凄いのか、当たり前なのか2012年10月01日 23時59分59秒

先日は、孫の通っている保育園の運動会でした。そこで驚かされたのは・・・。

まずは、4歳児の踊る「ソーラン節」。4歳にしてあの長さの振り付けを覚えて踊るとは。たった数小節の繰り返しの「炭坑節」さえ、まともに覚えきれない世代には、信じがたい。

5歳児のパフォーマンスには、さらに驚かされた。10数人が4組のグループに分かれて、全然別々の動きをしながら、フラッグをキビキビと振ってのマーチングドリル。

隣りの子のマネをしたい年頃だろうに、それに、4組ごとに動きが異なるので、先生が付いて模範の動きを見せることも出来ないのに、よくまあ、動きを覚えていること!

盆踊りしか踊ったことのない世代には驚くばかりだが、ダンスが義務教育化する時代、これって、凄いことじゃなくて、実は当たり前のことなのか?もしそうなら今度、孫にダンスの基本を教えてもらわねば・・・・。

そろそろ、ちゃんと酒を楽しむか・・・2012年10月04日 23時59分59秒

いま、杉浦日向子さんの『ごくらくちんみ』を読んでいます。くさや、たたみいわし、とうふよう、がん漬け、にがうるか、など、68種類の珍味ごとに一つの物語が展開する、短編小説集です。

そして、その珍味ごとにいろんな酒が、いろんな飲み方で登場して、ストーリーに味わいを加えます。くさやには島焼酎のロック、たたみいわしには純米冷酒、とうふようにはロックの泡盛、など。

それを読みながら、年がら年中、発泡酒にスーパーのパックおかず、の日々が虚しくなってきました。もうそろそろ、酔うだけの酒から、味わう酒、楽しむ酒に、方向転換しようかなぁ。

でも、安くて山ほどの量の酒で酔うかvs高くて少ない量の酒で酔うか、安い肴で腹一杯になるかvs高くて少ない量の肴をじっくりり味わうか、今まで何度もトライしたけど、結局、前者を選択してしまった。

で、その原因が、調子にのって「高い酒を山ほど」、「高い肴を腹一杯」、になってしまうから、だったし、今度もまた無理、かなぁ・・・・・。

「自分の脳のこと、分かってる?」「ノー」2012年10月08日 23時59分59秒

先日、50年ぶり、という同窓会に出席してきました。とりたてての会ではなく、飲み友達の3人が「ちょっと声をかけてやってみようか」、程度の発案だったので、出席者は14人。

このころは、ひと学級50人、5クラスで、250人ぐらいいたが、名簿もなく思い付く人に声をかけただけ、ということで、別に鬼籍の結果ではなく、この人数はいたしかたなし。

会場のお座敷に入ると、50年間全く会ったことがないのに、お互いに「あ、○○くん?」、「え、分かる!?」の連呼。ただし、クラスが別だと「ごめん、誰だっけ」状態の人も。

それにしても、 頭の毛、体格の変化を克服する、脳の記憶の仕組みというのは、いったいどうなっているのやら。自慢じゃないが、「顔と名前が結びつかない選手権」チャンピオンなのに・・・。

楽しむ酒への転換・・・まずは「天狗舞」2012年10月15日 20時00分00秒

先週の木曜日は孫の守りでブログはお休み。突然40度近い熱が出て心配でしたが、「突発性発疹」とかで数日で熱は下がったものの、甘え癖がついたのかすぐに泣き出すので、二日間ずっと抱っこ。

ということで、両腕がパンパンになるほど頑張ったので、今流行りの「自分へのご褒美」として、自宅に帰ってまず風呂に入り、そしてちょっと奮発して、近くのスーパーで「天狗舞」を購入、720mで1,290円。

ラベルにあるとおり、石川県の酒。安物の酒ばかり飲んできたので、テイスティングを語る感性はないけど、甘くもなく辛くもなく、ちょうどよい加減の口当たり。わずかな山吹色に、ほんのりと漂う古酒の香り。

少し冷やしておいたのを、小ぶりの白くて浅いぐい飲みにそそぐ。ほのかな色どりを楽しんだあと、ズーッとすすると、口から鼻いっぱいに、独特の古っぽいような、落ち着いた香りが広がる、んー、旨い!

などの、いっぱしの酒評論家みたいな感想は一杯目だけ。あとは、ただただのどに流し込むばかり。それでも、とりあえずは今までの酔うだけの酒から、楽しむ酒への転換の第一歩。さて、いつまで続くやら・・・。

そういえば、マウスピースが冷たくなってきた2012年10月18日 23時59分59秒

明け方、寒さを感じて、薄っぺらな蒲団をたぐり寄せ、丸まって二度寝。で、朝起きて「今朝は寒かったなぁ」とカミさんに言ったら、「そりゃもう、10月も半ば過ぎだから」「・・・え゛っ、もうそんなになる?!」。

もちろん、いつまでも半ズボンで、半そでTシャツで、夏蒲団で、なんかこの頃涼しいなぁ、としか感じていなかった自分がボンヤリだけど、じゃ、あと10日も経ったら11月?い、いつの間に!?

それというのも、最近の日本の気候は、9月いっぱいが夏、という雰囲気だから、10月はまだ夏のなごり、と感じる、そして、いきなり11月の声を聞くから、びっくりしてしまっている、ここ数年ずっと。

それでも、ああ秋が深まってきたんだ、と感じる瞬間がある。それが、マウスピースを口に当てて冷たさを感じたとき。やっとではあるけど、生活モードを、暑さから寒さへ転換しなければ。

さて、ブログもアップしたし、寝るとするか・・・あ、カミさんに毛布出してって言うの忘れてた、おい俺の毛布は・・・って、自分だけ毛布重ねてもう寝ちゃってるやん!

久しぶりにワインで失敗・・・2012年10月22日 23時00分00秒

20日、21日は北九州市での、B-1グランプリの開催。どれ、様子でも見てくるか、とチャリで出掛けてはみたものの、あまりの人出の多さにビビってしまい(?)、早々に退散。

ということで、食事はあきらめて、会場近くのなじみの酒屋で酒を物色。そうだ、今夜は焼肉にしよう、それだと、まず冷えた発砲性の日本酒、そして小ぶりlのボルドーワイン、両方で1000円。

その晩、スーパーで買ってきた豚バラと、安物の牛肉をテーブルに並べ、さあ、ワインだ、と思ったら、ヤバイ、このワイン、コルク栓だ!あわてて栓抜きを探すが、ない、ナイ、無い!

この世の中で、栓抜きのないワインほど手こずるものはない、というのは認識していたので、無駄な抵抗はせず、早々にあきらめて、焼肉の横に置いたワインのボトルを睨みながら食事。

「酒を楽しむ」の宣言をしたとはいえ、洒落たことをしようとして、久しぶりのワインで失敗。あ~あ、あの状況であのワイン、飲みたかったな~。

風呂にじっくり浸かる方法?2012年10月25日 23時59分59秒

風呂に、テレビを持ち込んでみた、と言っても、小さなワンセグテレビだけど。よくある方法、防水の透明袋に入れて。

それと言うのも、なんとか風呂に浸かるようにするために。シャワーで済ますと、新陳代謝が悪くなって疲れが取れない、とかで。

風呂でのテレビは、ただじっと、まるで修行僧のようにお湯に浸かっているよりは、確かにノンビリ、そして長湯が出来る。

もっとも、テレビや本を持ち込んで、1時間以上浸かってリラックスする、みたいな、ヒマ人、じゃない、達人のマネは出来ないけど。

とはいえ、やっぱり、風呂に浸かるのは苦手。面倒くさい、時間がもったいない、そして、とにかく疲れる。シャワーは楽だ。

それでも、新陳代謝がよくなるとアンチエイジングにもなる(?)らしいし、少々我慢して、せめて週二、ぐらいで頑張るかなぁ~。

『犬も歩けば棒に当たる』の意味って?2012年10月29日 23時30分30秒

紅葉の気配はないかと、ちょっと出掛けてみたが、どこもまだまだ緑の木々ばかり。あきらめて帰る途中、孫の誕生祝いをした神社へ足を延ばしてみると、「雅楽と舞楽の鑑賞会」のポスターが。

これは見なければ、と待つこと30分、神社の能舞台に、古風な装束をまとった人たちが登場。そこに、「白拍子」の二人が現れ優雅な舞い。次に現代曲で、「もののけ姫」、「千の風になって」など。

そして、最後に登場したのが「蘭陵王(らんりょうおう)」という雅楽。これが、古風なのに新しい、という、なんとも不思議な感覚をかもし出す舞いと音楽。写真などで見たことはあったけど、ホンモノは初めて。

たまたま出掛けた先で、偶然いいことに出会う。やっぱり『犬も歩けば棒に当たる』という諺は、「出歩くとろくなことがない」じゃなくて、「積極的に外に出なさい」、という意味に違いない、絶対!