2月、有言実行を目指して・・・・2020年02月03日 10時59分59秒


---「待て~」、と言われて待つ泥棒はいない---
と言われるが、現代社会では、他にもいろんなことが・・・

「覚えてろよ」、と言われて、覚えている記憶力のいい人はいない。

「では持ち帰って検討を」、と言って、やる気満々の営業マンはいない。

前向きに検討します」、と言って、後々前向きな政治家になった人はいない。

「次何かあったらお願いします」、と言って、次に会う機会のある依頼者はいない。

「そのうち飲みましょう」、と言って、飲んだ知り合いはいない。

「実は隠し味があるんだ」、と得意げに言う料理人に秘密を守れる人はいない。

「神も仏もないものか」、と言って、元々神仏を信じていた人はいない。

「わしもじゃ」とか「そうじゃったのう」、と言う老人は昔も今もいない。

「お大事に」、と言っている医者が本気だと思っている患者はいない。

「神に誓って禁酒する」、と言っても、それを信じる神様はいない。

などなど・・・・。

2月になった。正月も終わったし、さあ、本気で頑張るぞ~!・・・あ、もう一つあった、

「頑張るぞ~」、と言って、何を頑張るのか具体的な目標を定めている人はいない・・・

酔っぱらいは言う、「酔ってな~い!」2020年02月06日 13時40分40秒

友人A
元バンドマンで高校からの付き合いの友人から、3ヶ月に一度ぐらい電話がかかってくる。以前はパソコンで使う音楽ソフトなどの話をしたが、数年前脳梗塞を患って以来、近況報告を交わす程度。
友人B
その友人からの電話で「ちょっと待って代わるから」と、電話口に出たのは、同じ高校でクラリネットを吹いていた同級生。50年ぶりで、「今どうしとると」と訊くと、「脳梗塞を患って以来痴呆が出て、ずっと生活保護」。
友人C
先日、昔アルバイトをしていた酒屋の店員とバッタリ会った。「以前、あんたの演奏を聴きに行くって話し、ほら・・・(10秒の沈黙)・・・あの・・・(5秒の沈黙)・・・」。別の人の話で、痴呆が出始めているとか。

酔っぱらいは言う、「俺は酔って~ぇナイ!」。同様に、自分は正常だ、大丈夫だ、思っても、傍目からはどう見えるか。ここ数日の間に話をした同世代の友人3人が、そのことを考えさせてくれた。

親切にされることは悪いこと?2020年02月10日 11時35分35秒


(どうせ歳だから、ミストーンも、ゆるゆるも、少々のわがままも)・・・そんな恐ろしい感情を引き出してしまうのが、周りから親切にされること。

先日の演奏後の打上げで、年齢がゆえに親切にされ、演奏論を求められ・・・そんな状況になって初めて、それが悪魔の媚薬と知った。

親切にされるのが悪いこと、ではなく、その親切に甘え、それに麻痺し、ぬるま湯から出る気が無くなってしまう、そんな状態になることが恐ろしい。

親切は親切として受け止めるとして、そこまでと自制する。もうしばらくは、バスで「どうぞ」と席を譲られるより、「どうぞ」と席を譲るほうでいたい。

「痛い」ことアレコレ・・・2020年02月13日 12時35分35秒


痛い・・・その1.「小指が痛い」
タンスの角に小指、ではなく、トイレの入り口の角に。ちょっとあわててこの始末。アホや~と、自虐と後悔の念で、小指と心の痛みが引かない。

痛い・・・その2.「舌が痛い」
食事中や、ガムを噛んでいるとき、舌や頬の内側を、自分で自分が恨めしくなるほど噛む。アホや~と、自虐と後悔の念で、舌と心の痛みが引かない。

痛い・・・その3.「頭が痛い」
参加しているバンドの新曲の、音域が高い。練習する曲は一杯あるのに、スタミナ不足。アホや~と、自虐と後悔の念で、頭と心の痛みが引かない。

痛い・・・その4.「財布が痛い」
異業種交流会の年会費の請求が来た、レーザーとカラーのプリンタのトナーとインクが切れた、どれも仕事に必要なのに。アホや~と、自虐と後悔の念で、財布と心の痛みが引かない。

最近痛いことだらけ・・・ん?これって、全部、歳のせいか・・・?

冬の「オノマトペ」あれこれ2020年02月17日 10時55分55秒


ふと外を見ると雨でなく雪、福岡県でこの冬初めて。あっ雪だ、と思うあいだに「パラパラ」、と降ってすぐ止んでしまったけど。

そういえば最近は、霜柱を見ることがない。「ザクザク」、と音をたてて踏むあの楽しい感触を、最近の子は知らないのだろうか。

子供のころ住んでいた家は隙間の多い木造家屋で、部屋全体を暖めるのは火鉢だけ。背中から「シンシン」、と冷え込んだ。

そんな朝、通学途中には、水溜りに氷が張っていた。長靴のかかとで踏むと、厚い氷は「ビシビシ」、薄い氷は「パリパリ」、と音をたてて割れた。

十数年前の一月の末に、長野の善光寺に参ったことがある。その廊下を歩くと、まるで氷の上を歩くみたいに、足が「ジンジン」、としびれた。

カミさんは寒さに弱い。顔に『冬眠中』の札をかけて昼寝をする。この隙に楽器を吹こうと取り出すと、計ったように「モゾモゾ」、と動き出す。

まだまだ寒い日は続く、海岸に行って遠慮なく音を「パオ~ンパオ~ン」、と出せる暖かい日が待ち遠しい・・・・・(わしゃ象か・・・)

ダンボールの「ガチャガチャ・マシン」2020年02月20日 10時10分10秒

ダンボール紙製の「ガチャガチャ・マシン」を作った。

世話をしている「酒造りの会」の子供用のイベントにと、ネットで1330円で発注。が、送られてきたアマゾンの箱を開けて、ゾッとした。(え゛~、このジグソーパズルのような型紙を組み立てるのか・・・)。

生来細かい作業が苦手で、プラモデルなどにも手を出したことがない。が、腹をくくって、作成図を見ながら作り始める。すると、ある程度進むと・・・フンフン、なるほど、こうか・・・と、意外と気分が楽に。

で、なんとか出来上がった。が、ダンボール地ではさびしいと思い、パソコンで概略図を描いて、それにテスト彩色、と思ったが、いきなり思いついたのは、お定まりの「ドラえもん」型。ま、子供用だし、いいか。

絵の具を塗ると紙がブヨブヨになるので、色紙を貼ることに。いびつな形なので一苦労、組み立てる前に貼っておけば楽だったろうが、後の祭り。ということで、出来上がった現物は写真の通り・・・お粗末。

(次に作るときはもっと上手く作れるぞ・・・って、いいや、やっぱり細かい作業は苦手・・・)

あの日の振り見て我が振り直せ2020年02月24日 11時57分57秒

ずい分前のことだが、インフルエンザに罹ったことがある。

そのときのことを思いだすとゾッとする。寝ている間中、コンピュータになって「01010101010101001」と、延々と数えて(?)いた。(コンピュータは二進法)

カミさんが町医者に電話して往診をお願いすると「そちらが来てください」、というが、40度の熱で立つことも出来なかった。あとのことは、意識が朦朧としていて記憶にない。

そのときは一週間ほどでなんとか回復した。最近は薬や環境が改善されて、昔ほどではないらしいが、それでも本人が苦しいこと、周りが大変なことには変わりない。

新型コロナウイルスなるものが、日ごと「対岸の火事」ではなくなってきている。極端に恐れるつもりはない。が、あの日のことを思い出して、用心深くなることに吝(やぶさ)かではない。

対岸の火事の火の粉が・・・2020年02月27日 22時00分00秒


対岸の火事の火の粉が、ポチポと降ってきた。

予定していた「酒の会」が、昨今のコロナ騒ぎが原因で中止になった。いくら主催者が頑張っても、参加者が少なくては会にならない。

子供さんのいる家族は参加に躊躇するし、健康に気を使う年寄りも考えるし、何かあったときは責任問題も発生、ということでやむなし。

天災で一部の地域が災禍を受けることはあっても、国内全般に災禍が及ぶ、というのは世界的にも、歴史的にも、近年まれのような。

マスコミは、今後とるべき対処を伝えるが、まずやるべきは自分の周りを見つめ、自らのとるへき行動を認識する、火の粉が火事に拡大しないように・・・。