やっと春の兆しが・・・2011年04月04日 19時20分20秒

久しぶりに町をウロウロしていたら、あちこちに、なんと桜の花が!
あわてて(別にあわてることもないが)公園に行ってみると、ちらほらと八分咲きの木も。知らんまに春が来よる、こりゃいかん、花見に行かねば。

被災地のことが頭をよぎるが、春到来の喜びを無理に押さえつけるのも、また理に反するか、ということで、さっそく小倉城にお出かけ。もっとも、酒は控え、ブルーシートの上で焼きそばを食べながら。

同じ長さでも、年をとるほど冬が長く感じられるのだろうか。その分、風,が温み、花が咲き、春の気配が漂うと、居ても立ってもいられなくなるのはしょうがないと、お許し願いたい。

ちなみに、「知らんまに春が来よる」と書いたが、九州弁では「来よる」は進行形で、春が来つつあることを言う。完全に春が来ている完了形は「来とる」、と言う。
ということで、たとえば、
●「雨が降りよる」は、『今現在雨が降っている』
例)「あらー、なんか音んすると思たら、雨ン降りよるよ」
●「雨が降っとる」は、『今は降っていないが少し前降った』
例)「あらー、地面が濡れとるけん、こっちも雨が降っとっとたい」
となる。
しかし、これを使い分けることの出来る九州人も「少のうなりよる(進行形)」ようだ。

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