便りの無いのはよい便り?2010年11月01日 12時55分55秒

久しぶりに、千葉に住んでいる妹から、「梅干が出来たので送る」、とのメールが。遠方ということもあって、ほとんど会うこともなく、おまけにメールも電話もめったにしない。

昔みたいにハガキや手紙を書く手間をかけなくても、携帯電話の住所録をちょっと開けばすぐ、なのに。まあ、便りの無いのはよい便り、と思えばこそ、ノンキにご無沙汰できるわけだけど。

親族にしてこれ、いわんや、親戚や友人知人ともなると、もっと長いご無沙汰が多いが、こちらの場合は、便りの無いのは~、と勝手に思っていても、そうはいかないこともある。

「一期一会」という言葉を聞くことがあるが、若い頃と、歳をとってからでは、実感のし方が違うように、最近思える。「あのとき一言声をかけておけばよかった・・・」、みたいに。

このさい、携帯電話会社などで「便りのあるのはよい便り」、ということわざを広めたらどうだろう?・・・当たり前過ぎるか・・・。

冷え冷え、の季節2010年11月04日 12時52分52秒

バタバタと足音をたてて、情緒なく秋が過ぎ去ろうとしています。

近所のイチョウの街路樹は、いきなりの冷え込みにびっくりして黄色くなるタイミングを逸したらしく、緑とも黄色ともどっちつかずの、なんとも趣のない冷え冷えとした色をしています。

先日、ある打ち合わせをするのに、ショッピングセンターの青空広場にあるテーブルでやったら、吹き抜ける風の予想外の冷たさに、30分も経つと、体がすっかり冷え冷え。(相手の方に悪いことした~)

定番過ぎて逆にめったにやらない「枯葉」。とはいえ、今はちょうどその季節。それでも、「じゃ枯葉、いきましょうか」とは、なかなか言いづらいのは、アドリブのアイデアが冷え冷え、のせい?

ここ最近の体のトラブル続きで、体調不良。ということで、カミさんに、貼り付け式のホッカイロを腰のあたりに、シャツの上から貼ってもらうことに。
「あら、これツルツルして貼り付かないけど・・・」
「え、どうして?」
「・・・、あーあ、この紙をはがすのね」
んー、カミさんの頭も冷え冷えか、って、そりゃ困るんですけど。

萩の思い出・・・2010年11月08日 12時58分58秒

矢印が動いて見える錯視です。

先日、山口県萩市へ観光に行きました。萩、と言えば・・・

萩の思い出<暴走族>
学生の頃の「青森チャリ旅行」で、北九州を出発し125km漕いで着いた最初の宿泊地が萩。疲れ果てて小学校に宿を借りようとしたら「笠山に行きなさい」と断られ、必死で夜の山を登ったら、山頂は暴走族のバイクだらけ!

萩の思い出<オンボロトラック>
以前フカミプロダクション(福岡の音楽事務所)にいた、という人とひょんなことから知り合い、その人のオンボロ軽トラックでガタガタ揺られながら行ったのが萩。その後会うたびに「楽しかったね、もう一回行きたいね」と言いつつ果たせないまま亡くなった。

萩の思い出<伝書鳩ツーリング>
以前チャリのクラブで、車で現地まで運んでもらいそこから各自チャリで北九州まで帰って来る、という「伝書鳩ツーリング」をやった、その場所が萩。今思えば、体内磁石も無しでよく鳩小屋まで戻って来れたもんだ。

そして今回はと言えば・・・
あっ、そうそう、宿の部屋が東向きだったので、人生初(多分)、日の出が拝めた!(って、それぐらい、早起きすりゃ毎日だって見られるだろ・・・)

根本的なところが・・・・2010年11月11日 12時52分52秒

先日、京都の住人から「京色パステル」なるものを頂きました。8センチ四方の箱の中には、京都の情景を表しているという、一般には見かけない18の色が並んでいます。

そして一色一色には、
・古都の香 (モスグリーン、らしき色)
・松ヶ崎菜の花便り (ことぶき、らしき色)
・大原のひだまり (淡いオレンジ、らしき色)
・嵯峨野竹林 (若竹色、らしき色)
・半木の花咲み (うす桃色、らしき色)
などの凝った名前が付いています。

そういえば最近は、絵を描くにも字を書くにも、パソコンばかり。アナログ感覚が鈍ってしまって、孫にせがまれて紙に絵を描こうとしても、思うように手が動きません。ここは一番、孫のために頑張ってアナログに戻ってみるか・・・。

ただしこれ、8センチ四方の箱に18本、ということは、つまり1本の長さは、わずか2センチ、これでお値段が2000円!とてもじゃないが、孫といっしょに描くなんてもったいなくて、ずっと使わずじまい・・・。

って、んー、どうも、根本的なところが違っているような気が・・・。

歯を磨きながら、ふと考えたこと2010年11月15日 12時50分50秒

落語「三軒長屋」という噺で、火消しの頭が剣術の先生に内緒話をする場面があります。
「先生、ちょっと耳を貸してください・・・ゴニョゴニョ・・・お分かりですか」
「ふんふん・・・いや、さっぱり。実は、こっちの耳は天狗と試合をした際に、したたか打たれて以来、まったく聞こえん」
「いやだな先生、聞こえないほうを貸してどうするんですか」
「いや、人に貸すなら、悪いほうから」

また、こんな小噺もあります。
ケチな男が、「両目を使うのはもったいない」と、右目だけ使っていた。
年をとって右目が見えなくなったので、さあ、今度は左目だ、と左目を開けたら、周りは知らない人ばかりだった・・・。

片方ばかり使っていると(別にケチでなくても)、年をとって片方にガタがきたとき、もう片方が使えない、簡単な歯磨きでさえ。少しは逆も練習しとくか、と、利き手でないほうの手で歯を磨きながら、ふと考えた(しかも、電動歯ブラシで)。

名刺をいっぱい作らねば・・・2010年11月18日 12時54分54秒

(ニュースカイラーク用に作った名刺です、シルエットがスマート過ぎるとみんなから言われます)

先日のあるパーティの席でのこと。知り合いの人が、「おいで、紹介してあげよう、こちら○○会社社長の奥さん。こちらは、○○会社の女社長さん、よろしくお願いしときなさい、それから、こちらは・・・あら、あんた、名刺は?」

あちゃー、もってはいたけど、めったに名刺を使うような場面に出くわさないので、名刺の縁は折れ曲がり、裏は薄汚れ、しかも、数枚しか持っていなかったで、たちまち在庫切れ。

今までズボラして、名刺をたいした枚数印刷もせず、めったに配りもせず、で済ませてきたけど、たまにこうやって交流の場面に出くわすと、やっぱり常時、それもある程度の枚数、持っていなくては、と痛感。

ということで、早速A4の用紙を買ってきて、プリンターで印字して、カッターで切り分けて、手作り名刺をやっと50枚ほど作成。よし、これで次にそんな場面に遭遇してもパッチリ。

・・・って、よく考えたら、以前もそう思って作って、結局1年間ぐらい使わずじまいでボロボロになったんだった。さて、次に必要になるのは、いつのことやら・・・。

やっと秋色に・・・2010年11月22日 12時56分56秒

ここしばらく、紅葉の遅さに文句をつけていたら、その悪態が耳に届いたのか、桜とイチョウの会話が・・・・・

「おう、桜。お前、春は花がきれい、秋は葉っぱの色がきれいって言われて、ずいぶんと豪儀なもんだな」
「そう言うイチョウだって、あちこちで街路樹に使われて、ずいぶん目立ってるじゃねえか」
「それがだ、人間ってのは勝手なもんでよ、ギンナンの実は喜んで拾っていくくせに、葉っぱが散ると『ホント邪魔な木だ!』って、手のひら返したみたいに言いやがる」
「それに、いつもの時期に紅葉しないと、まるで俺たちが悪いみたいに騒ぎ立てるしな」
「全くだ。そういや、今年の京都の奴らは2002年以来のいい色付きだって、ニュースで言ってたな」
「そりゃ、人間たちがそう言っちゃ客を集めて儲けようって魂胆さ」
「ふーん。しかし、紅葉を、タダの枯葉だ、としか感じない民族もいるってえから、全く見向きもされないよりはまし、かもな」
「そうだな。じゃ、来年の春花を咲かせるまで、もう一頑張り赤くなるか」
「じゃ俺も頑張って、もうちょっと黄色くなってやるか」

・・・・・なんてこと、言ってるわけ、ないな。

歴史について考えたこと2010年11月25日 12時54分54秒

大河ドラマなるものにはさほど関心が無くて、坂本竜馬にも格別の思い入れがあるわけでもない。ということで、今週で完結する「竜馬伝」で一番残ったのは、あまりいもいい男過ぎる竜馬、という印象か。

ただ、歴史の真実に関しては少しばかり興味がある。というのも、教科書で習った歴史が全く貧素な、もっと言えば歪曲されたもの、ということを大人、それもここ数年、強く認識したから。

それに関しては、自分で実際に目にし手に触って感じた歴史の少なさ、という自己責任も半分はあるので、なるべく歴史の現場に行き、今という時代が歴史の一部である、ということを感じたいとは思っているが。

どこかの他人が作った歴史に振り回されるよりは、自分で歴史書を作る、ぐらいの気持ちで歴史に接したい、って、別に歴史研究家になりたいわけでなく、書店でちょっとした歴史の本を買ったから。ん?それも他人が作った歴史の鵜呑みか・・・・・。

熱ッチーノ、カプチーノ!2010年11月29日 12時55分55秒

いつだったかの旅行のときに、席に座ってパンとコーヒーが頂けるパン屋で朝食をとった。そのときのカプチーノがめっぽう美味しかった。

ということで、それ以来旅行先でコーヒーといえば、決まってカプチーノを注文するように。

ところが、元々コーヒー派ではないものだから、カプチーノとエスプレッソ、どっちがどっちだったか、いまだに迷う。

先日も、旅行先で美術館の中の喫茶店に入って、「すみません、えーっとコーヒー・・・泡のあるやつ」。

ところが、「これこれ」と、不用意に飲んだ泡の下からは、熱ッチッチのコーヒーが!熱ッチーノ、カプチーノ!

おかげで舌の先をヤケド。氷水で冷やしながら「ヤバイ、明日の演奏、タンギング大丈夫かな(汗)?」

ちょっと通ぶって気を抜いていると、予想もしないしっぺ返しを食らう。ということで再認識・・・『口周りには細心の注意を!』