節電の節は・・・2011年08月01日 23時59分59秒

(模様が広がって見える錯視です)


明るいのは結構なこと、ではあるが、明る過ぎることに無頓着だった。
涼しいのは結構なこと、ではあるが、涼し過ぎることに無頓着だった。

節電が叫ばれる昨今。
しかし、節電の節は、節約の節、ということは、今まではどうだったのか。
使用量無制限、使い放題、金さえ払えばいいんだろ、状態だったということか。

江戸研究家・杉浦日向子さんの文章から。
「指一本で明るさが自在の我々は、無為な夜を重ね辛い朝を迎え、お天道様と満月など忘れている。
昔との決定的な違いは、電気の有無だろう。
無尽蔵ではないそれに支配されている現実をも、忘れている」

節約ではなく、無頓着だったことに気が付けばいいと思う。

撮り貯めたビデオの整理2011年08月04日 23時59分59秒

自室からテレビが消えて以来ずっと、撮るだけ撮ってそのまんま、というビデオをDVDにコピー。

今になってみると、なんでこんな番組を?というビデオテープが、未視聴のまま、棚にビッシリ。

それでも、ジャズ関係のビデオの中には、高校生時代の中川英二郎(トロンボーン奏者)の姿もあったりして。

やっと30本ほどだが、デカいビデオが薄いDVDに変身して、棚がスッキリし始めた。

今やっとかないと、そのうちビデオデッキも世の中から姿を消してしまうかも、ベータみたいに。

ということで、今さらながら、テレビのデジタル化についていけなかったことに感謝、感謝。

暑さの中の初盆2011年08月08日 23時59分59秒

初盆とは、亡くなって初めて迎えるお盆のこと。(但し、四十九日が済んでいなければ翌年になります。)8月13~16日が盆なので、当然、初盆は猛暑の中。

今年の1月に亡くなった従姉妹の初盆は、盆の期間にお寺のスケジュールがいっぱいということで、昨日7日に、道のアスファルトが焼け付き、蝉が鳴く中、行いました。

その席でのこと、5月に兄を亡くした親戚の人が淋しそうに話していました。「今の若い人たちは初盆という風習も知らないし、やりもしない。兄貴の初盆をやらないなんて・・・」

どこかで途切れてしまうとそれっきり、というのは、縦の繋がりが薄くなってせいなのか、横の繋がりが少なくなったせいか。どちらにしろ、復活させるのは困難というのが現状。

それでも「お盆休み」という言葉だけは、その意味が忘れられても、残るんでしょうね、なんか寂しい気もしますが。

昔の子は暑さに強い?2011年08月11日 23時59分59秒

夏が暑いのは当然としても、昔の暑さと今の暑さはどう違うのかなと、ふと疑問に。夏休みになれば昔の子は、炎天下で遊びまくって、汗と土ぼこりで安倍川餅になって、家に帰って来ていた。

それでも日射病になる子はいても、熱中症になる子はいなかったように思う。昔の子が丈夫だったのだろうか、それとも、やっぱり温暖化とか、ヒートアイランドとかのせいだろうか。

先日、息子に「チャリで北九州から福岡まで遊びに行きたい」と言ったら、「とんでもない、途中で倒れたらどうするの!」と、諭された。(えー、昔の子はこの暑さが、たまらなく好きなんだけどなぁ。)

ということで、今の暑さの恐ろしさを知らない分際で、でお盆を前にいらぬ心配をかけても息子に悪いので自粛はするけど、昔の子は夏になるとお尻が落ち着かない!

(内緒でこそっとどこかに行こうかな・・・)

久しぶりに蜂に刺された!2011年08月15日 23時59分59秒

賃貸マンションの玄関をボランティア掃除していたら、飾ってある植木鉢の葉っぱがかなり枯れているのが気になった。そこで、枯れた葉っぱをブチッ、ブチッとむしっていたら、チクッ!「あれ、この痛さは!?」

見ると、小さな蜂が葉っぱから飛び立っていった。「あいつか!」。幸い、どう猛な蜂でもなく、刺さった針を残して死んでしまう蜂でもないようなので、応急処置として、刺された跡を口で吸って、唾液で消毒して・・・。

え、それが応急処置?と言われるかもしれないが、数十年前に蜂に刺されたときも、そうやった。それが正しいかどうかは別として、とりあえずの痛みは収まった。もちろん、そのあと部屋に戻って薬をつけたけど。

数十年たっても同じ行動をとったのが、実は、自分ながら面白かった。脳のどこかに刷り込まれている怪我をしたときの本能的な行動なのか、それとも、あらぬ知恵として子供のころに教え込まれたものなのか。

出先でそんな目にあったら、とりあえずは何らかの応急処置をしなければいけないが、最近は、蜂とかアブに遭遇することが少なく、刺されたりすると大騒ぎになる。本当はどうしたらいいのか、調べておこう。

なにはともあれ、お盆に起きた、小さな小さな珍事でした。

いい風、来んねぇ~2011年08月18日 22時22分22秒

久しぶりにマウンテンバイクで、河内貯水池というところに出かけました。

家から30分、上り口から舗装された登り坂を20分、で到着。着いて、ほてった体と陽に焼けた足を休め、木陰で休んでいると、涼しい風がス~ッと吹き渡る・・・思わず、「いい風、来(く)んねぇ~!」

この、「いい風、来んねぇ~!」は、三遊亭円生さんの落語「夏の医者」の中で、山越えの道を来た医者が、頂上で一休みして煙草を一服する時に発するセリフです。

落語の世界でも、現実の世界でも、汗をかいた体に吹き渡る風は、極上の天然クーラー。車でも家でも機械のクーラーが効いている現代社会では、なかなかこの感覚は味わえません。

よく「いい汗をかけ」と言う言い方をしますが、クーラーに慣れた現代人は汗腺の数が少なくなってきているとか。熱中症に用心しながらでも、少しは汗をかく練習をしなくては、と再認識。

ということで、本日の自作ことわざ・・・『健全なる汗は健全なる体に宿る』

久しぶりの濁り酒に・・・2011年08月22日 22時22分22秒

暑い日に発泡酒、というのが続いて、ちょっと飽きてきた、とはいえ、暑い盛りに日本酒の燗はちょっと厳しい。というので、スーパーで濁り酒を買ってきました。冷蔵庫に入れて冷たく冷やして。

久しぶりにやってみると、これがまあ、美味いのなんの!濁り酒というのは、だいたいが甘口で口当たりがいい。それがほてった喉を冷やしながら通って行くわけだから、飲み始めると止まらない。

てなわけで、当然4合ビンの中身は、あれよあれよという間に四分の三になり、半分になり、四分の一になり、それに反比例して、時間は12時になり、1時になり、2時になり・・・。

ご多分に漏れず翌日は、ここしばらくご無沙汰していた、『酒は飲むべし、飲まれるべからず』という格言に、ちょいとだけお世話になることに。と同時に、以前より酒に弱くなったと実感。

ということで自作格言・・・『酒に罪無し、我に罪有り』

テレビに代わる眼球疲労の元2011年08月23日 23時42分42秒

自室のテレビの地デジ化乗り遅れ、のおかげで、ここしばらくレンタルDVDのお世話になりっぱなし。

「コットン・クラブ」
1920年代のアメリカ。リチャード・ギア演じるコルネット吹きがギャングの抗争に巻き込まれながらも、有名な「コットンクラブ」というクラブを足がかりに栄光を手に入れていく物語。

「ブルース・ブラザーズ」
「ブルース・ブラザーズ・2000」はビデオを持っているので、こちらの方を。ブルースのちりばめられた楽しい映画。有名なプレーヤー(ジェームス・ブラウンとかレイ・チャールズとか)が、普通のおっさん役で登場する。パトカーのクラッシュの数がすごい。

「キャバレー」
栗本薫の小説本は持っているので、映画化されたほうを。ヤクザがからんだキャバレーを舞台に若いサックスプレーヤーが苦悩する、バイオレンス&ジャズ映画。

「いつかA列車に乗って」
こちらも日本映画。ジャズハウスを舞台として、人生、男と女、金などをめぐってオムニバス形式に展開する人間模様。津川雅彦が渋い演技を見せる。

なにしろ2日間で4本で、眼球が疲労、それに、ジャズ関連の映画ばかりで、どれがどれだったかアタマが混乱・・・これからはせめて1日1本にしよう・・・。

「頭」と「体」の葛藤の日々2011年08月29日 23時59分59秒

あれもしよう、これもしよう、でも、こう暑くっちゃ。この暑いのが終わったら、にしよう・・・・・。

ところが、この暑いのがなかなか終わらない。しばらく涼しい日が続いたから、おおっ、もう秋かいな、と思ったら、大きなカン違い。そういや、まだやっと8月の終わりだった。

でも、そのくせ、暑いのが遠のくと、無性に寂しくなって、暑い日々よ、もっと続け、と願ってしまう。この矛盾は子供のときからずっと続いている。つまり、体は暑いの大好き、頭は暑いのキライ。

ということで、机の前に座って楽譜を書いたり、バリバリ楽器を練習したり、という「頭」の予定がちっとも実現しない日々が、ウダウダと繰り返されている、あーあ。

そうだ、こんなときは、「頭」を無視して、「体」の言い分の方を聞いてみよう・・・え、炎天下でチャリをぶっ飛ばしたい?ふんふん、じゃ、そうしよう・・・って、あんまり理性のない行動も困るんだけど。。。。。