寝た子を起こさないで?2007年03月01日 13時35分50秒

(糸杉)

やっと3月です、少々寒くても「春が来た!」という気分になります。(もっとも、暖冬のせいで、喜びは例年の半分ぐらいですが。)
楽器を演奏するのも、気持ちが開放的になるような気がします。

その一方で、春は眠たい・・zzz・・。食事の後いつの間にか寝ていたり、JRの駅をもうちょっとで乗り過ごしそうになったり。

3月6日(火)は、ニュースカイラークのカサブランカ定期ライブです。もし、演奏中に、瞑想しているメンバーを見かけても、そっとしておいてください。ひょっとしたら、寝ている・・・のかもしれませんから。

芽吹きの季節2007年03月05日 12時35分35秒

(残雪)

4日は、春というより初夏の陽気だったので、缶ビールとつまみを買い込んで、近くの「大谷池」、という貯水池へ散歩に。池のほとりの喫茶店に入ったら、なんとベースのM.Iさんが先客で食事中でした。

ちょっと話して、池の上流をブラリ歩いてみると、昔の川魚料理の店は廃家、「上の池」も立ち入り禁止、「下の池」も、周囲を全て金網で囲んであり、すっかり様変わりしていました。んー、ちょっと寂しい・・・。

帰りに、菜の花やレモンの木などの写真を撮りながら、住宅地をウロウロ(どう見ても怪しいおっさん?)して帰宅。

「3月の忘れ雪」からは縁遠い、いい散歩日和だったけど、雪じゃなくて、ナンか別のこと、忘れてない?・・・・・・あ!ビール飲むの忘れた!!!

男ってのは、ホント・・・2007年03月08日 12時15分00秒

(ローリング錯視です、ゆっくり回転しているように見えませんか)

6日のカサブランカでのライブの日は、極寒でした!皆さん、まだまだ、油断禁物です。その寒い中、来て頂いたお客様、ありがとうございました。

前回の「大谷池」のブログを見た方と話していて、川淀ホテルの名前が出ました。そうそう、あの近くに、あったあった。キャバレーのショーの、タレントさんの泊まるホテルでした。なんでも、友だちがそのホテルの息子で、いっしょに風呂場を覗きに行ったとか。けしからんこってす。

と言うものの、「月世界」で吹いていたころ、ホステスさんとバンドで、一緒に海水浴に行った時、ベニヤ板で囲っただけの女子更衣室を、バンド全員で、必死になって覗いたのを、ふと思い出しました。今そんなことをやれば、即、セクラハだと大騒ぎになるところ。(え、昔も同じだ?スミマセン)

男というのは、ホント、バカ、ですね~。

ライブのひそかな楽しみ2007年03月12日 13時00分00秒

(猫の鈴)

昨日は「どどんぱ山田カルテット」の、北九州市小倉南区東横代「えべす屋」でのライブでした。ここは、元自衛官の方が経営するお店です。

店内は広々していて、ゆったりと食事がとれます。備え付けのステージがあるので、バンドも演奏に専念できますし、バンド用の控え室まであります。なかなか、こういう恵まれた環境のライブハウスはありません。

中には、ステージが極端に狭かったり、楽器ケースを置くスペースもないライブハウスもあります。でも、楽器を演奏する側から言えば、それも、ライブの一環です。

楽器のセッティングが終わって、近くの喫茶店でダベりながら打ち合わせしたり、うらぶれた食堂でアルコールを補給したり、演奏が終わった後、お店のご好意で食事をよばれたり。それもライブの、ひそかな楽しみの一つです。

お店の方の熱意は、店の広さや環境に関係なく、演奏する側には伝わってきます。それに応えられるような演奏をしなくては、と、気持ちを新たにした「どどんぱ山田カルテット」でありました。

花見の歴史的珍事?2007年03月15日 12時30分00秒

(くじらのジャンプ)

気象庁の「早過ぎる開花予想日」は、コンピュータのデータミスとか。まさに春の珍事ですが、イベント屋さん、パンフレットの印刷会社など、花見関係の業者が、あちこちで迷惑を被っているようです。

「花見、行ったってぇじゃねえか。どうだったい」
「そりゃもう大変!人でごった返すわ、ほこりっぽくて弁当はジャリジャリするわ、ひでえ目にあった」
「ふーん、そうかい。で、花はどうだった?」
「花?花は・・・咲いてた、かな?」

こんなノ~ンビリした、落語の世界程度の開花予想で十分だと思うんですが、これも時代でしょうかねえ。

ニュースカイラーク、次の出番は18日夜。去年のあじさい祭、花火大会以来の、若松での演奏です。さて、どんな珍事が待っている(?)か、楽しみです。

バンドマン気質?2007年03月19日 12時10分00秒

(花キャベツ)

若松のコンサートは、レギュラー8人に、前回涙のお別れをした(?)御子柴さん、トランペットの「とらぺた」くん、地元のアルトサックスの方、が加わって賑やかなステージになりました。

ところで、ニュースカイラークのコンサートでは、アンコールの「黄昏のビギン」で、客席三方、右、左、中、にお辞儀をするのが恒例になっています。昔は、無愛想なのがバンドマン気質だ、みたいな風潮があったし、ちょっと古臭い気もするし、ということで、実は少し気恥ずかしい。

でも、ニュースカイラークが多くの方に支えられて、ここまで生き延びてきたことを思うと、気恥ずかしいなどと言っておれません!それに、ファンの方の中には、楽しみにしている方もいらっしゃるようですし。

ニュースカイラークの持つバンドマンのオイニ(=臭い、クサい個性)と、スマートなステージ、まるで、水と油を混ぜるような作業ですが、もっと自然な笑顔(^_^;)で出来るよう、頑張らなくっては・・・

小朝師匠を聞きに行く2007年03月22日 20時53分35秒

(海かたつむり)

18日の佐賀「くーぷらん」のライブは、「彼岸の中日で客が来ない」「選挙がらみで勧誘しづらい」などの事前情報が飛び交っていましたが、ふたを開けてみれば、超満員、予想以上の大盛況でした!また、ピアノの森山さんが次から次へと紡ぎ出す映画音楽のメロディーに、お客様から店の方まで、感激の面持ちで聞き入っていました。

(佐賀に出発する直前に「森口リーダーがまた手術」のニュースが入ったのが気掛かりです)

さて、15日(木)は、急に「春風亭小朝独演会」のチケットが手に入って、天神の「都久志会館」へ。前半は一人芝居風ネタ2題。後半は「居酒屋」新作版風。もちろん、声量と滑舌、ネタのアイデアと無理の無さ、など全てにおいて、当代トップクラスの噺を堪能させていただきました。

でも、漫才ブームと共栄する上方落語界と比べ、天才落語家がキラ星のごとくだった昭和を思うと隔世の感がある今の東京落語界。その中で一人気を吐き、新しい落語を模索する姿は、「孤軍奮闘」の感がなきにしもあらず、と感じるのは私だけ?

バンドマンと刺身醤油の関係2007年03月26日 16時00分30秒

(落語・死神)

先日、佐賀のライブの時、以前バンド付き合いのあった方から夕食をご馳走になりました。本番前なので酒は控え目にして、刺身盛り合わせ、お寿司など豪華な料理を頂きました・・・が。

いざ本番、の最中に「ん、唇が痛い・・」それも、じわじわと。なんで?・・・あ、刺身醤油!

2日前にも演奏して唇が荒れていることろに、いつも食べつけない高価な刺身と寿司に目がくらんで、唇にも、たっぷりの刺身醤油が!

いつも本番前は、カレーなど辛いものは控えているのに、なんたる不覚!結局、大きなミストーン無しで済みましたが、せっかくのご好意を無にするところでした。

もし、寿司や刺身を、唇に触れないよう変な食べ方をしている人を見かけても、笑わないでください。きっとその人は、本番前の管楽器奏者ですから・・・・・。

桜が咲くと焦る性格って・・・2007年03月29日 12時20分00秒

(つくし)

公園や川辺の桜がそろそろ咲き始めました。
この頃になると、なぜか焦ります。この焦りの感覚はいったい何なのか。

・冬が去り春が来たことを早く実感したい、という焦りか
・見ないうちに散るかも、という焦りか
・人が浮かれているのに取り残される~、という焦りか
・全部の大学に落ちて「サクラサク」の電報を貰ったことがない、という焦りか
・これが人生最後の桜になるかも、という焦りか
・先祖からの「桜をめでる心」を引き継がなければ、という焦りか

こんな感覚を抱くのは、古来から桜の花に特別の思いを込めてきた「日本人の血」なんでしょうか。それとも、単に落ち着きのない性格のせい?

桜の咲き乱れる京都に、桜のないお寺があった。
そこの住職に、
「ここは、桜がないんですね」
と言うと、住職は、
「あれは、アホの見るもんじゃ」

アホは分かってます、でも、やっぱり桜を実感したい春です。