明日天気にな~れ・・・2014年07月03日 23時59分59秒

今日一日大雨だった。雨で思い出すのは幼稚園のころのこと・・・。

そのころ住んでいた社宅の前は田んぼで、家との高低差が全くない。大雨が降ると、田んぼ一面が湖のようになって、あふれた水が社宅全体を覆って、家は床下まで水に浸かった。

幼稚園までは田んぼのあぜ道で、その途中に幅が1mぐらいのクリークがあり、幅50cmぐらいの石の橋が架かっていた。大雨の次の朝は、濁った水がゴウゴウと流れる橋を渡って幼稚園に行った。

今思えば、よくそんな危ないことを、と思うが、そのころは親が幼稚園まで付いて来ることなどなく、「自分の身は自分で守る」、のが当たり前だったのかもしれない。ふと思い出すたび背筋がゾッとする。

大雨のたびに、はるか遠くまで水に光る田んぼ、必死で畳を上げる親、泳ごうとして叱られたこと(そのころは汲み取り式便所)、石の橋を渡る恐怖、などが脳裏をよぎる(汗)。願わくば、明日天気にな~れ!・・・。

明日天気に~どころか・・2014年07月07日 23時59分59秒

大きな台風が近づいている。明日天気にな~れ、どころではなくなった。
大雨体験は幼稚園のころの思い出だが、台風の経験の記憶は、大人になってからのほうが強い。

ボロ借家の塀が倒れた時は、家の中が丸見えになって通行人がのぞき放題。台風が去ったあと、材木屋で廃材を安く分けてもらい、塀を作り、臭いを我慢しながら夫婦でクレオソートを塗った。

風の強い台風の時は、縁側のガラス戸が反り返って、ガラスがパリーン!と割れそうだったので、風が収まるまで必死で押さえていたが、そのときの情け無い気持ちといったら。

雨漏りの恐怖?も忘れられない。雨が激しくなるにつれ、天井裏のどこかでポタ、ポタ、と音がし始め、次第に音の間隔が短くなる。「どこ、どこ?」と言っている間に、壁にシミが広がる。

それでも、ニュースになるような被害ではなかったのでまあよかった、とも言える。さて、今度の台風に備えて、カミさんの一番大切なものでも買い溜めしておくとするか。もちろん、食料だが。

台風一過の、台風一家?2014年07月14日 23時59分59秒

先週の木曜日、台風の影響で学童保育が休みになるということで、小学一年生孫の守りに出掛けた。

結局、息子の家の地域は台風の影響はほとんど無く、午後からわずかに雨が降ったぐらいで肩透かし。

とはいえ、遊びに出るのも気がとがめるので、一日中DVDを見たり、近くのスーパーに買い物に行ったり。

次の日の夜、孫の親夫婦が帰って来てお役ご免。一息入れて、自宅に向う。孫の淋しい顔が後ろ髪を引く。

嫌いな台風のせいで、しばらくは会うことがないはずの孫に会えたというのも、なんとも皮肉な話。

なにはともあれ、被害が少なくて不幸中の幸い。台風一家(?)にも、いよいよ夏の紫外線がが降り注ぐ季節に。

この印籠が目に入らぬか~・・・2014年07月17日 23時59分59秒

地元の美術館に「北斎展」がやってきたので、これは行かねばなるまいと、土砂降りの雨の中、カミさんと二人で出掛けた。

1300円ということなので、カミさんと二人で2600円か、と受付に行くと「『年長者施設利用証』をご提示ください」とある。

そうそう、これで幾分は、特別展だから全額とはいかなくても、半額ぐらいにはなるんじゃないか、と、ひそかに期待して来たんだった。

ということで、財布から利用証カードを出して「はい」と見せると、「はい、けっこうです、どうぞ」。え、どうぞって、全額どうぞ?!

受付の人がニコニコして言うから、間違いなく全額どうぞ、だ、ラッキー!カミさんの分だけ支払って、ウキウキ気分で中に入る。

ふと思う、「この印籠が目に入らぬか~」と、与えられた権力を振り回す(?)のは、ひょっとして、こんな気分かな?・・・違うな・・・。

梅雨明け後の決心?2014年07月21日 23時59分59秒

やっと梅雨が明けたらしい、と思ったら、この暑さ!

春のままの布団が厚い?、いや暑い?、いや熱い!

それでも、クーラーを使うのに、つい躊躇してしまう。

夜はいい、朝もいい、昼も、戸を開け放てばなんとか。

そうやって熱中症になる年寄りが多い、とテレビで。

楽器の練習も、こう暑くては集中力が保てない、でも。

毎年、夏になると練習がおろそか、で、秋に後悔する。

朝早くなら、なんとかなる、せめて、汗の出る前に。

明日から、生活リズムを「練習と楽譜」に軌道修正せねば。

と、言いつつ、この決心が、次の朝まで続かないんだなぁ~・・・。

老いては子に従え・・・2014年07月24日 23時59分59秒

フルバンドのメンバーの一人として、福岡のライブハウスで演奏することになったので、新幹線で出掛けた。なんと、新幹線に乗るのは3年ぶりぐらいになる!

以前は、仕事の都合で10年間毎日乗っていたので、慣れたもんだ、と思ってしたが、そのころ「さくら」はなかった。乗り過ごすと、鹿児島まで行ってしまうのか!

演奏が終わって打上げ。ポッキリ出しの料金、言えばおんぶされての飲み会だったので、貧乏性を発揮してついつい飲み過ぎ。帰りのことを思い出せない!

家と会場の間の行程は慎重に行動したつもりだったが、結局はどこか危なっかしい。曲が刺激的なのはいいが、行動が刺激的なのは、この歳では頂けない。

この時は幸い娘が同行してくれていたので、事なきを得た。ということで、本日の教訓・・・・・
『おい、ってば、子に従え!』

病院で元気を無くしてしまう???2014年07月28日 23時00分00秒

毎月の定期健診ということで、カンカン照りの中だが、これぐらいの暑さはまだまだ序の口と、短パン、ティーシャツ、ノー帽子、で出掛けた。

「どうですか」
「まあまあ、です」
「まあまあと思っていても、そうでないこともありますから」
「大丈夫だ、とは思いますが」
「大丈夫と思っていても、弱っていることもありますから」
「暑さには強いつもり、なんですが」
「強いと思っていても、年齢とともに変わりますから」
「若いつもり、でいたりするんですが」
「若いと思っていても、実際の年齢には勝てませんから」
「お酒は控えめにしてますけど」
「控えめと思っていても、酒は脱水症状の元になりますから」
「はあ・・・・・」
「ま、気をつけてください、お大事に」

外に出ると、序の口の暑さが、いつのまにか横綱の暑さになって体に響く、と感じるのは、時間のせい?気のせい?それとも・・・・?