教則本を捜して三千里?2015年11月12日 23時59分59秒

生徒さんから頼まれた教則本が、ウェブマーケットを捜しても、楽器店に行っても、どこにもない。なんで~、と思ってネットを見ていたら、廃版になった、との書き込みがあった。

基本の音出し、それほどしつこくない音階練習、そこそこそのタンギング練習、そして一番のポイントが、さまざまな調でさまざまなメロディが、それも重複することなくあること。

同じメロディを調を変えて繰り返す、という教則本をよく見かける。それも悪くはないが、どうしても飽きてしまう。その点、違うメロディだと、その調での階名を覚えられるのがいい。

いわゆる「移動ド」は、自分がハーモニーの中の何の音を出しているのか、を理解するのに役に立つ。しかし、それを理解してもらうのに、四苦八苦する。そのための教則本が欲しい・・・。