『梅雨の月があって白い花(山頭火)』2023年06月20日 10時45分45秒

<分かりやすい慣用句(2)>

【 上を下への大騒ぎ 】
6月半ばで、阪神がトップでヤクリトが下位に沈んでいるように、上と下がひっくり返って大騒ぎになっていること。
※近年は、「上へ下への~」、「上や下への~」、などの誤用が本筋になりつつある。

【 雨後の筍(たけのこ) 】
ある出来事をきっかけにして多くの物や事が輩出すること、SNSをきっかけに、にわか映像クリエーターがネット上に溢れているようなこと。

【 牛の歩み 】
進み方が遅いことのたとえ、牛歩とも。しかし牛は時速20Kmほどで走ることが出来るので、国会議事堂でときどき見られる「牛歩戦術」は、全くもって牛に失礼な名称。

【 江戸の敵(かたき)を長崎で討つ 】
意外な場所で以前受けたことへの仕返しをすること。中央党本部の推薦を受けられなかった地方候補者が、推薦を受けた候補者を大差で破るようなこと。

【 縁起(えんぎ)を担(かつ)ぐ 】
「ルーティーンを行う」の古い言い方。過去の善い例に従った行動をとり、それ以外の行動を避ける保守的な行為のこと。

そこで梅雨の晴れ間の本日の一言、
『梅雨の月があって白い花(山頭火)』

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