』2022年04月21日 10時10分10秒

<健全な生活を送るために>

バンドマンのように不健康な生活を送っていると、内臓にガタが来ることが多い、そのため普段から注意を払っておくことが肝要となる。

<胃>
酒や煙草よりも、精神的悩みによって痛み出すことが多い、気の弱いバンドマンは、ミストーンを出してもあっけらかんとしていること。

<心臓>
あがり性の人のなかにはステージ前に口から飛び出す人もいる、毛が生えている人もいて、その人にはその傾向が少ない。

<肺>
喫煙のニコチンに耐えるように作られている呼吸のための丈夫な袋、ただし、喫煙の度を過ぎると「♪肺それまでよ~」と言ってダウンする。

<腎臓>
結石を作る臓器、死ぬほどの痛みで人に病気の恐さを思い知らせる。

<肝臓>
酒を止められるのが嫌さに具合が悪くても黙っている人が多い、そのため「沈黙の臓器」と呼ばれている。

バンドマンの皆様、細く長くバンドマン生活を送るために、摂生に気をつけて生活しましょう。

そこで本日の一言、
『♪せっせぇ せっせぇ 摂生は~!あなたが思うより健康です!』

『小説・笠の上の蜘蛛』2022年04月22日 09時45分45秒

<春の風物詩・二題>

朝、カミさんが、「くもがおりてきた」。
蛍光灯を見上げると、笠の上からスーッと糸を引いて、ゴミと見紛うほどの小さな、”蜘蛛が降りてきた”。
古いアパートで、しかも1階ということもあって、寒さが緩むと、蜘蛛が家中を闊歩し始める。季節を感じさせてくれる、春の風物詩。

午後、カミさんが、「くもがおりてきた」。
蛍光灯を見上げても、蜘蛛はいない、え?と思って見遣っているほうを見ると、遠くの山に、”雲が降りてきた”。
あの山に雲が降りると、天気予報を見なくても、もうすぐ雨になることがわかる、季節を感じさせてくれる、春の風物詩。

我が家の”くも”、これ、なんか小説のネタにならんものか。

そこで本日の一言、
『小説・笠の上の蜘蛛』

『過多の荷を下ろす』2022年04月23日 12時12分12秒

<押入れのバッグの山>

演奏の場所まで行くのに、楽器以外の荷物が多いと、それだけで疲れてしまう、なので、いろんな入れ物に入れて運ぶようにしているが・・・。

・リュツク型のカートは、ガラガラと引く音がやかましい
・大き目のショルダーバッグは、入る量が多くて重たい
・小さめのショルダーバッグは、持っていける品物が限られる
・旅行用トランクは、見た目がいかにも大げさ過ぎる

では、いったい何を入れているのかというと、Tbスタンド、楽譜、譜面台、譜面台ライト、パーカッション小物、その他の雑貨、といったところ。

以前は、「楽器に楽譜に譜面台」、と唱えればよく、気軽だった、荷物量の変遷とともに、押入れに眠るバッグも増加している。少し整理するか、バッグも、演奏スタイルも。

そこで本日の一言、
『過多の荷を下ろす』

『キングだ、ムム!』2022年04月24日 11時45分45秒

<人生最後の楽器>

とうとう買ってしまった、キング・トロンボーン3B!

ただし、Yオクの中古で、定価の6分の1の値段、とはいっても、キズもなく、スライドやチューニング管など問題無し、見た目はほぼ新品。

昔、キャバレーでほぼヤーボ(坊や=無給見習い)のころに買ったのがキングで、メンバーのツテで、横須賀の自衛隊音楽隊から購入した。

給料が1万5千円なのに、24万円の価格、現在と違って楽器の情報が手に入らない時代だったので、今思えば、とんでもない買い物だった。

「フナに始まってフナに終る」のように、「キングに始まってキングに終る」、やっと手に入れた最後の楽器、下っ腹にムム!と力を入れて頑張るとするか。

そこで本日の一言、
『キングだ、ムム!』

『前ジャズの覆るは後ジャズの戒め』2022年04月25日 09時50分50秒

<古典にならないために>

以前は、演芸番組の時間になると、ラジオやテレビのスピーカーの前に録音機を置いて、カミさんが子供を叱る声や、鍋のガチャガチャ音といっしょに、落語を録音していた。

落語は大衆演芸、庶民の娯楽だったはず、だが今は、NHK教育番組か、正月特番ぐらいでしか、聴くことがなくなった、それらが元気もなく細切れなのは、原因なのか、結果なのか。

人が何を喜び、何を楽しむのか、「人それぞれ」とはいえ、「大衆」が向かう方向もある、それを見誤るのは演者か、大衆か、ジャズも、その轍を踏んではいけない。

そこで本日の一言、
『前ジャズの覆るは後ジャズの戒め』

『「クイズ!あなたは小学5年生より賢い・・・つもりなの?」』2022年04月26日 10時50分50秒

<思いを文にする難しさ>

昨今、連絡ツールとしてラインが主流になりつつある。ただ、書き込んだ後で、誤解を生むこともあると聞く、よく例で取り上げられるのが、

・「なんで帰ってくるの?」 → なんで帰って来るんだよ、帰って来るな
・「カピバラって可愛くない」 → カピバラって巨大ネズミで気持ち悪い
・「馬鹿だな」 → お前は頭が悪いやつだ

もちろん、本当に言いたいのは、
・「なにで帰ってくるの?バス?タクシー?」
・「カピバラって可愛いね、あなたもそう思わない?」
・「バッカだな~、でもそれも愛嬌、気にするな」

本来の読み解きでなく、真逆や悪意の文に取りかねない人もいる、グループラインなど、複数の人が混在している場合は、特に注意が必要。

物の分かった大人ゆえ物の利害や感情に敏感、ここ数年で使われ始めたライン、だからこそ、大人も小学生と同じように学習すべし、と思う。

そこで本日の一言、
『「クイズ!あなたは小学5年生より賢い・・・つもりなの?」』

『アイ・アム・冒険老年』2022年04月27日 09時39分39秒

<新しい冒険へ>

その昔は、楽器店でトロンボーンのマウスピースをあれこれ選ぶ、ということが出来なかった、そんな時、「バック6 1/2」がいいという情報が。

吹いてみると、なるほど相性もよく、生涯これでいこうと決めて、同じものを数個購入、以来、楽器は代わっても、それを使い回してきた。

それが、近年購入した1937年代の楽器を鳴らせないと悩んでいたところ、友人が少し小さ目のマウスピースを紹介してくれた、これが見事ビンゴ!

この歳になって、マウスピースに自分を合わせるという作業は、不安でもあるが、新しい冒険でもある、老年は老年なりの新しい楽しみが出来た。

そこで本日の一言、
『アイ・アム・冒険老年』

『ひょうたんから困った』2022年04月28日 09時55分55秒

<違ったものを植えたい欲望>

近くのホームセンターに行ってみたら、春の日差しの中、植物の苗がズラリ!

ということで、例年通り、ピーマン、ししとう、ゴーヤの苗を買った、ピーマンもゴーヤも、肥料もやらないのに、近隣にお裾分けするほど実をつける。

それに加え、今年はひょうたんの苗を買ってみた、時代劇の影響なのか、子供の頃から異常にひょうたんに興味があって、つい手が出てしまった。

とはいえ、何を作るというのでもない、以前貰った、ひょうたんの酒徳利を作ってみるのもいいし、小さければ、2個でマラカスを作ってもいいし。

ただ、ひょうたんの種は臭いし、乾かすのが大変だし、使えるまで時間がかかる、困った植物ではある、さて、無事にひょうたん徳利が見られるかどうか。

そこで本日の一言、
『ひょうたんから困った』

『昔々、お爺さんは山へ暇潰しに、お婆さんは川へ命の洗濯に』2022年04月29日 10時10分10秒

<働くことと休むこと>

今日から、10連休の人もいるゴールデンウイークに突入する。

江戸時代はと言えば、曜日もなく、自由業は始業・終業の時間の拘束もなく、店勤めは無給で10年の年季奉公など、連休の認識がない時代。

昭和はと言えば、連休は、祝日と日曜日の2連休と、盆・正月の連休、が一般的で、休むことに引け目を感じる人が多かった時代。

令和と言えば、「業績右肩上がり」と「働き方改革」、つまり「働け」と「働くな」で、連休をどう過ごせばいいのか、働く人を混乱させている時代。

10連休どころか、カミさん共々365連休の身だし、暇潰しに、コロナウイスルのいない山の奥へでも、命の洗濯に出掛けてみるか。

そこで本日の一言、
『昔々、お爺さんは山へ暇潰しに、お婆さんは川へ命の洗濯に』

『(特急)つばめが低く飛ぶと明日は雨』2022年04月30日 14時14分14秒

<第7波はお天気次第?>

「昨日は暑かったな」
「そう、山は火事だんべえ、ってぐらい暑かったでげすな!」
「それにひきかえ、今日は寒いな」
「寒い!なんでも、水族館のペンギンが凍え死んだそうで」
「腹が減ったな」
「もう、ペコペコ、十年飯を食ってないぐらい腹ペコで」
「なんか食いに行こうか」
「行きましょう、行きましょう!」
「なんかつまんないし、止めとくか」
「止めましょう」

落語の旦那と幇間(たいこもち)の会話ではないが、連休初日は雨と風に降り込められ、会話の通りで、一日家の中。

夕方になって、どこかの都市のような「突然のロックダウン」に備えて、食料の買い溜めにスーパーに買い物に出る。

雨の中、ニュースでは列車の混雑の様子が流れている、どうか連休明け、第7波がニュースの主流になりませんように。

そこで本日の一言、
『(特急)つばめが低く飛ぶと明日は雨』