いよいよ7月、一年の半分2008年07月03日 12時50分00秒

いよいよ7月、一年の半分が過ぎました。まあ、いろんなことがあったと言えばあった、なかったと言えばなかった・・・

東京に行く前の日に届いたパソコン(DELLなのでアメリカから輸送)を、やっとさわっています。が、なんせ、元々なんも入っていないパソコンなので、必要なソフトをインストールするのが大変。

とりあえずは、ホームページ更新用に、スケジュールソフト、写真加工ソフト、転送ソフト。あと、オフィスに、圧縮解凍に、PDFに、各種ドライバに・・・おかげで、ここ数日睡眠不足です。

梅雨も半ばで、寒かったり、晴れて急に暑くなったり。
カミさんが、
「こういうの苦手なのよね。私、ハ虫類と同じで、変態動物だから」
「・・・それ、変温動物じゃない?」
ま、『カエルの変態』とかも言うから、間違いじゃないけど・・・

いきなり夏かい!2008年07月07日 12時58分58秒

(たなぼた様)

6日は、戸畑区にある「ユンタス」という喫茶店でライブをやってきました。初めてのお店でしたが、さほど広くない店内に30人以上のお客様!例によってハッピーなサウンドとパフォーマンスを楽しんで頂きました。

終了後には「楽しくて血のめぐりがよくなった!」とか、「うちの店でも是非やりたいんだが」、「個人の家でもやってくれますか」、などの声を頂きました。また新しい環が広がりそうな予感です。

朝起きたら、まだ心の準備が出来てないのに、梅雨明けを通り越して、いっぺんに夏になっていました。え、もう夏本番?
ニュースカイラークの皆さん、外出時には、熱中症に備えて、塩と水、いつ倒れてもいいよう(!?)住所を書いた紙、を持って出ましょう。

焼肉焼いても首焼くな?2008年07月10日 12時57分57秒

先日、カサブランカで演奏したあと、ママと話しました。

「今年は梅雨が早く明けたもんだから、夏が長いわよね。そう言えば、人間の老化は、手と首から、だって」
「へー」
「だから、外に出るときには、首を焼かないようにしないと」
「でも、男の日傘、ってのも、今はまだおかしいしね」
「うちの息子は、帽子の後ろに布を付けてた。私、それ見て『お前はホフク前進か』!」
「なるほどねー、『焼肉焼いても首焼くな』、やね」

帰ってカミさんに話したら、「加齢臭も首からだって」。

昨年来の異常な暑さで、熱中症で亡くなる方も増えているそうです。加齢臭ぐらいならまだしも、命にかかわってはたまりません。

ニュースカイラークの皆さん、一人でやったら恥ずかしいけど、みんなでやれば恥ずかしくない、今年の夏はみんなで、『首巻きタオル・ファッション』、を流行らせましょう!

久しぶりの「思い込み」発覚!2008年07月14日 12時54分54秒

よく、お笑い番組などで、「笑いの神様が降りて来た」、などと言ってるのを聞きます。そういえば、日本には昔から「八百万(やおよろず)の神」がいる、と言われていますが。

実は、ずっと「八百万の神」とは、「八百」の「万の神」、つまり「八百のいろんな神様」と、思い込んでいました。それが、そうではなくて、「八百万(はっぴゃくまん!)」の神様、と発覚したのはごく最近です、ひぇ~・・・。

小学生の頃、遠くに真っ青な湖が見えたので「わー真っ青だ!」と駈け出して、途中でそれが青いスレート瓦だと気が付いたり、習字に使うスポイドだと思い込んで赤ちゃんのおしゃぶりを買って来たり、子供の頃から、思い込みによる失敗は数知れません。

そして、この歳になっても、まだ思い込みが・・・。まあ、恥をかく前に発覚してよかった、とも言えますが。

ただでさえボーッとして思考が硬直する夏、何事にも、心を軟らかく持って接することに、したいものです・・・

浅草演芸ホールからのレポート2008年07月17日 12時59分59秒

せんだって東京に行って、浅草演芸ホールをのぞいて来た時のこと。

演芸ホールの周りには、成人映画館、競馬中継を流しっぱなしの食堂、酒を飲んだくれているおっさんのいる回転寿司屋、何コレ?と言いたくなるような土産品を売っている売店、などが軒を並べ、猥雑さで溢れかえっていました。

で、ホールに入ると、客は、地元の暇人から、旅行者、酔っ払いなど、老若男女さまざま。“間”の悪い掛け声をかける客もいれば、一番前で足を投げ出している客もいる、といった具合。

その中で、物怖じせず、堂々と客と渡り合っている芸人さんを見て、ああ、やっぱり鍛えてる人は違う、と感じました。

昨今、真打ちの値打ちが下がったとか、もう名人と呼ばれる人は出ない、などと言われていますが、こういう環境の中で鍛えられている芸人さん達を見ていると、軽々しくそうは言えないという気がしてきます。

そして、ジャズもまた、しかり。その生い立ちは歓楽街であり、娼婦街であった。演奏スタイルやジャンルは移り変わっても、その根源は変わらないはず。

本当に一生懸命やっているか?変に気取った演奏をしようとしていないか?4時間ほどの演芸を楽しんで外に出た時、そんな反省が心をよぎりました。

広いのやら、狭いのやら・・・2008年07月21日 11時30分30秒

先日、さる団体の親睦会で演奏しました。初めて呼ばれた団体で、ほとんど知らない方ばかりでしたが、
「サックスの○○君知ってる?同期なんだけど」
「ええ、もちろん」
「トロンボーンの□□さんって、知ってるかな」
「はい、先日いっしょにやりました」
んー、世間は広いが、バンド界は狭い・・・

インターネット電話の設定をしました。もちろん、インターネット回線なので通信費は無料。ずっと以前に設定した時と違って、格段に音質がよくなっていました。これなら、外国とでも十分に話せます。ますます地球が狭くなっていきます。

ところで、さるダンス団体から韓国での演奏の打診を受けました(え゛~!?)いくら地球が狭くなっているとは言え・・・。さて、どうなりますことやら。顛末はまた、報告します。

食品に対する五感が・・・2008年07月24日 12時58分58秒

テレビドラマの影響でしょうか、落語の「ちりとてちん」を、最近2回続けて聴く機会がありました。

ご隠居とご隠居のお気に入りの男がグルになって、知ったかぶりばかりする男に懲らしめに腐った豆腐を食べさせる、という噺で、関西でも関東でも演じられます。

似た噺に「酢豆腐」がありますが、こちらは、町内の若い者達がキザな若旦那に「こりゃいったい、なんてえ食いモンなんでしょうかね」と水を向けて、腐った豆腐を食べさせる、という江戸落語です。どちらも、“腐った”豆腐が主役です。

昨今の食品疑惑で「賞味期限」が問題になっていますが、昔は“腐る”、の手前の段階に“傷む”、がありました。臭いがしないか、(食品が)汗をかいていないか、酸っぱくないかなどで、傷んでいないか判断して、口に入れていました・・・もっとも、その判断ミスがあるから「賞味期限」が出来たんでしょうが・・・

暑さと飲み過ぎで胃が弱っているところに、食中毒ではたまりません。皆さん、「賞味期限」に任せっきりにせず、少しは五感を働かせて、食べられる、傷んでいる、腐っている、を自分でも判断して、夏を乗り切りましょう!
(ところで、私の地元では、食品が傷むことを“ねまる”と言いますが、これは方言でしょうか?)

追記
前回のブログの「韓国での演奏」は諸事情によりお流れになりました。お騒がせしました~。

セミも朝から暑かろう2008年07月28日 12時56分56秒

夏のある朝、「ナンだ?!、戦争か?!」と、ある外国人が飛び起きた。話を聞いた日本人が「いや、あれは、セミという昆虫の鳴き声で、この時期に、ああやって一斉に鳴き出すんだ」、と説明したが、セミのいない国から来たその外国人は、なかなか納得できなかった・・・とか。

そのセミが、朝早くからウォ~ンウォンと、うなりを上げて鳴いています。なるほど、この鳴き声の中で平気で暮らしている日本人の方が、逆に変、という気もしてきます。そんなさ中の30日(水)のカサブランカは、ニュースカイラーク・デキシーバンドの初舞台です。

南北戦争後、軍楽隊の楽器を手に入れた黒人たちが、娼婦街で客の気を引くために始めた演奏。それがやがて、ニューオリンズジャズとなり、デキシーランドジャズとなり、ミシシッピー川をさかのぼって、今日のジャズへとつながっていきます。

ニュースカイラーク・デキシーバンドは、そんなジャズの原点に立ち戻ってみよう、という試みのバンドです。デキシーのオリジナル曲だけでなく、日本の童謡や歌謡曲にもトライします。ご期待ください。ただし、なんせ初回なので、不備な点はあるかと思います。が、そこはこの暑さに免じて(?)、ご容赦ください・・・。

デキシーバンドからの報告2008年07月31日 12時35分35秒

30日はカサブランカで、ニュースカイラーク・デキシーバンドの初ステージでした。初回のわりには、まずは無難にお送りすることが出来ました。

その席で、デキシーランドジャズって、どんなジャズですか?と、お客様に聞かれました。んー、改まって聞かれると、さて・・・。

アメリカ南北戦争の後に、ニューオリンズに溢れた歓楽街で、客の気を引くために広まったバンド演奏、日本で言えば、江戸・吉原の遊郭の店先で、三味線を弾いて客の気を引いていたバンドのようなもの?

そこの可愛いお姉ちゃんとの交渉人(吉原では遣手ばばあと呼ばれていた)は、その店のバンドマン、特にインテリ度の高いピアニストがやっていたとか?

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、ニューオリンズに住んだものの、ジャズ発生の前に日本に来たので、ジャズを知らなかった?

ジャズ史研究家でもないし、すべて受け売りです、残念~。ただ、その雰囲気や、バンドマン達のスピリッツだけは、なんとか学び取りたい、と思い、頑張っています。次回8月30日に、再度挑戦します、是非お越しください。