咳が止まらないときは五分待つ?2013年11月07日 23時59分59秒

先日のこと、若い人と、咳が止まらない話をしていて、
「そう言えば、咳が止まらないときは五分待つ、って昔言ってたよね」
「はあ、なんですか、それ」
「だから、関の五本松、ってシャレ」
「はあ・・・?」
「ごめん、ニャンでもない・・・」
と言いつつ、そんなネタを言った、自分の古さにあ然とする。

もちろん、今ごろのテレビのお笑い番組で「咳の五分待つ」なんてシャレ、言っている芸人がいるはずもなく、そんなダジャレが通用するわけがない。

団塊の世代だって、そんなギャグの出所など知るよしもなく、やっとウェデサイトで「関の五本松一本伐りゃ四本、あとは伐られぬ夫婦松」という曲のを知った程度。

同様に、少し前に隆盛を誇っていた、あんなギャグ、あんなお笑い番組、あんなタレントが、あっというまに古臭いものになっていく今の時代の、流れの速さにあ然とする。

そう考えると、江戸時代から延々と命を永らえている古典落語は、それなりの何かがある、ということか。どれどれ、久しぶりに円生さんのCDでも引っ張り出してみるか・・・。

歯が欠けるような曲?2013年11月11日 11時11分11秒

数ヶ月前、あるコンサートに出させてもらったあと、主催の人に「次もぜひやりましょう」と言っていたら、「次のコンサートをやることに決めました、譜面を送ります」とのメールが。

で、数日後に封筒が届き、中の譜面を見たときは、「ふーん」。ところが、同封のデモCDを聴いたら、「ふぇ~!」。テンポは速い、音は複雑、特に、苦手な高音があちこちに・・・。

「次回は歯ごたえのあるのをやりますよ」、と言っていたが、歯ごたえがあるどころか、歯が欠けてしまいそう。んー、こりゃ、そうとう歯を磨いてかからねば、総入れ歯になるかも。

しかし考えてみれば、これまでは、取っ付き易い音の曲ばかりやっていたような気がする。この歳で高音を要求される曲に挑戦するのも、ボケ防止にはいいかも。そこで、本日の教訓、

【 一寸の高音 軽んずべからず 】

これも賭け事のうち?2013年11月14日 23時30分30秒

先日のこと、大衆浴場で一風呂浴びて、さて帰ろうというだんになって、ふと、通路に置いてあるクレーンゲームに目が止まった。中味は、カラフルで振ると光るという鳥のフィギュア。

この手のゲームは以前、孫にせがまれてやったことがあるが、2回やっただけで「こりゃダメだ」と、すぐに諦めてしまった。しかし、あのスミっこのヤツは取れそうな・・・。

とはいえ、過去に、賭け事にはまると抜けられなくなる、という自分を見てきただけに、賭け事やそういうたぐいはずっと避けて通ってきた。しかし、クレーンゲームぐらいなら・・・。

ということで、100円玉を取り出してやる、かと思えばそうではなく、一緒に来ていた娘に「あれ取って」。やっぱり、はまってしまいそうだし。で結局、娘がゲットしてくれた、やれやれ・・・・。

あの量をいったい誰が?2013年11月18日 22時22分22秒

スーパーに買い物に行く、すると、食品売り場の入り口には、処狭しと積まれた、さまざまなお菓子の山。

特にチョコレートや、チョコレートでコーティングされたクッキーなど、とにかく甘そうなものがズラリ。

カミさんの糖尿病のこともあって、甘いものは避けているのに、これでは、目にしないわけにいかない。

あれだけの量、あれだけの種類を、いったいどこの誰が食べるんだろうか、見るたびに気になる。

テレビでは「スイーツの旅」だの、「街のスイーツ屋さん」などの番組が目白押し、コマーシャルもスイーツ。

その同じ局で、「糖尿病の危険」、「メタボの危機」、「スッキリ痩せる方法」などの番組をやる不思議。

テレビ番組の節操のなさは、今に始まったことではないが、最近はとみにひどい気がするのは、考え過ぎ?

甘い物を非難するわけではないが、アルコール検知器と同様、「甘いもの検知器」を作るべきでは。

そこで本日の教訓、

【 自分の体は 自分が食べたもので作られ 
           自分が行ったことにより 成形される 】

商い、飽きない、秋ない?2013年11月21日 23時00分00秒

春夏秋冬、と言うと、季節が一年を四等分しているよ聞こえる。が、実際は、四等分ではない。しかし、ここ数年はそのバランスが特におかしい。

春・・・3、4、5月
夏・・・6,7,8,9,10月
秋・・・11月
冬・・・12,1,2月
といったところか。

そのうち、秋という季節はなくなって、春・夏・冬、となるのではないか。現に、今年はとうとう紅葉を見ないまま、クリスマスツリーの点灯が始まってしまった。

飲み屋などでよく見かける、「春夏冬二升五合」(あきない、ますます、はんじょう)は、実は、このことを見越していた、という都市伝説が、そのうち生れるかも・・・・。

「青焼き」譜面の思い出・・・2013年11月25日 23時59分59秒

あるバンドでベーシーの曲をやることになって、譜面をもらったら、これが、「青焼き」の譜面。「青焼き」というのは、黄緑色の感光紙に紫色の光をあててコピーを作る、超昔のアナログの方法。

感光紙は、時間が経つにつれ光に反応するので、次第に原稿が薄くなり、細い五線は見えなくなり、最後には音符だけが虚しく紙面に散らばっている状態になる。

それに比べ、デシタルで書いてトナーで印字した譜面は、薄くなることもなく、次の世代に引き継がれていく。まさに万々歳・・・。しかし、なんか気になるのは、どうして・・・。

そうそう、昔の手書きの譜面には、誰々さんが書いた、という個性があった。音符の玉や旗や縦棒、記号の書き方に、その人独特の写譜ペンの使い方がにじみ出てした。

とはいえ、いくらデジタルに個性がないとは言っても、今さらアナログには戻れないし、でも、アナログの痕跡は残したいし。せめて、写譜ペンで名前でも入れてみるか・・・。

いよいよ年末がやってくる・・・2013年11月28日 23時59分59秒

11月も残りあとわずかの日、カミさんとよもやま話。

「今年はどっかのスーパーのオセチでも買おうか」
「でも、ひょっとして、バナメイエビだったりして」
「見たって、バナメイエビとクルマエビの違い、わからんだろうな」
カミさん曰く、
「だったら、初めからバナメイエビです、って書いて、安くしてくれればいいのに」

「今年の後半は『誤表示で謝罪』、のシーンばっかりやったな」
「半沢直樹』のせいで、土下座も流行ったし」
「当事者は話してるかも、あそこの土下座はカッコよかった、とか」
カミさん曰く、
「それなら、文化センターとかで、『土下座講座』、を開いたらいいのに」

かくて、カミさんの辛口コメントを聞きながら、いよいよ師走を迎える。