「こりゃイカン!」と思う感覚 ― 2020年07月13日 12時55分55秒
子供のころ、近くの川が溢れて、住んでいた社宅全部数十軒が、床上浸水したことがある。まだ汲み取り式トイレの時代だったから、不衛生極まりないのに、泳ごうとして親に叱られた。
子供が出来たころの家賃7500円のボロ家では、台風のたびに、家が倒れる恐怖を感じ、ガラス戸がたわみ、雨漏りの音が神経に響き、塀が全部倒れ、朝には通行人から家中が丸見えだった。
その頃の災害情報は天気予報ぐらいで、あとは空や雲を見て自分で判断するしかなかったが、現在は、テレビなどでこと細かに情報が流される。いいことではあるが、自己の判断力、も必要なのでは。
「こりゃイカン!」と思う感覚が、この災害の多発する時代、現代人は鈍くなりつつあるのではないか。以前、喫茶店のキッチンで火災が起きたのに、客はノンビリ座ったまま、ということがあった(自分もその一人)。
そこで本日の教訓、『天災は忘れた頃にやって来る』というが、最近は、
【 天災は忘れる暇もなくやって来る 】

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