電話の鳴り方が違う時・・・2010年03月01日 12時57分57秒

電話のベルの鳴り方は同じはずなのに、普通に聞こえる時と、鳴ったとたんドキッとする時とがあります。そして、その内容に関しては、普通の知らせの時と、よくない知らせの時と。マトリックスにしてみると、

1.普通に聞こえ、普通の知らせ・・・「ああ、そうですか」
2.ドキッと聞こえ、普通の知らせ・・・「ああ、びっくりした、で、なに」
3.普通に聞こえ、よくない知らせ・・・「エーッ!まさか・・・」
4.ドキッと聞こえ、よくない知らせ・・・「えー、やっぱり・・・」

ここ数日、バンドの件で、3と4のパターンが続きました。どちらも辛いですが、特に3は、ショックが大きい。今日から春と呼べる月に入りましたが、人間の営みは、自然の季節とは別の春夏秋冬で、経過していくようです。

「自分の人生だけは、いつまでも春」、みたいな気になっていないか?ここしばらく練習がユルくなっていないか?自省の3月スタート、になりました・・・。

キャバレーバンドマンの血(?)2010年03月04日 12時51分51秒

先日、ある催しでのニュースカイラークの演奏の最後で、チェーサー(締めの追出し曲)をやったところ、楽しいハプニングが。8小節のテーマを繰り返したあとのエンディングの部分が、予想外のアッチェレランド(だんだん速く)に。

確かに、キャバレー時代そうやったこともあったけど、まさか、30年ぶりに人前でやって、それが出てくるとは。お客様が盛り上がったのは言うまでもなく、うまい具合にアンコールにつながりました。元キャバレーバンドマンの血、恐るべし・・・。

ハプニングのほかにも、イッパツ本番での馬鹿力、じゃなくて底力など、やはり、ニュースカイラークにはステージが似合います。3月に入って、少しずつですが、仕事の話が舞い込んで来るようになりましたし、これからの活動が楽しみです。

ところで、2006年2月にスタートしたこのブログも、丸4年が経過して5年目に突入しました。そろそろマンネリの臭い?とは言え、今流行りのツイッターとやらには興味もなし、ということで、もう少し続けてみることにしましょうか。

手作りいろいろ・・・2010年03月08日 12時59分59秒

(白い線を加えると平面の円が立体的に見える錯視です)

先日、年賀状の残り25枚を郵便局に持っていったら、普通のハガキに交換してもらえました。せっかくなので、手作りの「季節のお便り」、でも書こうか、なんせ最近は、メールばっかりなんで。

先日、ニュースカイラークのコンサートの時に、メンバーの一人が手作りの「愛情弁当」を差入れしてくれました。せっかくなので、全員で美味し~く頂きました。なんせ最近は、弁当といえばコンビニばっかりなんで。

先日、楽譜書き専用にと思い、レーザープリンタを買いました。キャッシュバック含めて一万円弱。せっかくなので、手作りの「Tb曲集」、でも作って、若い人とやろうか。なんせ最近は、引きこもってばっかりなんで。

先日、酒造りの会の新酒が手元に届きました。今年は例年になく良い出来上がりです。せっかくなので、手作りの「新酒を味わう宴」、でも開こうか。なんせ最近は、安酒・安つまみ、ばっかりなんで・・・・・。

アラキーとアラカンの会話2010年03月11日 12時51分51秒

ある日の、ニュースカイラークメンバー同士の会話。

「近頃の音楽の教科書には、どんな歌がのっとると?」
「さあ。以前は『送る言葉』とか、『翼を下さい』とか、のってたらしいけど・・・」
「?知らんな。春は名のみの~、とか、今頃の子供は知っとると?」
「さあ。俺ぐらいまでなら知ってるけど、今の子供はたぶん知らんでしょうね・・・」

かたやアラキー(=アラウンド喜寿)、かたやアラカン(=アラウンド還暦)、そして話題が「平成の子供音楽事情」、とくれば、まるで話がかみ合いません。会話はそこであっけなくジ・エンド。

ところで、昨日は春の忘れ雪、どころか、この冬一番のドカ雪。つい「春は名のみの~」、というメロディーを心に浮かべてしまいましたが、さて、平成の子供たちの心には、いったいどんなメロディーが流れたのやら・・・。

名人は上手の坂をひと登り2010年03月15日 12時53分53秒

円生さんの落語の中に、こういう話が出てきます。
よく「あの人は名人だ」なんてぇことを言いますが、本当の「名人」というのは、そう居るもんじゃない。『名人は上手の坂をひと登り』というぐらいで、そりゃあ、名人とただの上手では、格段の差があります・・・

ちょっと「上手」とか言われていい気になっていると、とんでもないしっぺ返しを喰う、ましてや、「上手」にも達していない分際で手を抜いた練習をしているようじゃ、先行き見込みはない、という厳しい意味が込められています・・・

・・・というのが、先日、あるライブのお手伝いに行って、初見の楽譜でソロをやった後の感想です。自己採点80点・・・。100点以外は0点のつもりでやらないと、結局は自分自身が後味の悪い思いをするだけ、と分かっているのに・・・。

ということで、まっさらだった12ヶ月カレンダーも、1月、2月が消され、はや3月も半ば。しかし、逆に言えば、まだ3月半ば。年に何度でもリ・スタートしましょう。なんせ、今年のスローガンは「思い立ったが吉日」、だったし。

生涯現役の源、健康2010年03月18日 12時51分51秒

二葉百合子さんが引退されるというニュースを見ました。「元気なうちだからこそ、引退を」とのこと。そういえば、かなり前のことですが、大きなホテルのディナーショーで、元日から数日間、バックバンドでトロンボーンを吹いたことがあります。

静まり返った会場に、おなじみ「岸壁の母」の、『港の名前は舞鶴なのに・・・』、というセリフが流れる中、それにからんで無伴奏で、ゆったりとしたファンファーレを吹いたのを覚えています。お年は78歳とか。

それに比べて、年齢の近い遠いにかかわらず、ニュースカイラークのメンバーは、引退なんて、まだまだ先の話。というか、元気なのに引退とはとんでもない、生涯現役でいて、生活費を稼がにゃならん、というのが現実か・・・。

実はメンバーの一人がクモ膜下で入院中。いろんな面で大変だったことが積もり積もって、とのこと。一日も早い復帰を目指してリハビリ中です。なんにしろ、全ての源は健康にあり。
古いギャグですが、
「健康と金とどっちを取るか、といえば、もちろん健康!・・・で、あとからこそっと金も」の精神で・・・。

やっと春の兆しが・・・2010年03月22日 23時59分59秒

今日22日は、山口・湯本温泉白木屋での、「長門ロータリークラブ50周年記念パーティー」で、ニュースカイラークの演奏をご披露してきました。賑やかなパーティーをさらに盛り上げるお手伝いでした。

午後1時ぐらいに北九州を出発しましたが、連休の最後の日ということもあって、途中の観光地はそこそこの賑わいでした。時間の関係でメンバーは残念ながら、行楽を楽しむというわけにはいきませんでしたが。

で、気もそぞろだったのが、途中の道沿いや川沿いの桜が、そろそろ咲き始めていて、例年より早めに満開を迎えそうだったこと。毎年恒例の花見、今年はどこにしようか・・・と、まだ考えがまとまっていないのに、そんなに急いで咲かないで欲しい。

庶民にとっての春の到来は、やはり花見をやってこそ。特に弱者に対して、長く辛かった今年の冬、せめて春の実感ぐらいは、じっくり味あわせて欲しいものです。

安っさんのお見舞いに2010年03月25日 12時53分53秒

このブログにも書きましたが、ニュースカイラークのベーシスト「安っさん」が、2月下旬に、くも膜下出血で倒れました。一ヶ月経ち、一般病棟に移ったとのことで、先日お見舞いに行ってきました。

幸い、後遺症などの心配はないそうで、本人の口からは「寿司喰いてぇ、酒飲みてぇ、ベース弾きてぇ」と、バンドマンらしい発言で、とりあえず一安心。ただし、復帰にはもうしばらくかかりそう、とのこと。

困ったのは、ニュースカイラークはフルバンドのように楽譜があって、且つコンボ形式のメモリー演奏もあり、というバンドなので、その両方こなせるトラ(エキストラ)が、おいそれとは見つからないこと(今年はトラ年だというのに)。

しかしまあ、考えてみれば、メンバー全員(一人を除いて)がクラッシックカーのようなもので、代わりの車もなければ、取り替え部品もない、というのが実情。このことを自覚していないと、先の演奏依頼が受けられない。改めて、「皆さん、健康に気をつけましょう、自分のため、そしてバンドのため」

春の風景、あれこれ2010年03月29日 12時56分56秒

なかなか暖かくならないのに、開花宣言、満開宣言だけが、どんどん先行しています、焦る~ (^_^;) ・・・と言ったら、「なんで?」と聞かれました。えー、だって、花見をしないで春を迎える、なんて、考えられないでしょ。

近場の公園の、満開の桜の木の下で、こじんまりした弁当を広げ、発泡酒と日本酒の小瓶で一杯・・・年に一度のこの贅沢を、せめて、暖かい日差しの下で、楽しまさせてもらいたい。おい桜、暖かくないのに、満開になるんじゃな~い。

暖かくならないせいで山に実が少ないのか、家の近くのキンカンの実を狙って、野鳥が頻繁に姿を見せます。それをまた、近所のノラ猫が、ものかげから狙っています。それを見たうちのカミさんが一言、「あれって、『食物連鎖』よね」・・・ウーン、そうきたか。

てなことで、ニュースカイラークは昨日の「防府ジャズ屋」ライブが終わり、しばらくはお仕事がありません。ってことは、一転、ヤケ花見か・・・・。