『生声 生音 生演奏』2025年01月27日 11時11分11秒

<仕事に対する評価と対価>

「お仕事といえば、20分か30分、ただオシャベリをするだけ、労働といっても舞台ソデからここまで歩いてくるだけ、ですからな」

というのは、落語家・桂枝雀さんのマクラ。

もちろん、その裏には絶え間ない努力があってのことで、客は本気でそうは思わないだろうが、なかにはそう思う客もいるかもしれない。

芸大を出て地元に戻ったが仕事がないバイオリニストが、あるデパートで演奏を頼まれたら、「1時間で1500円でいいかな」と、言われたとか。

芸術や芸能に限らず、特殊な職業に対するまっとうな評価が出来ず、逆にレア物ばかり求める風潮、そこから文化の衰退が始まるようだ。

そこで本日のひと言、
『生声 生音 生演奏』

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