熊さん流「年の瀬・狂歌」2019年11月21日 18時48分48秒


熊さん流「年の瀬・狂歌」

ご隠居:年の瀬が近いが、どうなんだ熊さん、お前ん家の景気は。
熊さん :そりゃもう、右肩上がりで。
隠:ほう、いいじゃないか。
熊:それがね、
『左手に 重い借金ぶら下げて うちの家計は 右肩上がり』
隠:片方下がっての右肩上がり、か、あいかわらずの貧乏暮らしだな。
熊:なあに、
『貧乏を してもここらは富の(富野)町 延命寺の金(鐘)の 唸るのを聞く』
隠:気持ちだけは立派だな。そういえば、今年の忠臣蔵は「決算!忠臣蔵」」だそうだ、赤穂浪士も金には苦労したんだな。
熊:それも、気の持ちようで、
『討ち入りに むけた暮らしに  風情あり 質の流れに 借金の山』
隠:山水か。とにかく、今年もあとわずか、ちゃんと稼ぐんだぞ。
熊:なあに、大丈夫だ、
『植木屋で カネの生る木を 手に入れて・・・』
隠:カネの生る木?、で、どうなった。
熊:「実を取るところで 目が覚めた』
隠:それじゃだめじゃないか。
熊:なに、これがホントの、キの持ちよう、だ。