『年寄りの冷や汗』2023年10月12日 14時14分14秒

<批評するつもりはないが>

久しぶりに、老人対象のあるイベントに顔を出した、なんでもソックリさんタレントが出るとのことで「来ませんか」と、声をかけられた。

イベント専用の小さな会場に着き、入り口で500円を支払い中に入ると、60人ほどのお年寄りが着席していて、しばらくして演芸が始まった。

そこで違和感を感じたのは、出演者が客を一律に老人扱いする、ということ、老人相手の言葉使い、年齢や体の衰えのイジリ、など。

アマチュアレベルの演芸でも老人は喜ぶ、というわけではない、もちろん、出演者自身が楽しむのは二の次・・・さて、翻って自分は?と冷や汗。

そこで本日のひと言、
『年寄りの冷や汗』

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『ダルマ猫が~・・・転んだ!』2023年09月14日 10時55分55秒

<再びの侵入者>

扉の隙間からのぞくと、あの侵入者が、階段の陰からジッとこちらをうかがっている、が、そ知らぬふりをして扉を閉じる。

5分経って、再び扉を少し開けてのぞくと、侵入者は階段の陰から出て来て、はっきりとその姿を現している、が、また扉を閉じる。

さらに5分後、三たび扉を開けてのぞくと、侵入者は扉の数メートル先まで近付いて来ていた、そこで初めて叫んだ!

「このあいだの猫、またうちを狙っとるよ!」

そこで本日のひと言、
『ダルマ猫が~・・・転んだ!』

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『雀百までウソを忘れず』2023年08月21日 11時55分55秒

<常識とは何か>

白熱した戦いを続けている高校野球甲子園大会が、いよいよ最終盤を迎えているが、いろいろ話題も多い大会のようで。

丸刈りの印象が強いなか長髪の高校があったり、10分間のクーリングタイムがあったり、延長戦はタイブレイクだったり。

常識とされていることが常識でなくなってきた、うさぎ跳びをしろ、疲れても水は飲むな、試合中はニコニコするな、なども。

以前は「フライは両手で胸の前で取れ」だったが、今は片手でキャッチする、子供のころ教えられたウソはなかなか抜けない。

そこで本日のひと言、
『雀百までウソを忘れず』

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『江戸の形を東京で写す』2023年06月22日 11時40分40秒

<時間よ止まれ>

久しぶりに、杉浦日向子さんの「江戸アルキ帖」をめくる、江戸へタイムスリップし、そこで見た風景を描いた本。

見開きページの、左に江戸の風景画(カメラの持ち込みは禁止されている)、右に文章、行った場所の数、百数十箇所。

東京と江戸の日帰り旅、というのも、タイムトラベラーの等級によって宿泊不可など、様々な制約があるらしい。

最近、SNSで「時間ネタ」の動画をよく目にする、巻き戻し、早送り、場面編集など、様々な手法で「時」を操っている。

スマホの機能が向上して、様々に工夫して遊べることが、この「雨後の筍」現象を生み出しているのかもしれない。

時を止め、時を戻し、時空を行き来する、時間を操ることは、「時間」を認識して以来の、人間の根本的な欲望かもしれない。、

この本の発行は30数年前だが、今時の時空旅よりよっぽど魅力的で心が休まる、さて、今日は江戸のどこを観光しようか。

そこで本日の一言、
『江戸の形を東京で写す』

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『雨降って路固まる』2023年04月06日 13時45分45秒

<新しい年度に向かって>

久しぶりに雨が降った、花散しの雨、ということで、うかれ気分はおしまい、入学式、入社式など、いよいよ本格的に新年度に突入する。

そんな新しい門出ということで、入社式の映像がテレビで流れる、それを見るたび、自分は一切そういう事が無かったなと、ふと思ってしまう。

世間に抗った生き方をする、と意気がってみても、所詮は世間知らず、どうやって暮らしていくのか見当もつかず、ただ不安の日々だった。

今の若い人には、そういう不安を払拭する就職サボートなどの手立てがある、闇バイトなどの安易で危険な路には向かないで欲しいもの。

そこで本日の一言、
『雨降って路固まる』

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『♪にんじんさん、さくらんぼさん、筋の通ったマウスピース』2023年04月03日 10時50分50秒

<老いたのはどっちだ>

あれだけこだわっていた昔からのマウスピースを、ここ最近さっぱり使わなくなってしまった、50年もの長きに渡って使っていたのだが。

旋盤工に頼んでリムに細い筋を5本入れて滑り止めにしている特注のマウスピースで、同じような物を5本まとめて作ってもらった。

キャバレー時代、5ステージ目になるとバテて唇が締まらなくなる、それをなんとか防止するために作った苦肉の策の製品だったのだが。

年齢による奏法の変化、求める音質の違いなどの要因もあろう、ただ50年も使えばマウスピースも年寄りになる、それだけのことかもしれない。

そこで本日の一言、
『♪にんじんさん、さくらんぼさん、筋の通ったマウスピース』

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『マスクの人を見たら泥棒と思え?』2023年03月13日 11時22分22秒

<ある親方と弟子の会話>

「親方、今日からマクスを着けなくてもいいってんですが、うちはどうします?」
「バッキャロー、着けなくていいってんじゃねえ、どうするかは個人の選択だ、ってんだ、そこんとこ間違えるな」
「スイマセッン、じゃ無理に外せ、ってこっちゃねえんで?」
「当り前だ、特に俺っちは、マスク無しじゃ夜も日も明けるこちゃねえ」
「へい、じゃ、このままマスクを着け続けるってことで」
「そうよ、お前も油断するんじゃねえぞ」
「へい、でも親方、考えてみりゃ、今まではマスクのおかげで、あっしらのことは目立たなかったんですが、今からはそうはいかねえ、ってことですよね」
「そうよ、これからは昔みてえに、十分に周囲に注意を払って仕事をしなくちゃいけねえ、わかったか」
「へい、でも難しいもんですね、泥棒稼業ってのは・・・」

そこで本日の一言、
『マスクの人を見たら泥棒と思え?』

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『残りものには不服がある』2023年03月09日 10時00分00秒

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<春の兆し・その2>

とうとうヒヨドリが来なくなった、外の木に付けたミカンの半切りを4個から2個にしても、その2個が半分しか食べられていない。

4月には、九州で越冬したヒヨドリが、大群で関門海峡を渡り北上するのが見られる、そろそろその時期なのかもしれない。

それを狙うハヤブサから逃れるために上下に蛇行して飛ぶ様子が、竜のように見えるので、「竜の渡り」と呼ばれているらしい。

その竜のような群れの中に、ミカンを食べに来ていた数羽もいるのだろう、ということで、しょうがない、残ったミカンは自分で食べよう。

そこで本日の一言、
『残りものには不服がある』

『♪Cover is over 悲しいけれど~』2023年02月09日 11時22分33秒

<昭和人間は心配性>

スマホにカバーを付けて使っている、付けていないと表面が心配なので、ところが若い人は素のままで使っている人が多い。

最近のスマホは表面が強化されていて、少々のことでは傷が付かないのだろうが、年寄りには、やはりカバーが無いと心細い。

カバーが無いと見た目がスッキリしている、逆にカバーがあると写メが撮りにくい、対応に一手間かかる、などの欠点がある。

これは、大事にするあまり物をピカピカのまま古くしてしまう、という昭和人間の悪癖かもしれない、今日はカバーを外して使ってみるか。

そこで本日の一言、
『♪Cover is over 悲しいけれど~』

参考:欧陽菲菲/「ラブ・イズ・オーバー」

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『♪歩こう 歩こう 四年後は元気?~』2023年02月06日 13時13分13秒

<いつもの帰り道>

地元の市長選挙があった、16年間同じ市政が続いていて新しい風を求めたのか、現職市長の推す候補者は落選ということになった。

良くも悪しくも何かと噂のある市なので、市の舵取りは難しいと思うが、新市長がどんな手腕を発揮するのか、注目したいところではある。

投票を終えて、カミさんと近所をフラリと散策する、懐かしい公園、更地になっていた知合いの家、目に付く新築の家々、の間を通り抜ける。

考えてみればここは、4年ごとの選挙の帰りにカミさんと散策している「選挙の帰り道」、さて次の4年後に、どんな市になっていることやら。

そこで本日の一言、
『♪歩こう 歩こう 四年後は元気?~』

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