ホントにホントの、松茸嫌い!?2008年11月10日 12時52分52秒

負け惜しみでなく、本当に松茸が嫌いです。

もう十数年も前のこと、何処かで出された、「人工の香り付き松茸の吸い物」で、一週間、気分の悪い思いをしました。それ以来、本物もダメです(もっとも、それも本物でなく、人工香かもしれませんが)。

巷では「グルメ食」と「ファストフード」の2種類しかないみたいに、テレビ、雑誌などで喧伝しています。しかし、食べ物は、骨となり、血となり、肉となり、エネルギーとなり、最終的には人間そのものを構成する大元となるもの。いったい人工香の松茸の必要性とは?

人工、模造品から、ついには産地偽装、異物混入に到っては、もはや「人間の品格の終焉」か。昨今の食品騒動は、「うまい・まずい」、「高い・安い」、の観点よりもっと大事なものがある事を忘れた報い、なのかもしれません。

ちなみに私の母は「山奥の松茸の生えている秘密の場所」を子供に伝える前に急死してしまいました。もし教わっていたら、松茸嫌いにならなかったかも・・・。

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