『バンドマンの口に戸は立てられぬ』2022年06月01日 10時30分30秒

<クールポコ風・キャバレーバンドマンやっちまったな>

A:「どこか音大を出ているんですかと訊かれて、いいや何処もと、恥ずかしそうに答える男がいたんですよ」
B:「ナニ~、やっちまったな、男は誰でも”キャバレー音楽院卒”、男は誰でも”キャバレー音楽院卒”」

A:「給料を一晩で飲んでしまって、カミさんからこっぴどく叱られている男がいたんですよ」
B:「ナニ~、やっちまったな、男は黙って”記憶にございません”、男は黙って”記憶にございません”」

A:「真面目すぎて、演奏がちっともオモロナイ男がいたんですよ」
B:「ナニ~、やっちまったな、男は”タリハツ(ハッタリ)一発”、男は”タリハツ一発”」

A:「安定した生活を目指せと、説教されている者がいたんですよ」
B:「ナニ~、やっちまったな、”バンドマンは食わねど高楊枝”、”バンドマンは食わねど高楊枝”」

A:「有名なショーの出演者から、サインを貰っている男がいたんですよ」
B:「ナニ~、やっちまったな、”サインは貰うもんじゃなく、あげるもんだ”、”サインは貰うもんじゃなく、あげるもんだ”」

そこで本日の一言、
『バンドマンの口に戸は立てられぬ』

『金は時なり』2022年06月02日 10時55分55秒

<時の流れに身をまかせ?>

家にある時計の数を数えてみた、
居間3、台所1、小部屋2、車1、トイレ1、腕時計2、合計10個
そのほかテレビやスマホや「アレクサ、今何時?」など、家中時計だらけ。

特に時間にうるさい、というわけではなくて、時計売り場で足を止めるところをみると、時計そのものが好きなんだろうと思う。

だからといって、ウン百万円もする腕時計には全く興味がなくて(もちろん買えもしないが)、何かしらか機能の付いた腕時計に惹かれる。

ということで、ネットの安価スマートウオッチが届いた、払った3500円という金でいろいろセッティングをして、しばらくは退屈しのぎの時を過ごせる。

そこで本日の一言、
『金は時なり』

『楽器を吹くと お店が儲かる』2022年06月03日 09時55分55秒

<「風が吹くと桶屋が儲かる」、じゃなくて>

【コロナが流行ると、苔屋が儲かる】
・コロナが流行ると、外出を控える
→外出を控えると、家にこもる
 →家にこもると、趣味で盆栽を作る
  →盆栽を作るから、苔屋が儲かる

【コロナが流行ると、折畳み風呂桶屋が儲かる】
・コロナが流行ると、運動をしない
→運動をしないと、老人の体が弱る
 →老人の体が弱ると、銭湯に行けない
  →銭湯に行けないから 折畳み風呂桶屋が儲かる

【コロナが流行ると、「OKやが文句ある?」】
・コロナが流行ると、子供が欲求不満になる
→子供が欲求不満になるから、カミさんがイラつく
 →カミさんがイラつくから、旦那もイラつく
  →旦那もイラつくから語気が荒くなって、「OKやが文句ある?」

【コロナが流行ると、大きい奴が儲かる】
・コロナが流行ると、外食が出来ない
 →外食が出来ないから、家食のカップ麺で我慢する
  →カップ麺で我慢するから、量の多いのを食べたがる
   →量の多いのを食べたがるから、大きい奴が儲かる

そこで本日の一言、
キヤバレーバンドマンの場合、
『楽器を吹くと お店が儲かる』

『ものの上手こそ好きなれ』2022年06月04日 11時50分50秒

<仕事の選び方>

仕事の失敗を思い出してみた・・・

・事務職のアルバイトを3ヶ月で辞めた
 →上司の雰囲気に馴染めず、イジメ(?)にあって辞めた。

・土方のアルバイトで失態
 →仕事の質・量と、バイト代のバランスの悪さに反抗的だった。

・キャバレーでバンドマンとして
 →金のためだけに働いて、音楽的な目標がなかった。

など、数えたらきりが無い。

子供に「大きくなったら何になりたい?」と訊くのは酷だと思う、子供が知りえる職種や仕事内容は微々たるもの。

また、希望する職種でも収入は少なかったり、好きでない仕事でも収入はよかったりと、すべてが上手くいくとは限らない。

これから就職を決める若者にどんな仕事と未来が待っているか、トロンボーンが吹けるだけで就職した身としては、うらやましい限り。

そこで本日の一言、
『ものの上手こそ好きなれ』

『寝る子は損だす』2022年06月05日 08時55分55秒

<夜型人間の葛藤>

今日は、済んでいるアパートの、年に2回の大掃除の日。

だったが、朝からの雨で中止、8時からの予定に、7時半に起きて待っていたが空振り、そのまま起きている。

いつも夜寝るのが遅い、その分朝起きるのも遅い、7時半に起きるのは、それこそ掃除の日の年に2回。

一旦夜型人間になると、朝型人間に戻るのは難しい、というか、戻りたいと思わないように洗脳されてしまう。

「夜は楽しいぞ」という声無き声が、夜中の12時を過ぎると心に満ちてくるようで、寝ることに抵抗を感じてしまう。

せっかく早起き(7時半で?)したし、このリズムを守れば、充実した朝型人間になれるだろうか??無理だろうなぁ・・・。

そこで本日の一言、
『寝る子は損だす』

『雨降って爺ぃ固まる』2022年06月06日 09時50分50秒

<暴風雨一過の朝>

昨日の雨が、夜には暴風雨に変わって、一夜明けるとアパートの周りはゴミだらけ、「昨日掃除しなくて正解だったな」。

などと言いつつ、ふと外を見ると、ベランダの外の木の枝が、途中からポキリと折れて、地面へダラリと垂れ下がっている!

地面に目をやると、カミさんが植えたピーマンとししとうの苗も、、花を咲かせていたバラも、根元からバッタリと倒れている!

どうやら今日は、穏やかな曇り空の下、ゴミ拾い、折れた木の撤去、植物の手入れ、に終始しそう、こりゃ腰にきそうだ・・・(汗)。

そこで本日の一言、
『雨降って爺ぃ固まる』

『杞憂すれば通ず』2022年06月07日 10時10分10秒

<電話急げって言うし>

この時世にしては変わった(?)買い物をした、据え置き型電話、いわゆる家電(いえでん)。

今のは数十年使って元の色も分からないぐらい変色していて、FAX付きで機体が大きいし。

ラインやメールが主流の今どき、FAXでやり取りする相手もいなくなってしまってるし。

とはいえ、カミさんはスマホもガラケーも持っていなくて、外部との唯一の連絡手段だし。

で、お目当ての機種を買いに行ったら、「半導体不足で在庫がありません」とのことだし。

しかたなく別メーカーの機種を買ったが、取り説の文字が小さくて苦労されられるし。

杞憂にしても、何か不慮の事態で電話が通じるというのは、カミさんも安心だろうし。

そこで本日の一言、
『杞憂すれば通ず』

『所変われば品変わる ナニかの悪しも威勢で正しく』2022年06月08日 09時09分09秒

<覚えられない、植物の名前までも>

猫の額ほどのベランダ下の菜園(?)を片付けていると、別の場所で花に水をやっている、年配のご婦人と目が合ったので話しかけた。

「昨日はひどい風でしたね」
「ええ。これ、何がご存知ですか」
「いいえ、なんか、ツルみたいなのが延びてますね」
「”おかわかめ”、というんです、食べられるんですよ」
「へー」
「一株、お分けしましょうか」

そう言ってスコップで一株取り分けて猫の額へ持って来た。「ありがとうございます」、と言った直後、それの名前を失念し始めていた。

なにか、海草の名前だったようなと、威勢よく、カミさんに、
「別の階の人から苗を貰った、”陸わかめ”と言うらしい」
「ふーん、珍しい、聞いたことない」

次の日、ポストにメモが入っていた、見ると、
「”おかわかめ”(アカザカズラ)を貰っていただきありがとうございます」
そして、その食べ方を幾つか書いてあったので、カミさんに、
「おかわかめ、だって、陸じゃなくて、ま、おかも陸も、たいして違わないけど」、ホントはたいした違いだろうけど・・・。

そこで本日の一言、
『所変われば品変わる ナニかの悪しも威勢で正しく』

参考:「所変われば品変わる 難波の葦も伊勢で浜荻」

『トラは死んで皮を残し 人は死んで絵を残す』2022年06月09日 10時45分45秒

<北斎恐るべし>

「九国」で開催中の「北斎展」に行ってきた。2ヶ月間開催の終了日の5日前、平日だから大丈夫と思っていたが、行ってその認識の甘さを痛感させられた。

まず、駐車場への道の途中から渋滞になり、係の人が「ここから駐車場へ入るのに1時間待ちです」、やむなく引き返し、少し離れた駐車場に車を入れ、タクシーで。

「日本人の特性と言うか、始まりと終わりに人が集中するんですね」と、タクシーの運転手、(あんたら夫婦もその部類に入っている)と、暗に言っているわけか。

当然会場の中も、絵から絵へ並ぶ大行列、並ぶのが嫌で後から背伸びをして覗いても、並んでいる人に嫌がられ、早々に退出して物品販売コーナーへ。

欲しかった図録を手にし、レジ前の数十人の行列に20分並ぶ、ほとんどの人がレジ前に来て、あわてて財布を出して支払うのを見て、イライラしながら。

節約のため駐車場まで歩いて戻る途中、中庭のある茶屋に寄って、赤いじゅうたんに腰掛け、お茶と梅ヶ枝餅のセット(560円)をいただき、やっと一息つく。

帰りの車中で、「亡くなって170年たっても、こんだけの人を動かすって、やっぱ北斎恐るべしやね」・・・ゆっくり見られなかった負け惜しみでなく、ホントに・・・。

そこで本日の一言、
『トラは死んで皮を残し 人は死んで絵を残す』

『連続テレビ小説「半分、覆い」』2022年06月10日 10時10分10秒

<顔半分の写真>

先日の「北斎展」の余韻が、帰宅後に飲んだビール3本と渾然一体となって、今日もゆるやかに続いている。

20分並び2970円の大出費で購入した図録は、値段より「北斎展」に行ったという記憶のための記念品。

「北斎展」の大きな看板の前で、図録を持って撮った写真はマスク姿、自分では満面の笑み、のつもりだが。

「九国(九州国立博物館)への前回の訪問は、コロナ禍前の2019年5月の「み仏展」で、写真の顔もマスク無し。

コロナ罹患人数が下降気味とはいえ、マスク着脱には賛否両論、顔全体の写真には、まだ道のりが。

両方の写真を見比べるにつけ、顔半分がマスクに覆われている写真に漂うのは、楽しさと共に一抹の淋しさ・・・。

そこで本日の一言、
『連続テレビ小説「半分、覆い」』