老化の実感・・・2017年09月25日 20時20分20秒

ここしばらく体調不全。ギックリ腰2回、風邪から喘息に、カミさんの眼のトラブル。おかげで、パソコンに向かうのもおっくうな日々が続いた。

ギックリ腰は、以前からの持病のようなもんだが、最近は何もしていないのに「ギクッ、あ!」の状態。風邪は、寝冷えから喉の不調そして咳き込みに。

カミさんのほうは、肩が凝るとか、テレビがまぶしいとか、左目だけ視力が落ちたとか言っていたのが、眼科に行ってみたら、実は眼は白内障だった。

お互いもう70に近いので、いつまでも五体満足とはいかないとは思っているが、いざ体の不調が続くと、老化というのが実感として迫って来た感じ。そこで本日の教訓、

【 老化は走らないで静かに・・・やってくる 】

バンドマンの為の国語辞典(す)2017年09月28日 23時59分59秒

すいか【西瓜】
「塩をつけた方がウマイ!」、「いや邪道だ、本来の味を消す!」と、古来から議論されている夏の食物。

すいがんもうろう【酔眼朦朧】
酔って目が虚ろな状態。そんな状態の時にこそいいプレイが出来ると、バンドマンが思い込んでいる状態。

すいせいのごとく【彗星のごとく】
世間に知られていない演奏者がいきなりデビューする時によく使われる表現。但し、彗星は古来から、中味が希薄で、不気味で、出現すると不吉、とされているので、そう呼ばれたからといって喜んではいけない。

すいそうがくだん【吹奏楽団】
ブラスバンドとも呼ばれる。管楽器と打楽器で編成されている楽団で、弦楽器が加わる こともある。多くのジャズ奏者が始めに身をおく、独特の音楽観をもった演奏集団。

すいま【睡魔】
ほどよい疲れ、ほどよい暖房、ほどよい休止がある楽譜、の3つがそろった時に現れる、 バンドマンを至福の眠りに誘う悪魔の誘惑。

すえぜんくわぬはおとこのはじ【据え膳食わぬは男の恥】
「あつらえてある食事を食べないのは男性として恥だ」という、わけの分からないことわざでは全くない。

ずかんそくねつ【頭寒足熱】
頭は冷やし、足元は温めたほうが体によい、という意味。頭上からはクーラーの冷風、足元からは照明の熱、のバンドのステージのような状態のこと。

すきこそもののじょうずなれ【好きこそものの上手なれ】
上達するにはその道を好きになること、の意味。では、好きでも上手になれない者はどうすりゃいいんだ、と文句のひとつも言いたくなる、結果論から生まれたことわざ。

すきっぱら【空きっ腹】
胃の中に食べ物がない状態。少ない酒を効率的に体内に取り入れる手段。

すきやき【すき焼き】
浅い鉄鍋で牛肉や野菜を甘辛く煮る料理。高級ステーキを知らないレベルのバンドマンにとっての最高の牛肉料理。

すけべい【助平・助兵衛】
好色なこと。すけべえ、スケベとも言う。「好き」を擬人化した「好兵衛(すきべえ)」 から発した、江戸時代に上方で使われ始めた言葉。男性が男性の根幹を表わす言葉で、今の少子化の時代には人類存続のために不可欠な性質。

す、すばらしい!【す、素晴らしい!】
ジャズのスタンダードナンバー「 ’S Wonderful(スワンダフル)」の日本語訳。

すっからかん【スッカラカン】
欲も無く、金も無く、先の見込みも無い、という、人間が人間らしくある健全な状態。

すてれんきょう【ステレンキョウ】
テレスコを干したもの。落語「テレスコ」からの言葉。
「この珍しき魚の名を知る者に百両の懸賞を出す」という奉行所のおふれにやって来た男、「この魚の名はテレスコです」。不審に思いつつも誰も名前を知らないので百両を与えたが・・・。
そこで一計を案じ、この魚を干して、後日また同じおふれを出した。 またもやって来た男、「これはステレンキョウです」、「おのれ、これはテレスコを干したものだ、御上を愚弄する不届き者、打ち 首じゃ!」。
刑執行の日、望みはないかと問われた男、「妻子に一目」。妻子を前に 男は、「どうかイカの干したのをスルメと言うな」 それを聞いた役人、「イカの干したのがスルメなら、テレスコを干せばステ レンキョウ・・・よし、打ち首はなしだ」。
結局は詭弁を弄した者が勝ち、という教訓を含んだ落語。
(なお、テレスコはテレスコープ、ステレンキョウはSTEREN鏡(星鏡)からきているという説もある奥深い落語である。)

すとりっぷしょー【ストリップショー】
ヌードショーに同じ。キャバレーでは制限があり一般の劇場で見るほどは面白くない。 ただし、「バンドにサービス!」の掛け声で特出しがあることもあり、バンドにとっは別の楽しみもあるショー。

すらいど【スライド】
1.滑らせること。
2.内容をそのままで移行すること。
3.幻灯機やプロジェクターなどで映し出すこと、またその映像。
4.伸ばしたり縮めたりして音程を変化させるトロンボーンの音程変換部品。細かな感情表現が出来るが、そのかわり操作が難しいという、来世もトロンボーンをやるかどうか迷う部品。

すらんぷ【スランプ】
何かのはずみで実力以上の力を発揮していたのが、元々の実力に戻ること。

すろーもの【スローもの】
テンポが遅い曲のこと。キャバレーでは、客がホステスをこのあと何とかしようと試みるためのチークダンスが踊れるテンポの曲。