『 2021年あっけなく明っけました 』2021年01月01日 00時40分40秒


明けましておめでとうございます。

2021年が、
このブログをご覧になっている皆様にとって、
私の所属しているバンドのお客様、関係者の皆様にとって、
ひいては私の近親関係にとって、
さらにさがって私の親族と、私個人にとって、

よい年であることを、心から祈念して
新年のご挨拶とさせていただきます。

そこで本日の一言、
『 2021年あっけなく明っけました 』

『 密後の魂 百まで 』2021年01月02日 16時00分00秒

落語【 なすび(改作) 】

えー、あけましておめでとうございます。
昨年は大変な年でしたが、今年はどんな年になるのか、今から戦々恐々でございますが・・・。

「アケオメ、大家さん。ところで、一富士二鷹三なすび、ってえでしょ、ありゃなんです」
「おや熊さん、あけましておめでとう。あれは、駿河の三名産とか、家康の三好物とか、日本三仇討ち、とかいろいろ言われているな」
「”諸説あります”、はいいよ。一富士、二鷹はいいが、三がなすび、てっのが気に入らねえ。なんだってなすび、なんで」
「それは、なすびは”成す日”と言って、昔から縁起がいい野菜だからだな」
「ふーん、成す日ね。じゃあ、縁起がよければ、三番目はキュウリでもいいわけだ」
「ああ、キュウリ・・・あれは水分が多い、あれ一本で旅人が九里歩ける、縁起のいい野菜だからな」
「へー、じゃ三番目は白菜、ってのはどうです」
「あれは、百歳まで長生きをするように、それがなまって白菜になった、縁起がいいな」
「”ひゃくさい”が”白菜”?じゃ、大根は?」
「ダイコンは、ダイ・・大、コン・・魂、たましいを大きくしてくれる野菜だ」
「ふーん、じゃ人参は?一富士二鷹三人参、ってのは」
「人参は日本人、ニホンジンに愛される野菜だ、それがホがなくなってニンジンになって、縁起がいい」
「なんで、ホがなくなったんです?」
「ニンジンに穂があるか、バカ!」
「バカはひどいね、じゃ里芋は?」
「さといも?サッと胃も、元気になる」
「だんだん怪しくなってきたな、じゃ三番目の野菜に・・」
「おいおい、三番目ばかり聞くんじゃない」
「なんでです?」
「2021年も、”三密”は避けないと」

そこで本日の一言、
『 密後の魂 百まで 』

『 頭隠して 支離滅裂 』2021年01月03日 11時30分30秒


昨年は、誰もが予想しなかった事が起きたように、このご時勢、何が起きるかわからない。そこで、2021年に起きるかもしれない想定外の出来事を予想してみた。

1.コハクからDNAを取り出して恐竜が復活する、という「ジュラシック・パーク」の実験が現実となり、その恐竜が東京ディズニーランドで初披露される。

2.ロケットで宇宙に行くことが簡単になる。地球の重力を操作することが可能となり、わずかな燃料で無重力空間へ行けるようになるからだ。

3.ナウい、イカす、カッチョいい、などの言葉を生み出した団塊世代が、突如健康管理に目覚め、医療費用が大幅に削減される。

4.退職したアメリカ某大統領が、「俺は愛の伝道師だ」と名乗って、あちこちでトランプマジックを披露して歩くのが目撃される。

5.散々な国際対応をしていた各国の首脳たちが、ある日突然、「♪We are the world」を、あらゆる国々の共通国歌にしよう、と動き出す。

以上、2021年に起きるかもしれない出来事を予想してみた。願わくば現実になって欲しいものだ。

・・・おや?この五つの項目の、頭の文字を続けて読んでみると・・・おお、これは奇跡かもしれない!

そこで本日の一言、
『 頭隠して 支離滅裂 』

『 油断大敵 菌がほうぼう 』2021年01月04日 11時59分59秒


初夢というのは、正月1日の夜見る夢だとか、2日の夜だとか言われている。また、夢は正夢とも、逆夢言われるが・・・。

仕事で使う軽トラックの調子が悪いので、修理屋に見せると、「車輪が楕円形になってます」と言う。修理にどれぐらいかかるかと訊くと、9380円と言う。

「それは高い」、と言ったところで目が覚めた・・・あまり楽しい夢ではない。が、さほど縁起の悪い夢でもないような気はする。

落語の『ねずみ穴』のオチは、「夢は土蔵の疲れだ」。これは、元のことわざの「夢は五臓の疲れ」をもじったもの、だが。

暮れから正月三が日まで、4日間飲んでいた。昨年ほどの大酒盛りはしなかったが、それでもさすがに五臓が疲れたのだろう。

五臓とは、カン・シン・ヒ・ハイ・ジン、つまり肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓、とのこと。どれが疲れても、夢見は悪そうだ。

さあ、三が日を過ぎた、生活の”時を元に戻そう”。コロナ菌の奴には時間の観念はない。用心することは2020年と変わりない。

そこで本日の一言、
『 油断大敵 菌がほうぼう 』

『 その辞書は落丁です 』2021年01月05日 10時30分30秒


「油断大敵火がぼうぼう」の”ぼうぼう”は、火が燃える”ぼうぼう”ではなく、”亡亡”で「消えること」、というコピペの解説がネットのあちこちに。

しかし、茫々という言葉はあるが意味が異なり、亡亡(亡々)という言葉が、辞書にも漢字字典を探しても見当たらず、なんとなく釈然としない。

他方、年賀状で使おうと、「鶏頭となるも牛後となるなかれ」という言葉を探したら、「鶏頭」ではなく「鶏口」というコピペの解説があちこちに。

こちらは、「鶏頭」は植物で、格言の場合は「鶏口となるも~」と、辞書を調べると載っている。こちらは自分の早合点ということで、腑に落ちた。

ネット情報は、使い方次第で毒にも薬にもなる。参考にはするが鵜呑みにはしない、それを肝に銘じて、今年はもっと辞書を使おう。

そこで本日の一言、
余の辞書に不可能という文字は無い?『 その辞書は落丁です 』

『 目には目薬を 歯には歯ブラシを 』2021年01月06日 10時15分15秒

歳のせいで、それに輪をかけて、コロナのせいで、日々目の疲れが激しい。

・歩く機会が減るにつれて、テレビを見る機会が増える→目が疲れる。
・一日のうちかなりの時間をパソコンの前で過ごす→目が疲れる。
・ラインでのやり取りが多くスマホを見る機会が増す→目が疲れる。

ということで、カミさんと、目にいいものは、という話になった。

「緑を見るのが目にいいとか言うけど、ほんとかいな」
するとカミさんが、「金(ゴールド)が目にいいらしい」
「へー、そんなん」
「そうだ、メガネの縁を、金にしたらいいんやない」
「そうね・・・いや?、それやったら、自分には、金は見えんやろ」
「・・・あ、そうか、相手の人の目にいいだけか、ハハハ」
(こりゃ、頭も気を付けないといかん・・・)

よく噛んで食べると脳の活性化にいいらしい。これからは、目にも、歯にも、気を付けないといかん。

そこで本日の一言、
『 目には目薬を 歯には歯ブラシを 』

『♪セブン、セブン、セブン、多分、気分、自分!』2021年01月07日 13時50分50秒

(猫、小鳥を狙うの図)

今日は正月七日ということで、カミさんが七草粥を作った。ところで、七という数はいろんな場面で使われている。

・吉事では、七福神、七賢人、七夕、お七夜、七五三、など。
・凶事では、七転八倒、七面倒臭い、初七日、など。
・吉凶関係ないのは、七輪、七宝焼き、七並べ、七味唐辛子、など。

七五調というのもある。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草」と、七五調で唱えるよう教えられた。

ほかに、頑張るときは「七転び八起き」、頼むときは「七重の膝を八重に折る」、物が紛失したときは「七度探して人を疑え」。

「七十にして心の欲する所に従って 矩を 踰えず」、というのもある。つまり、「好き放題にアドリブをやっても外さない」の意味。

七十代だし、今年は年男でもあるし、多分に気分屋の自分を改め、このを境地を目指したいもの。

そこで本日の一言、
『 ♪セブン、セブン、セブン、多分、気分、自分! 』

『 一年の”K”は 元旦にあり 』2021年01月08日 10時40分40秒


「かきくけこ」を頭にして、コロナに関する”あいうえお作文”を作ってみた。

【 コロナ対策に物申す 】
か・・・感染拡大 止まらずに
き・・・緊急事態を 宣言し
く・・・苦悩の対応 押し付けて
け・・・警戒態勢 続けさせ
こ・・・国民生活 どう守る

【 日々の暮らしやいかに 】
か・・・カラオケ行かずに 家飲みし
き・・・近所の散歩も 止めにして
く・・・来る日も来る日も 家の中
け・・・健康大事と 言うけれど
こ・・・これじゃ心が 参ります

【 バンドマンの悲哀 】
か・・・楽器の練習 したいけど
き・・・近所の迷惑 考えて
く・・・車の中でと 思ったが
け・・・けっこう狭くて 耐えられぬ
こ・・・困った楽器だ トロンボーン

【 明日に希望を 】
か・・・環境きれいに 整えて
き・・・きちんと除菌と マスクして
く・・・空気もたびたび 入れ替えて
け・・・今朝も体温 チェックする
こ・・・これがコロナを 避ける道

そういえば、「かきくけこ」は、Kを頭文字にする。

そこで本日の一言、
『 一年の”K”は 元旦にあり 』

『 病いは金管から 』2021年01月09日 14時14分14秒


<トロンポーン奏者が発症する病気について>

定期的に練習をしていないと、金管楽器奏者は様々な病気を発症する。以下にその病名と症状を記す。

【 プスプス病 】
唇を震わせて音を出す金管楽器は、練習不足により唇のフレキシビリティ(柔軟性)が減少する。それにより、フレーズが「ラララ~プスッ、ラララ~、プスプス(汗)」、となってしまう症状。

【 フメンヨメン病 】
トロンボーンの楽譜はヘ音記号で記されるが、特にジャズの譜面はいくら高音でも、五線の上に加線して表す。その加線を「え~っと(汗)・・・」と、数えないと読めなくなる症状。

【 オンカンドンカン病 】
金管楽器は、同じ位置でも異なる音(倍音という)が出る。練習不足によって音感が鈍感になり、「この位置ではどの音が?(汗)」と、分からなくなってしまう症状。

【 オモタイオモタイ病 】
久しぶりに練習すると、楽器を操作する動きや、楽器そのものが、「なんか、重たい重たい(汗)」と、感じてしまう症状。

【 ドコドコ病 】
合奏の際に、曲の速いテンポに付いていけなくなって、どこを演奏しているのか分からなくなり「今、ドコドコ(汗)」と、隣の人に助けを求める症状。

これらの症状は、日々練習を繰り返すことによって回復する。ただ恐ろしいのは、これらにははっきりとした自覚症状がないこと。

さらに「俺の若いころは~」と、過去の栄光を発言をするようになったら末期症状なので、手遅れになる前に練習に励まれたい。

(※ なお以上は全て自省の文章であることを付記する)

そこで本日の一言、
『 病いは金管から 』

『 人間は考える”悪し”である 』2021年01月10日 15時15分15秒


今年の目標を定めるにあたって、参考にしようと、過去の名言を拾い集めてみた。

【失敗の繰り返しが濃いジャズを作る】

【酒と博打と女がジャズを作った、だから、教育で使っているジャズは残念だがジャズではない】

【基礎練習はジャズにだって不可欠だ、だって、ドリブルの出来ないサッカー選手なんていないだろ】

【後戻りしてもかまわない、人生は思ったほど長くないと分かっていれば】

【コンテストの後、聴きたいのが自分よりレベルが上の奏者か、下の奏者かで、アマチュア奏者の未来は決まる】

【器械で練習するのに反対はしない、正確だし疲れもしない、もっとも、育てもしないがね】

【練習とおしゃべりは同時には出来ない、だから、しゃべるのか?】

どれも今年の目標となるものではないようだ。もう少し考えよう・・・と言いつつ、いつもなかなか決まらない・・・。

そこで本日の一言、
『 人間は考える”悪し”である 』