『音 楽あれば苦あり』2021年06月01日 10時20分20秒

<久しぶりのネット買い物>

最近は、練習はタブレットを見ながら。しかし、譜面台に置くと、当然ながら重さのバランスが悪くて、譜面台が倒れそうになる。

そこでやむなく、タブレット用の譜面台を買った。これなら、譜面台転倒の恐れも、タブレット画面の破損の心配もない、と一安心。

しかし、今度は、まだタブレットに入れていない楽譜類は、これには置けなくなった。そうなると、元の譜面台と両方使うことになる。

いやいや、作業が苦でも、練習時間を削ってでも、残りの楽譜もPDF化して、タブレットに収めなくては・・・ん、まてよ、なんか違ってるような気が・・・。

そこで本日の一言、
『音 楽あれば苦あり』

『ほっとけ、の顔も三度』2021年06月02日 10時20分20秒

<ATMの前で>

ショクナイのギャラの支払いは、昔は演奏後にとっぱらい(当日現金払い)、と決まっていた。怪しげなプロモーターがイベントの後に全員のギャラを持ってドロン(=雲隠れ)、ということもあるし(された経験もあるし)。

時代の流れで、今は振込みが当たり前だが、それによって失敗も発生。

【 失敗その1 】
「ギャラが振り込まれていない」と電話すると、「いや、振込みました」。
銀行に確認すると、「ああ、通帳の磁気テープが弱ってATMが反応しないことがあります」って、そうとはつゆ知らず、とんだ恥をかいてしまった。

【 失敗その2 】
「ギャラが振り込まれていない」と電話すると、「いや、振込みました」。
よく見ると、伝えた口座と違う通帳をATMに差し込んでいた、って、そんなこととはつゆ知らず、とんだ恥をかいてしまった。

先方には「勘違いだろ、ほっとけ」と、広い心で対応してもらったが、今度やったら、「とんだ恥をかいてしまった」、では、自分が済まなくなりそう・・・。

そこで本日の一言、
『ほっとけ、の顔も三度』

<老いてはコロナに従え>2021年06月03日 10時00分00秒

<年寄りは先も短いが気も短い?>

5月下旬に地元のコロナワクチン接種の通知が発送されて以来、予約サイトに接続しても、「大変混雑しています・空き無し」の表示が、毎日続いている。

これじゃ、老い先短い年寄りの心情としては、トイレットペーパーを買えないのと同じように、焦りまくって、電話して、直接役所に行く、も、むべなるかな。

やっと、「2回目の人を優先しているため混雑中」とのメッセージが、テレビのニュースで流れていた。1回目接種の空きが出来るのは7月に入ってから、とか。

「必ず接種出来ますのでお待ちください」とのことだが、そのあとにもう一言添えてはどうだろうか、とカミさんが・・・「どうか、それまで生きていてください」、と。

そこで本日の一言、
<老いてはコロナに従え>

『棚の上にも三年』2021年06月04日 10時30分30秒

<大工仕事で台所に棚を作った>

落語で”棚”と言えば、「マクラ」で、
「おう、お前が釣ってくれた棚な、あれ、落ちちまったぜ」
「えぇ、そんなこたぁねぇはずだが・・ナンかのせたんじゃねえか」

落語で”釘”と言えば、「そこつの釘」で、
引越し先の家で、ホウキを掛ける長い釘を打ってくれとカミさんから頼まれイラッとして、どんな釘を打ったのかと訊かれて、
「お前ぇがことさら長ぇ釘、ってえから、八寸の瓦釘」
「あきれたね、どこに打ったの?」
「ここの壁に」

落語で”大工の棟梁”と言えば、「大工調べ」のオチで、
お調べ(裁判)で勝って、大家から過料金をせしめた棟梁が、
「大工は棟梁」 (細工は流々)
「調べを御覧(ごろう)じろ」 (仕上げを御覧じろ)

落語で”大工”と言えば、「マクラ」で、
「おいキサッペ、この人、大工で山田喜三郎ってえ人を探してるんだとよ、お前知らねえか」
「え、山田喜三郎?そんな長げえ名前・・・あ、俺だ」

と、そんなこんなで、ノコギリを引いて板の長さを合わせ、1000円で買った電動ドライバーでネジ留めをし、なんとか出来上がったので、物をのせてみる・・・落ちない。ん、これなら、三年はもつだろう・・・

そこで本日の一言、
『棚の上にも三年』

『だから、の持ち腐れ』2021年06月05日 11時40分40秒

<”大切”と言う名の厄介者>

身の回りに捨てきれないモノが溢れているのが、最近気になりだした。

・押入れの中のステージ用上着やシャツ
派手過ぎてもう着ることはない、と思いつつ、こんな服どこを探しても無いものだから、と捨てきれない。

・衣服BOXの中のTシャツや靴下
ヨレヨレだから雑巾に、と思いつつ、このTシャツはあの旅行の思い出、これは夏に着易いシャツだからと、捨てきれない。

・引き出しの中の文房具や電器小物
何の機器の部品だか分からない部品、と思いつつ、ひょっとして使うかもしれないものだからと、捨てきれない。

・棚の中のもう解散したバンドの楽譜ストック
この楽譜を使うバンドを組むことはない、と思いつつ、いやもう一度バンドを組んだときには要るものだからと、捨てきれない。

こうして、身の回りのかつての宝物が、いつしかゴミと化していく。今はただ、ゴミ屋敷にならないことを願うのみ・・・・。

そこで本日の一言、
『だから、の持ち腐れ』

『聞いて極楽、編曲して地獄』2021年06月06日 11時40分40秒

<リクエストって出来ますか?>

演奏を依頼されている「年長者大学」の係の人から、「前回好評だったのでまたお願いしたいのですが、リクエストって出来ますでしょうか?」との電話が。

シーケンサーには、ジャズ100、ポッブス70、歌謡曲80、の合計250曲ほどストックがあるが、あくまで自分の守備範囲で、リクエストの曲がその中に含まれるとは限らない。

講義は「昭和の名曲をあなたに」、というコンセプトではあるが、昭和の曲といっても膨大で、全く知らない曲も多いし、トロンボーンという楽器に向かない曲もある。

「リストの中から、もしくは、事前に教えてもらえば」と、返事をしておいたが、さて、聴いたこともない曲だったら、編曲に手間がかかるだろうなと、ココロモトナイ限り・・・。

そこで本日の一言、
『聞いて極楽、編曲して地獄』

<バンドマン風・金名竹>2021年06月07日 09時50分50秒

えー、『金名竹』という落語がありまして。道具屋で留守番をする与太郎が、「金名竹(竹の花活)」などの道具七品のことで来た使いの伝言を、主人にトンチンカンに取次ぐお噺で。本日は、それをバンド部屋のボーヤに置き換えた一席を。

「すみません、今日の歌手のマネージャーですが、皆さんは?」
「ああ、みんなシーメに行って、俺一人留守番だ」
「そうですか、じゃバンマスにお伝え願えますか」
「フーン、なんだい」
「メモリーの曲、Gって言ってましたけど、キーが違ってたんで、Cでお願いします。アタマ、ヤノピでポロンともらって。AABAの最初のAはルバートで、タイコのキッカケもらって、次のAからインテンポでワンコーラスいったら、次のワンコーラスはインストで、シーデキ風のアドリブを、プランジャー使ってもらってもいいですね。終ったらサビから歌出ます、そこからバンドさんチータでお願いします、終わりはエートレイン風に、と伝えてもらえますか、じゃよろしく」

「おい、おい~、って、行っちゃったよ・・・あ、バンマス、お帰りなさい」
「おいボーヤ、今、出ていったのタウのジャーマネだろ、何だってんだ」
「あのね、目盛りがどうのこうの、とか言ってた」
「目盛りってやつがあるか、メモリーの曲だろ、で、ナンて言ったんだ」
「だから、えっと~、爺さんが気が違ったから、シーンとして下さい、って」
「爺さんが気が違った?タウのかな、急なことだな、それで」
「で、頭がボロボロになったから、海老とタコの、インスタントのわんこそばを食べたって」
「気が違うと、変なもの食うんだな。それから」
「インドでフルーツポンチを食べて、ルンバで踊って」
「なんだ?」
「それで、秀樹のプラジャーから錆が出て、え~っ取れん!」
「わけが分からんな。そうだ、誰か演歌歌手のモノマネもする、って言ったが、誰だって?」
「んーと・・・(チータでお願いします?)・・・ああ、水前寺清子だ」

そこで本日の一言、
『<バンドマン風・金名竹>』

『Dream as of you'll live forever, live as if you'll die today』2021年06月08日 10時40分40秒

<こころのつっかえ>

【つっかえ】:支え、つかえ、とも。
A.支障があって滞ること、喉や心に障害物が詰まること。
B.支えること。つっかえ棒、など。

・混乱していたワクチン接種のネット予約が取りやすくなり、無事に予約が完了した。

・いつも3000歩止まりだった万歩計が、昨日、久しぶりに目標の5000歩を超えた。

・ダラダラとiPadに入れなかった楽譜を、やっとPDF化してiPadに入れた。

・いつか観ようと思いつつ放っていたテレビ番組の録画を、思い切って全部削除した。

・買ったときは当たり前だったのに、最近着るのに抵抗が出て来た、真黄色と、真紫の、2枚のTシャツを処分した。

やらなければならないことは、さっさとやる。
やらないでいいことは、さっさと止める。
これが心のつっかえを取り去る一番の方法なのだが・・・

そこでジェームス・デイーンの一言、
『Dream as of you'll live forever, live as if you'll die today』
(夢は永遠に、死はすぐ傍に)

『かわいそうな子には旅をさせよ』2021年06月09日 09時50分50秒

<京都へ旅行に出かけた?>

朝9時に旅館を出て、賀茂川の淵を散策、ゆるやかな流れを眺めつつ、下鴨神社に到着、朱色の本殿に2礼2拍手1礼の参拝をし、100円のお賽銭をあげる。帰りに清水寺を参拝し、周辺のお土産店をのぞいて旅館に戻った・・・

・・・つもりで、実は、
朝9時に家を出て、近所の川の淵を散策、雑草の茂る流れを眺めつつ、地元神社に到着、鼠色の本殿に2礼2拍手1礼の参拝をし、10円のお賽銭をあげる。帰りに近所の寺を参拝し、周辺のコンビニをのぞいて家に戻った。

ということで、自分の家の周りを散歩しての妄想旅行。
それでも、コロナ禍で旅行が出来ない日々、そう空想を巡らせながら散歩することで、少しは気分が変わる・・・かも?

そこで本日の一言、
『かわいそうな子には旅をさせよ』

『陽のあたりすぎる坂道』2021年06月10日 10時59分59秒

<夏生まれだから暑いのは平気、でも・・・>

小学生のころは、真夏の炎天下の運動場で、放課後から夕方までソフトボールで遊んでいて、ともだちと日焼けの度合いを競い合っていた。

それが最近は、暑さが、というより太陽光が苦手になってきた。理由はただ一つ、年寄りにありがちな、顔のあちこちにシミが出来ること。

ピンの仕事のときは、「自称SSKK46、シミ、シワ、口臭、加齢臭、四六時中、です」、と自己紹介しているが、次第に冗談でなくなってきた。

さりとて、散歩や買い物のたびに、顔中に日焼け止めクリームを塗るというわけにもいかず、帽子を目深にかぶっても、太陽光は入ってくるし。

梅雨の中休みでここ数日強い日差しが続いている。この夏の外出自粛の項目には、「不要不急」のほかに、「不陽不急」、も入れなければ。

そこで本日の一言、
『陽のあたりすぎる坂道』

※補足:「目深 (まぶか) 」をずっと「真深」だと思っていた (^^;