『あたり前田の 暗かった～』 ― 2021年02月19日 10時35分35秒
＜災害対応力は＞
高校に入学してすぐのころの朝礼で、生活指導の先生が言った、
「いいか一年生、水洗トイレの水は自動で止まるんだ、止まらんと思って何回も押して、水を溢れさせる奴がいる」
子供のころ、水道の赤の蛇口のほうは、ただの飾りだった。ひねってもお湯が出るのを見たことがなかった。
子供のころ行った田舎の親戚の家は、20ｍほど離れた場所に風呂小屋にあり、真っ暗な夜道を、提灯を下げて入りに行った。
今、身の回りのトイレも、水道も、風呂も、そんなことを感じさせるものはなくなって、その便利さに慣れてしまっている。
災害の多い昨今、昔の生活経験があるから災害後の生活に対応できる、と思っている、軟弱な自分を鍛えなおさねば。
まずは今晩あたり、蛍光灯を消し、ロウソクを灯して、昔のような暗い夜を過ごしてみるか・・・いや、カミさんが言うだろうな、「なにやってんの！？」
そこで本日の一言、
『あたり前田の 暗かった～』
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