やっと春の兆しが・・・2011年04月04日 19時20分20秒

久しぶりに町をウロウロしていたら、あちこちに、なんと桜の花が!
あわてて(別にあわてることもないが)公園に行ってみると、ちらほらと八分咲きの木も。知らんまに春が来よる、こりゃいかん、花見に行かねば。

被災地のことが頭をよぎるが、春到来の喜びを無理に押さえつけるのも、また理に反するか、ということで、さっそく小倉城にお出かけ。もっとも、酒は控え、ブルーシートの上で焼きそばを食べながら。

同じ長さでも、年をとるほど冬が長く感じられるのだろうか。その分、風,が温み、花が咲き、春の気配が漂うと、居ても立ってもいられなくなるのはしょうがないと、お許し願いたい。

ちなみに、「知らんまに春が来よる」と書いたが、九州弁では「来よる」は進行形で、春が来つつあることを言う。完全に春が来ている完了形は「来とる」、と言う。
ということで、たとえば、
●「雨が降りよる」は、『今現在雨が降っている』
例)「あらー、なんか音んすると思たら、雨ン降りよるよ」
●「雨が降っとる」は、『今は降っていないが少し前降った』
例)「あらー、地面が濡れとるけん、こっちも雨が降っとっとたい」
となる。
しかし、これを使い分けることの出来る九州人も「少のうなりよる(進行形)」ようだ。

適当にもほどがある2011年04月07日 12時56分56秒

ほとんど携帯電話しか使わないが、時々家の電話が鳴ることがある。そのときも、テレビを見ていたら突然電話が鳴った。

「もしもし、○○様のお宅でしょうか」
「そうですが」
「○○様はおいでですか」
「私ですが、何でしょうか」
「そうですか、私、結構相談所の者です。○○様のご結婚について」
「はあ!?、あのね、私、もう60を過ぎてて、孫もいるけど!」
「あ、そうですか、ガチャン」

おいおい、どんな調べ方をして電話してんだ。最近は漏洩した個人情報を使って狙い撃ちしてくるらしいが、まさか電話帳を片っ端から?そんな非効率的な方法じゃ、電話代、大変だろ。

それにしても、最近は電話回線乗り換えの勧誘とか、いろんな勧誘電話がかかってくるが、まさかこの歳で結婚の勧誘をされるとは思わなかった。結構相談所さん、適当にもほどがあるんじゃない?

もっとも、異性との付き合いは脳を活性化させるというし、「間違いでもまあいいか」と、ポロリと言ったら、カミさんに睨まれた。
「・・・あ、別に大意はありまっしぇん・・・」

サンマもホロ苦いほうが・・・2011年04月11日 12時52分52秒

(近所にあるイチョウの木の新芽、たった4日でこの成長です)

社会人の門出のこの季節、ふと、ホロ苦い思い出が・・・。

とりあえず大学過程は終了したものの、卒業式にも就職課にも顔を出さず迎えた4月。子どものころからずっと、「大人になったら何になる」という思いを一度も持たずに大人になってしまったので、この先何をするというあてもなし。

社会に反抗してきたくせに、いざ社会に出たら、社会は何もしてくれないという不満と、社会のしくみに対する無知と、これからどうやって食べていったらいいのかという不安が、行き場を無くして心で渦巻くばかり。

ただ、心の片隅に「楽器でメシが食えないか」という思いはあったものの、しょせんは学生バンドだし。ところが、たまたま、キャバレーバンドの人手不足という条件と合致して、結局バンドマンの道に。そして、あれから40年か、やれやれ・・・。

              =自分勝手な人生訓=
『サンマも身だけでは美味くない。ホロ苦いはらわたがあってこそ、サンマ』・・・って、やっぱ自分勝手か・・・。

初めて胃カメラを飲んだ日・・・2011年04月14日 12時52分52秒

(「ジャズ誕生物語」の紙芝居をするときに使っている表紙です)


別にどこが悪いというわけではないが、親戚に胃ガンや大腸ガンの病人が続いたので、お医者さんに相談して胃カメラを飲むことにしました。恥ずかしながら、今回が人生初体験。

当日、「最近はカメラのケーブルも細くなったし、麻酔をかけますから、そんなに心配はいりません」という言葉に反して、カメラが喉に入ったとたん「ゲーッ、ウオーッ!」(食事中の方、ごめんなさい)

「もう半分入りましたよ」・・・「はい、もうすぐ終わりますからね」・・・まるで、子供が初めて診察を受けたみたいないたわりから5分ほど(?)してやっと開放。まあ、情けないやら、恥ずかしいやら。

終わるとその場ですぐ、今撮ったばかりの胃と十二指腸の写真をパソコンに写し出して「これが胃の出口、これは十二指腸、ここは壁の部分・・・うん、ちょっと赤いとこはありますが、大丈夫」。

それにしても、自分の体の内部を見るというのは、なんか、生命の神秘を見たようなというか、まるで自分が自分でないような感覚におそわれるというか、ナンとも不思議な気分でした。

「ご希望であれば、来年は直腸検査もしましょうか」

(はあ、喉の次はお尻ですか・・・すみません、もうちょっと気分が落ち着いてから返事させてください・・・)

部屋が片付かないわけ・・・2011年04月18日 21時41分41秒

狭い部屋が、ますます狭くなってきた・・・

本を買う、雑誌を買う、雑貨を買う・・・だんだん溜まってきたので、片付けるための大きなプラスチックケースを買う、それがそのまま部屋の隅に積み重さなったままで、ますます部屋が狭くなる・・・。

だいたいは、モノが散らかっているのが嫌いな性分なので、モノを置く場所は決まっている。楽器ケースはここ、練習用の楽器はここ、楽譜はここ、パコソンはここ、その他いろいろ。

ところが、絶対的に部屋が狭い。なので、捨てない限り、モノが部屋の中に溢れ出す。古いビデオデッキ、使わないDVDプレーヤー、ボロボロのザザエさん全巻、美味しんぼ全巻、見もしないビデオテープ・・・。

他人から見ればゴミみたいな、多分、売ろうと思っても誰も買わないモノばかり。だったら、自分で引導を渡してやって、処分すればいいんだろうが、これがまた、なかなか踏ん切りがつかない・・・。

と、こんなふうにダラダラ文章を書いている暇があったら、片付ければいい・・・ということは、部屋が片付かないのは、このプログのせいか・・・?

これからが正念場2011年04月21日 12時51分51秒

(明日22日は下関の「昭和館」というところで開かれる東日本大震災復興支援チャリティコンサートに参加します。お時間がある方、是非お越しください)

今回の地震はなかなか収まる気配がみえません。先日も、千葉にいる姉からの電話の最中に、「ちょっと、ま、まって・・・、ゆ、ゆ、揺れて、あ、あ!・・・」。震度4だったとかで、電話のこちら側でも心臓がドキドキ。

姉も妹も、関東に移り住んで以来数十年、「地震なんてしょっちゅうのこと」と言っていましたが、今回ばかりはさすがに腰が抜け、肝を冷やし、パニックになりそうだったとか。

あれからもう1ヶ月以上、予想をはるかに越えた長期戦になりそうです。九州の地でも本格的に影響が出るのは、これから。日本中が腰を据えて、肝を据えて、正念場を乗り切らないといけない時期を迎えます。

「見ぬこと清し」と言うけれど・・・2011年04月25日 12時58分58秒

(灰色のチューリップがピンクがかって見える錯視です。)

(22日の下関でのチャリティコンサートは、店内いっぱいのお客様がご来店、募金活動に協力してくださいました、ありがとうございました!)

地デジテレビに買い換えて1ヶ月。以前の、ちょうどたくさんのホタルが画面いっぱいにチカチカ飛んでいるようなテレビに比べると、まるでウソのように綺麗な画面にも、少しずつ慣れてきました。

ただ最近、逆に見え過ぎが気になりだしました。自然の美しい風景などはいいとして、事件・事故の映像や、好きな女性タレントの○○ちゃんのニキビなど。「え、そこまでドアップにする?」、みたいな。

「見ぬこと(もの)清し」、ということわざがあります。見る前の期待感に反して、実際に見たらつまらないことが多い、ぐらいの意味でしょうが、新しいテレビで、このことわざをしょっちゅう実感するはめに。

物事を正視する、ということと、見なくていいものをわざわざ見る、ということは別もの。デジタル化を推進している方々、そこんとこ、ちゃんとわきまえて画像を作ってるんでしょうかね?

(せめて○○ちゃんだけは、アナログ放送のころのままでいて欲しい!)

健康体だけど、薬が増える?2011年04月28日 12時53分53秒

先日受けた検査・・・胃カメラ、心電図、血液検査、レントゲン、の結果を聞きに病院へ。

「胃カメラは当日言った通り。心電図、血液検査なども、異状ありませんね」
「ああ、そうですか、よかった」
「前立腺の値もこれなら、大丈夫」
「前立腺の値、というと?」
「前立腺がんのことです」
「ああ。寛平さんのこともあったんで、心配でしたけど」
「尿酸値も、まあいいけど、薬は続けましょう」
「はい」
「ただ、コレステロール値が高いな・・・んー、お薬、出しときましょ」

ということで、とりあえず一安心・・・
ではあるけど、病気を治す薬というわけではない薬が、また増えた。これって、ひょっとして、節制してりゃ飲まなくてすむ薬、だよなぁ・・・(悩)