明けましておめでとうございます2007年01月01日 00時00分01秒


明けましておめでとうございます。
忙しかった2006年を乗り越えて、新しい年2007年を、メンバー全員で迎えることが出来ました、やれやれ。

平成も、もう19年になり、大正・昭和が遠くなってきました。キャバレー、バンドマンなどという言葉も死語になりつつあり、ニュースカイラークの果たす文化的役割(?)は、今後ますます重要です。

ただ、化石的な存在にはなりたくありません。あくまで進歩を目指している現役バンドマンであり続けたい。そこにニュースカイラークの存在価値があります。

今年はどんな出来事が待ち受けているのでしょうか。去年までの出来事を土台にして、また新しいスタートを迎えたいと思います。今年もニュースカイラークをよろしく!

今年の年賀状あれこれ2007年01月04日 23時50分50秒


今年の年賀状は、結局30日一日中悩んで、エッセイにあるような歌詞になりました。曲は完全に演歌です。12年の最後の曲が演歌か・・・。ちょっと複雑な心境ではあります。

中国に赴任している友人からの年賀状に、「エッセイの『中国語辞典』が面白かった」と、書いてありました。ん?あ、中国にいるから、かえってデタラメ中国語が面白かったということか、なるほど。

若いピアノプレーヤーからは、毎年写真の子供の数が増える年賀状が届きます。うれしい限りです。

森口リーダーの年賀状はと見ると、「今年は『猪突猛進』でいきます」と書いてありました。ん、こりゃ負けちゃおれん!

今年初めての「ホンモノに出会う」2007年01月08日 15時00分00秒

(「きらめき格子錯視」という錯覚絵です。黄色い線の交点の白い丸が、青く点滅して見えませんか?)

みぞれ混じりの雨の中、太宰府の九州国立博物館へ行ってきました。建設中には見に行ったのに、出来上がってからは初めてです。

「伊藤若冲展」。中でも是非見たかったのは、「点描」とも言える手法で描かれた屏風図です。思い切った表現と、ちみつな計算が交錯する絵を、周りの人の目もはばからず眺めていました。

この展覧会の絵の収集家、ジョー・プライス氏が来ていて、図録にサインしてもらい、一緒に写真も撮らせてもらってラッキーでした。

「ホンモノに出会う」、の今年第一弾に満足し、帰って冷えた体を美味しいお酒で温めました。

寒さへの対応力が・・・2007年01月11日 12時00分30秒

(初冠雪)

去年の1月は、長野県の善光寺に旅行して、信州の冬を初めて体験しました。

白く輝く連山、雪に埋もれた街、息で凍るバスの窓の内側、マイナス10度の中に建つ旅館、氷の上を歩いているような善光寺の床の冷たさ、全てが新鮮でした・・・が寒かった!そこに暮らす人々に感心するばかりです。

それに比べると、北九州は暖かい。でも、ここ数年、少し暖か過ぎ?たいした積雪もないし、池の氷も見ない。年寄りには助かるけど、寒さへの対応力が年ごとに無くなっていくのを感じます。

風邪のウイルスだけでなく、今年はノロ・ウイルスまで。暖冬に心も体もゆるみきった(ニュースカイラークのご老体の)皆さん、油断禁物ですぞ。

寒さへの対応に一案2007年01月15日 12時05分05秒

(上海ツアー・虎丘塔)

前回、暖冬だ、などと書いたら、冬が本気になったのか、急に寒くなりました。窓際にいると、外気の冷たさが身にしみます。

その寒さの中、お世話になっている自転車屋さんに行って、赤・黒2色刷りの、派手な自転車レースのポスターを貰って来ました。去年までは、ヨーロッパの緑あふれる中を走るポスターだったので、部屋の雰囲気は一変!

冬は体が縮み、いっしょに心も縮みがち。その縮んだ心に活を入れるのに、この真っ赤なポスターは結構、効果があります。「ダラダラするな、シャキッとしようでぃ!」と、興奮して来る気がする・・・

・・・と、よく考えたら、私ゃウシ年だった・・・

森口リーダーの具合について2007年01月18日 12時30分30秒


16日のカサブランカ・ライブでは、森口リーダーは足の具合が悪く、欠席させて頂きました。その後の報告です。

現在、とりあえず検査の為、北九州の病院に入院中です。なので、単なる疲労なのか、別の原因があるのか、まだ詳しい状況はわかっていません。

が、森口リーダーことなので、大丈夫だと思います。なんせ「奇病のデパート」と言えるぐらい、いろんな病気を経験し、乗り越えて来た人なので。
昨年は演奏の回数も多かったし、上海公演もあったし、疲れが正月の休みで一度に噴き出したのかもしれません。ここはひとつ、しばらくゆっくりと休養して頂きましょう。

ピアノの森山さんが一言、「森口さんがおらんと、弾いていても、ノッてこんのよねー」・・・メンバー一同、同感です!

今年の目標は?2007年01月22日 14時14分14秒

(狐の一万円)

毎年、「今年は何かをしよう」と思うだけで、1月が終わってしまっていたので、とりあえず今年は、1日だけ練習場を借りて練習しました。自室でミュートを使っての練習に比べて、ノビノビと出来ました。

よくテレビで、狭っ苦しい雨天練習場で野球の練習をしているのを見ますが、あれと同じでしょうか。野球は戸外でノビノビやるもの、楽器もミュートを付けず、生音で練習するもの。あー、久しぶりにスッキリした~。

今年の自分の目標は「強くなる」です。何に強くなるのか?自分に対して、演奏に対して、一つ一つの動作に対して、その他、いろいろありますが・・・。練習も、気持ちを強く持っていないと、つい飲んでしまう、って、結局、飲み過ぎの反省かい!

どうぞ、「強くなる」という気持ちが、弱くなりませんように・・・などと祈っているようじゃ、今年も、ダメだこりゃ!(古っ!)

明日は門司港ライブです2007年01月22日 22時58分58秒


明日26日は、今年初めての門司港・海峡ダイニングでのライブです。門司港が早く、日本でも有名な「ジャズの響く港町」になるよう、今年も頑張りたいと思います。

ずい分昔ですが、1度だけ、ツアーでサンフランシスコに行ったことがあります。道のあちこちで、路パフォのジャズマンが演奏していました。

夜になって、ツアー客の半分を、添乗員さんが高級ホテルのライブに連れて行き、残った半分の客を、私が引率して、港近くのライブハウスに連れて行ったのを思い出します。(今思えば、添乗員さんもムチャなことをさせたもんだ。)

5ドルの入場料を入り口のお兄ちゃんに渡して中に入ると、そこには5ドルではもったいないほどの、本場のジャズがあふれていました。感激して楽屋まで押しかけて、片言の日本語で(英語じゃありません)で話しかけました。

古い町並み、行き交う船、たくさんの観光客、そしてあふれるジャズのサウンド・・・サンフランシスコに似た門司港の未来の風景が、ふと心に浮かびました。

悲しいお知らせ2007年01月29日 01時10分10秒


ジャズを愛し、みんなにジャズの楽しさを伝え、ニュースカイラークに幾度も「山口ぱるる」での演奏の機会を与えてくれた、山口の「キャンちゃん」が28日、亡くなりました。

ニュースカイラークがライブの足固めを始めたのは山口でした。それ以来「キャンちゃん」は、山口のジャズ愛好家とニュースカイラークの仲を取り持ってくれました。

昨年胃を切り取った後、「ぱるる」でニュースカイラーク・ビックバンドのコンサートを開いてくれ、もうすっかり回復したのか、と思っていたのですが・・・。

そして、先日山口の方から、「5月13日に<キャンちゃん激励コンサート>をやるからスケジュール空けといて」という話を聞いたばかりだったのに。


この広い宇宙で、そして無限の時の流れの中で、人と人との出会いは、ほんの一瞬です。その一瞬の出会いをいとおしむことが、どんなに大切かをやっと知るころになって、大事な人が先立ってしまいます。

「やるべきことを、きちんと果たしていく」、それが、残された私たちの責務であると思います。

「キャンちゃん」、あなたの愛したジャズを、あなたの愛した山口を、ニュースカイラークは、決して忘れることはありません・・・(ニュースカイラークメンバー一同)