『仏作って 玉に入れず』2021年03月01日 08時25分25秒

(Aにはラーメンの欠片が付いている)

<信じる者は救われる>

久しぶりにスーパーにあるガチャガチャを回した。ボックスには大仏様の写真が貼ってあり、音と光が出る、と書いてあって、200円。

200円入れてガチャ、ポンと出て来たのは、金色の大仏様のカプセル、ラッキー。開けてみると、大仏様の背中にボタンがある、なんだこりゃ?

そのボタンを押すと、カッ カッ、カッ、の音と一緒に、前に組んだ手の平から光が、ピカッ、ピカッ、ピカッ、そして最後に、チーーン。

頭にはチェーンが付いていて、バッグなどに下げるようになっている・・・っておいおい、いくらオモチャとはいえ、バチあたりとちゃうか。

奈良で回した300円のガチャガチャでは、本物をそのまま写したような、興福寺の阿修羅像が出てきた、それに比べると、ちと残念。

どちらにしても、お金を入れると、ガチャガチャのボックスから、丸い玉に入った仏様が出て来るとは、日本の宗教観のおおらかさに脱帽。

そこで本日の一言、
『仏作って 玉に入れず』

『目は口ほどに物言わず』2021年03月02日 10時20分20秒

<いつもと違う景色>

久しぶりにピンでの演奏仕事。10分ほどの休憩を挟んで、約2時間の演奏だったが、いつもと違うことが。それはお客様が全員マスク顔。

歌ってもらうコーナーでも、マスクをしているので、歌っているのやらさっぱり。ジョークを言っても、目だけでは、ウケているのやらさっぱり。

いろんなイベントでも同じ状況だろうが、実際に経験すると覚悟(?)がいる、つまり、割り切ってやるか、根拠のない自信を持ってやるか。

幸い、終った後に、「予想もしていなかった曲が聴けて楽しかった」、「若いころを思い出して懐かしかった」、などの評価を頂けたので一安心。

それにしても、顔半分だと、表情も半分。その半分から全体を汲み取るのに、別の神経を使った、これが今のイベント界の現状?こりゃ大変だ・・・

そこで本日の一言、
『目は口ほどに物言わず』

『好きな事を続ける?いや続いた事が好きな事なのだ』2021年03月03日 11時00分00秒


以前、バンドマンの方向性を、マトリックスにして考えたことがある。

  1.上手で熱心  | 2.上手で不熱心
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  3.下手で熱心  | 4.下手で不熱心

これを、在籍したキャバレーバンドで当てはめると、どれも思い当たる。もっとも、ギャラが貰えるならプロとしてはどれも同じ、かもしれないが。

ただ、店側としてギャラを払う以上は、1と2はOKだが、3は「熱心」だけでは即戦力ではないし、4にいたってはなんとか入れ替えたい。

ところが、キャバレーが無くなってしまうと、バンドマン側の状況が違ってきた。「熱心」を「情熱」や「向上心」に置き換えると、さらにはっきりする。

キャバレー消滅後、残されたバンドマンのうち、1と3は音楽を通して次へ繋げる努力をし始めたが、2と4は音楽と決別する道を選んだ。

いろんな職業が、世の中に現れては消えていった、地元に多かった炭鉱関係の仕事など。そして、キャハレーバンドマンもそのひとつ。

それでも、裏打ちとしての「音楽」があれば、かろうじてバンドマンとしての体裁を保つことが出来る、それだけでも「めっけもん」、かもしれない。

そこで本日の筆者の一言、
『好きな事を続ける?いや続いた事が好きな事なのだ』

『meから出たサビ』2021年03月04日 10時00分00秒


<使わないからこうなる>

久しぶりにエクセルを触る・・・と、あれ、四捨五入ってどうするんだっけ?

久しぶりにQY100で編曲する・・・と、あれ、音符の入力ってどうするんだっけ?

久しぶりにクラリネットを触る・・・と、あれ、どう組み立てるくだっけ?

久しぶりにマウンテンバイクに乗る・・・と、あれ、ギアの切り替えどっちだっけ?

久しぶりの仕事が終ってホッとする・・・と、あれ、この虚無感をどう処理してたっけ?

毎日をアクティブに行動し、自己管理を怠らないようにしていないと、頭も体も感性も、あっという間にサビだらけ。

そこで本日の一言、
『meから出たサビ』

『金持ちも貧乏人も同じように酔わせてくれる』2021年03月05日 10時20分20秒


一昨年で20周年を経過した「酒造りの会」の、「3月恒例・新酒の会」の中止を、とうとう決めた。

3月の開催を、4月上旬に延期とか、4月下旬に、とかいろいろ話し合ったが、この際やむなしと。

これで2年連続の中止になったが、問題は、会の存在そのものが少しずつボンヤリとし始めたこと。

初期の段階から参加し、途中から世話係になった身としては、会のフェイドアウトはなんとしても避けたい。

古代から伝わる日本酒をもっと認識してもらうこと、100人近くの人とお酒を楽しむこと、を繋げていきたい。

それと、会でのバンド演奏で、メンバー同士やお客様とのつながりが深まることも見逃せない。

この会の世話することで、なんとかお客様との接点を見出していた、人付き合いの悪い身としては特に。

会の危機は、大げさに言えば酒類業界の危機、ひいては日本の酒文化、音楽文化の危機にも、なりかねない。

そこで古今亭志ん生さんの一言、
酒ぐらいいいものはありませんな、
『貧乏人も金持ちも同じように酔わせてくれる』

『均衡(金鉱)を保つのが大変です』2021年03月06日 12時05分05秒

<筆者演奏予定>

3月20日(土) 16:00~18:00
「BIG BAND」卒業者追出しライブ
渕上貴大・ラージジャズアンサンブル(筆者参加バンド)
チャージ¥1000 (要ワンドリンク) 未確定
北九州市小倉北区紺屋町7-17「BIG BAND」

3月27日(土) 20時00分~
Swing21・定期ライブ
森山輝生とニューバックビート(筆者所属バンド)
北九州市小倉北区堺町1-9-22北州観光ビル2F 「Swing21」
※ ライブ開始時刻が20時からに変更になりました

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バランスのとれた生活を目指し、バランスボールを買った・・・。

実は、体重増加の停止、体幹の強化を目指して・・・。
実は、テレビ番組で、腹回りが大幅に減ったというのを見て・・・。
実は、スーパーに行ったら、900円で売っていたから・・・。

初めは、こける心配をしていたが、クッションがよくて沈み込むので、両足を着けていれば、思った以上に安定して、イスの代わりにもなる。

ためしに、チラッと両足を上げると、これはさすがにバランスをとるのが難しくて、太もも、腹筋の運動になる、というのを実感できる。

一度こけるのを経験しようと、わざと後にのけぞったら、ボールの直径65cm分、グルリと回転するので、思った以上に後方に落下する。

わざとこけるのはこれ限りにして(骨折したら楽器が吹けない)、時間があれば、プヨン、プヨン、プヨ~ン・・・これって、本来の使い方か?

そこで本日の一言、
「バランスボール」とかけまして、
「江戸幕府の佐渡島政策」と解きます、
そのココロは、
『均衡(金鉱)を保つのが大変です』

『顔で笑って 心で泣い、ちゃいられない』2021年03月07日 11時00分00秒

昔在籍したキャバレーバンドのバンマスのこと。

ある日のステージ、バンマスのほっぺたの片側に、ガムテープが貼ってある。どうしたのかと聞くと、「顔のこっち半分が締まらんのよ」。

水を飲もうとしたら、自分では自覚がないのに、口からボロッと水がこぼれる。アレッ?と思って鏡を見ると、顔の半分がダラーッと垂れ下がっていた、とのこと。

今なら、ネットでどんな病気の症状なのか調べられるが、当時はそんな手段もなく、病院に行かなくてもそのうち治るだろう、ぐらいの感覚しかない時代だった。

キャバレーバンドは年中休み無し、ましてや、バンマス兼サックス奏者として休むわけにもいかず、息漏れを防ぐためにガムテープを貼っての演奏に。

今調べてみると、顔面麻痺という症状だったと思われる。突発性で、ウイルスなのか自己免疫低下なのか、はっきりとは原因が特定出来ないらしい。

結局、しばらくして自然治癒したらしく、顔からガムテープは無くなっていた。まったくもって、昔の人は根性があるというか、無神経というか。

別の人の話だが、寒い日に露天風呂に入って、顔の片側だけに冷たい風を浴びたら、同じ症状になった、という話も聞いたことがある。

楽器を演奏する者として、体調管理は基本。ましてや歳をとってからの体調不良は回復が難しい。ハメを外していい歳は、もうとっくに過ぎているし・・・。

そこで本日の一言、
『顔で笑って 心で泣い、ちゃいられない』

『門前のカミさん、習わぬ経を読む』2021年03月08日 09時45分45秒

<品格の問題?>

「年長者大学」での演奏で、ジャズ講座の後に昔のバンドマンの話をしたとき、バンドマン用語の話を少しやった。ショーのバックで演奏するとき、盛り上げるためにバンドが立ち上がるのを「チータで」、と言うなど。

ただし、決して品のいい言葉ではない、とも。テレビで若い女性タレントが先輩のことを「パイセン」と言ったりするのは、本人たちは業界人だというアピールかもしれないが、聞いてあまり気持ちのいいものではない。

もっとも、バンドマン同士では、挨拶は「おはようございます」で、「こんにちは」、「今晩は」は、かえって気恥ずかしいし、数字の1、2、3~は、C、D、E~でないと、金額などではかえって露骨過ぎると感じてしまう。

そんな、「ギャラはツェーゲーで」とか、「シーメ出ます」とかの用語も、最近の若い人たちには通じなくなってきた。それは、そんなバンドマン環境の消滅、ひいてはバンドマン文化の消滅の兆候、かもしれない。

(ただ、先日カミさんが、「お寺でお土産売ってるの、あれってお坊さんの”ショクナイ”やろか」と、ごく普通に言ったのを聞いて、複雑な心境に・・・)

そこで本日の一言、
『門前のカミさん、習わぬ経を読む』

『ほんとうのさいわいは一体何だろう』2021年03月09日 10時20分20秒


<幸せ?なら手を洗おう>

♪幸せ?なら 手を洗おう  幸せ?なら 手を洗おう
 幸せ?なら コロナ対策 示そうよ
 ほら みんなで 手を洗おう

♪幸せ?なら 足鳴らそう  幸せ?なら 足鳴らそう
 幸せ?なら 悔しくて地団駄踏んで 示そうよ
 ほら みんなで 足鳴らそう

♪幸せ?なら 肩叩こう  幸せ?なら 肩叩こう
 幸せ?なら 不正議員に 示そうよ
 ほら みんなで 肩叩こう

♪幸せ?なら ほっぺ叩こう  幸せ?なら ほっぺ叩こう
 幸せ?なら 宝くじ当たった夢見て 示そうよ
 ほら みんなで ほっぺ叩こう

♪幸せ?なら ウインクしよう  幸せ?なら ウインクしよう
 幸せ?なら 振られて元々だから 示そうよ
 ほら みんなで ウインクしよう

♪幸せ?なら 指鳴らそう  幸せ?なら 指鳴らそう
 幸せ?なら いい考えが浮かんだフリして 示そうよ
 ほら みんなで 指鳴らそう

♪幸せ?なら 手を洗おう  幸せ?なら 手を洗おう
 幸せ?なら コロナが続く限り 示そうよ
 ほら みんなで 手を洗おう

※「幸せ」の前に「不」を付けても可。

そこで本日の、「銀河鉄道の夜」の、ジョバンニの一言、
『ほんとうのさいわいは一体何だろう』

『♪機器の流れに身をまかせ・・・今はあなたしか使えない』2021年03月10日 08時20分20秒

<カセットテープの行方>

レコード時代、テープ時代の後、MDの時代、CDの時代と過ぎ、今やデータダウンロード時代になったのに、机の横のケースには、カセットテープが600本ほど溜まったままになっている。

そのうちの400本は、昭和47年から録り溜めた落語のテープ。そのままではもったいないし、カセットプレーヤーでは聴くのに不便なので、mp3へダビング(データ変換)することにした。

以前もやったが、倍速タビングなど出来ないので、120分テープだと、そのまま120分かかり、50本で止めてしまった。しかし、放っておくとそのうちテープがダメになるので、ボチボチやっていくことに。

機器も媒体も、時代の先端と言われていたものが、次々と移り変わり、前の時代のものは使えなくなる、そんな業界の金儲けの仕組み(?)を恨めしく思いつつ、ほぼ故人になった落語家たちのテープを回す・・・。

そこで本日の一言、
『♪機器の流れに身をまかせ・・・今はあなたしか使えない』