『♪ デーンーパ 電波は 空を飛ぶ~』2025年11月09日 12時12分12秒

<SFショートショート「転んではいけない」>

ここは人類が文明を手に入れた頃の初期の建物の中。

兵:大佐殿、妙なものを発見しました。
大:おお、兵隊のダルマー君か、建物が古いから足元に十分気をつけるように、ところで、妙なものとはどれだ。
兵:これです、ビニールのようなものに包まれた、細長い物であります。
大:ん?ああ、これか、これは君らが知らないのも無理はない、これはケーブルという、電波を伝えるものだ。
兵:電波が線を伝わる!?とは、どういうことでありますか、大佐殿。
大:大昔は、このケーブルを使って電波を伝えていたんだ、「パソコン」という機器は、このケーブルを使って情報を共有していたらしいな。
兵:電波が空でなくて、線を伝わって・・・まさに古代文明との遭遇であります。
大:それはいいがダルマー君、歩くときには注意しろよ、ケーブルに足を引っ掛けて転んだという記録がある。
兵:転ぶ?、まさかこの私が・・オッ、オットット!ドタッ、イテッ!
大:おお、転んだ、まさに奇跡だ!
兵:ああ痛かった、で、なにが奇跡なのでありますか。
大:古代の書物に、君のことを書いた記述あるんだ、『ダルマーさんが転んだ』、とな。

そこで本日のひと言、
『♪ デーンーパ 電波は 空を飛ぶ~』

沢田研二:「TOKIO」

本日の当プログへのアサブロ・アクセスランキング 166位)