『弱き者、汝の名は人間なり』2023年02月01日 10時55分55秒

<強きを助け弱きを挫く?>

朝、ピーッという鳥の鳴き声が聞こえる、「やれやれ、朝から催促かい」と外に出て、ベランダ外の木の枝にミカンの半切りを刺す。

催促した二羽のヒヨドリのうち、一羽が高い枝で見張りをして、もう一羽がミカンをついばむ、しばらくして見張りの一羽も加わる。

そこへメジロが二羽、ミカンを目指して枝に飛んで来る、が、そのとたん、バサッ、とつばさを広げてヒヨドリがメジロを追っ払う。

ヒヨドリがジャンボジェットなら、メジロはセスナ機、かなうはずもなくメジロは近くの木で様子を見ている、そんな状況を窓越しに見る・・・。

まるで最近の国際情勢を見るようだ?、いや鳥社会の生存競争は純粋だ、それに比べ人間社会の争いは・・・今日から2月、春はまだ遠い。

そこで本日の一言、
『弱き者、汝の名は人間なり』

参考:シェークスピア「ハムレット」中のセリフ

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『♪むかしの音ぞ しのばるる~』2023年02月02日 10時22分22秒

<音つながり>

「あ、思い出した!」と、カミさんが突然声をあげた。
「なんを?」
「阪九フェリーやった」
「なんが?」
「除湿機のあのドッドッドッて音、阪九フェリーの音」

旧いフェリーの二等船室では、いよいよ出航というとき、腹の底からドッドッドッという音が響き渡り、食堂では、ガガガッ、という賑やかな音も。

以前に京都・大阪旅行で利用していたフェリーも、コロナ以来まったくご無沙汰で、フェリーが出航する間際の、高揚感やドキドキ感も忘れた。

そんな音を思い出させたのが除湿機の音とは寂しい限り、春になって外出する気分になったとき、本物のドッドッドッが、聞きたいものだ・・・。

そこで本日の一言、
『♪むかしの音ぞ しのばるる~』

参考:唱歌「浜辺の歌」

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『♪あなたはナ~ニ、ナニでしょね~』2023年02月03日 10時00分00秒

<この不可解な物体>

黒くて、丸くて、薄っぺらな、直径3cmほどのプラスチックの円盤が、ポロッと机の引き出しから出て来た、はて、これが何なのか分からない。

カミさんが、「これ、要ると?」と訊く、長さ1cmほどの小さなゴムで出来た黒いカバーのようなもの、はて、これが何なのか分からない。

ときどき、多分何かの部品の一部が取れたものが出て来る、が、その元の何かが分からず、捨てるに捨てられず、しばらくはあれこれと悩む。

「あ、これのあれか!」と、分かるときもあるが、ほとんどは分からないまま、また引き出しの中へ、きっと重要じゃないものだよな、多分・・・。

そこで本日の一言、
『♪あなたはナ~ニ、ナニでしょね~』

参考:童謡「あのこはたあれ」

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『2ギャラを追う者1ギャラも得ず』2023年02月04日 11時00分00秒

<なにかの呪いなのか>

ダブルブッキングはいけない、信用を失くす、と以前にこのブログで書いたが、計らずもその事態が起きてしまった。

電話で依頼があった「午後から老人会での演奏をお願いしたい」、というその日は、午前中に演奏予定が入っている日だった。

前の会場から次の会場までは1時間以上で、指定されたイベントに遅刻することになるが、「時間はこちらで調整します」、とのこと。

「では実際に車で走って時間を確かめてから」、と返事をしたが、これはダブルブッキング悪魔の呪いなのか、なぜ、なぜ同じ日??。

そこで本日の一言、
『2ギャラを追う者1ギャラも得ず』

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『ホットでの香りも三度』2023年02月05日 14時40分40秒

<新しい経験>

友人(といっても年齢が40歳ぐらい違うが)から、クリスマスプレゼントに「ホットワイン」を貰った、ドイツではよく飲まれているワインとのこと。

その友人はドイツで9年間、楽器修理の修行をしていて、調子が悪くて諦めていた楽器を「あ、これ直りますよ」と、目の前で修理してくれた。

ワインを温めて飲む?、しかし、飲んでみると、暖かいワインに今までに味わったことのない魅力を発見、香りに引かれてつい二杯、三杯。

閉じこもっていると、新しい人の話を聞いたり、新しい文化に触れることがなくなってしまう、ホットワインで心がホット・・・はベタ過ぎるか。

そこで本日の一言、
『ホットでの香りも三度』

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『♪歩こう 歩こう 四年後は元気?~』2023年02月06日 13時13分13秒

<いつもの帰り道>

地元の市長選挙があった、16年間同じ市政が続いていて新しい風を求めたのか、現職市長の推す候補者は落選ということになった。

良くも悪しくも何かと噂のある市なので、市の舵取りは難しいと思うが、新市長がどんな手腕を発揮するのか、注目したいところではある。

投票を終えて、カミさんと近所をフラリと散策する、懐かしい公園、更地になっていた知合いの家、目に付く新築の家々、の間を通り抜ける。

考えてみればここは、4年ごとの選挙の帰りにカミさんと散策している「選挙の帰り道」、さて次の4年後に、どんな市になっていることやら。

そこで本日の一言、
『♪歩こう 歩こう 四年後は元気?~』

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『妖怪三段活用 ベら、べむ、ベろ』2023年02月07日 11時50分50秒

<当アパートに出没する妖怪たち>

【 妖怪・スリッパ食い 】
人が寝静まった夜中に、ベランダに置いてあるビニール製のスリッパをかじって穴だらけにしてしまう妖怪、昼間の姿はごく普通の猫に見える。

【 妖怪・ミカンツツキ 】
姿はヒヨドリとまったく同じだが、人間が親切で木の枝にミカンの半切りを付けてやっているのに、早朝から「ピョピョピョ~!」と催促に来て、中の実だけでなく皮まで食べつくす妖怪。

【 妖怪・ブンブンドッド 】
除湿機の形をした妖怪で、機嫌がいいときはブーン、ブーンという唸り声だけだが、機嫌が悪くなると、突然、ドッドッドッ!という叫び声をあげ人々を悩ませる。

【 妖怪・滝もどき 】
普通の水に見えるが、寒さが増してくると、玄関の金属の扉や、トイレのタイルの壁に張り付き、やがて滝のように流れる妖怪、民間信仰では「オケツロ様」として知られている。

【 妖怪・アップアップ 】
二種類がいる妖怪、人間から金銭を奪い取る働き者の妖怪「価格アップ」と、寝てばかりいる怠け者の妖怪「賃金アップ」の二つを合わせてそう呼ばれる。

そこで本日の一言、
『妖怪三段活用 ベら、べむ、ベろ』

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『♪ピッチビッチ、ちゃうちゃう、乱、乱、乱~』2023年02月08日 17時33分33秒

<チューナー性善説>

シーケンサーを使ってピンの仕事をするとき、トロンボーンのベルの先端にギター用の5cmほどの小さなチューナーを付けて演奏している。
(目立たないよう金色のテープでカムフラージュしている。)

シーケンサーのピッチは440で固定だが、楽器は演奏している間にピットが変化してしまう、それに気が付かないで演奏することがあるから。

これは「メロディの音程第一」の考え方の、移動ド(調性によってドの位置が移動する)で演奏する考え方の、最も陥りがちな欠点ともいえる。

自分の演奏を聴きなおして、ピッチが狂っていることほど聴くに耐えないものはないし、お客様はなおさら、チューナーは恥ではない、と思う。

そこで本日の一言、
『♪ピッチビッチ、ちゃうちゃう、乱、乱、乱~』

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『♪Cover is over 悲しいけれど~』2023年02月09日 11時22分33秒

<昭和人間は心配性>

スマホにカバーを付けて使っている、付けていないと表面が心配なので、ところが若い人は素のままで使っている人が多い。

最近のスマホは表面が強化されていて、少々のことでは傷が付かないのだろうが、年寄りには、やはりカバーが無いと心細い。

カバーが無いと見た目がスッキリしている、逆にカバーがあると写メが撮りにくい、対応に一手間かかる、などの欠点がある。

これは、大事にするあまり物をピカピカのまま古くしてしまう、という昭和人間の悪癖かもしれない、今日はカバーを外して使ってみるか。

そこで本日の一言、
『♪Cover is over 悲しいけれど~』

参考:欧陽菲菲/「ラブ・イズ・オーバー」

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『会の切れ目が縁の切れ目』2023年02月10日 08時08分08秒

<会をまとめることについての考察>

・参加者が少ないと会が盛り上がらない
・参加者が増えると統制が難しくなる
・年を経るごとに会の本来の目的を見失いがちになる

一番の問題点はやはり、会のあり方が当初の目的からずれて行く、そこに尽きる、会を大きくし、うまく回す、それが目的になってしまう。

参加している会、開催を手伝っている会、の両方にいろんな問題がボチボチ、会の存続と人間関係の存続のバランス、はてさて、どうしたものか。

そこで本日の一言、
『会の切れ目が縁の切れ目』

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