小は大を兼ねる、か?2009年04月02日 12時54分54秒

2月26日の「楽譜のバインダー」で書いた、スライド式パンチ(グリッサーという名前だそうな)を、ついに買いました。6000円でした。

確かに便利。楽譜を5枚重ねて溝に入れて、レバーをザッと引くと、それでもう5枚に26個の穴が!今までのパッチン、パッチンは何だったのか(涙)。

というわけで、新規にメモリー帳を作成中。今度はA5のサイズ。大きいと楽器ケースに入らないので極力小さいものを、と思って。これだと、トロンボーンのほかに、B♭もCメロもいっしょにケースに入るし。出来た楽譜から、ザッ、ザッ、とグリッサーで穴をあけて・・・。

しかし。作りながら、ふと考えた。今は見えるけど、いよいよ老眼が進んだら、A5じゃ見えなくなるかも、やっぱB5だったか?それとも、もっと先を見越してA4にすべきだったか・・・(汗)。ホントは頭に入れてしまうのが一番いいんだろうけど、目より先に記憶力のほうが衰えそうだし。

といいうことで、もう作りかけてるし、とりあえずはこれでいくしかない。フン、ちっちゃいほうがいいさ、小は大を兼ねる、って言うし・・・え、逆?

イベントのノウハウ2009年04月06日 12時50分50秒

(今回は絵をお休みして、久しぶりの写真掲載です)

先日、田舎のお寺の稚児行列に、孫の付き添いで参加してきました。なにしろ、ここ数十年、稚児行列など行われたことがないので、村をあげての大騒動。

稚児の衣装の着付け、隊列、記念写真など、すべてに親が手を出し口を出しするので、ちっともはかどりません、が、それもまた楽し。日田彦山線の脇の農道を、多分、お寺が思い描いた稚児行列とは全く違う、親子遠足のような行列が、賑やかに行進しました。

今までいろんなイベントに参加してノウハウ(智恵)を勉強しましたが、また一つ「稚児行列」というノウハウができました。よし、この経験を生かして、って、まてよ、次にあるのは、数十年後か・・・。

「鉢」の開いた頭って・・・2009年04月09日 12時54分54秒

小旅行をした先で、帽子を買いました。ハットでなく、キャップです。というのも、キャップ(野球帽みたいなやつ)は、たいてい後ろでサイズを調整できるようになっているけど、ハットにはそれがない。

ステージ用にハットも欲しいけど、あちこち回っても、市販のハットでサイズが合うのは、ほとんどありません。ちょっとかぶってみて「ダメだ、小さい」、で終わり。しょうがないから、ついついキャップなります。

「坊ちゃん」の冒頭で、勘太郎という男の子と喧嘩をする場面に「鉢の開いた頭を、こつちの胸へ宛てて~」というのがあります。鉢とは、「鉢巻」でも分かるように「頭蓋骨」とか「頭の周り」のこと。「鉢の開いた頭」って、いったいどんな頭だ?、と昔は思っていましたが、最近は鏡を見ながら、「ああ、コレか」。

ステージ用もだけど、紫外線がキツくなるこれからの季節、帽子は必需品です。「鉢の開いた頭」用の帽子、どこかに、売ってませんか・・・(泣)。

お神楽バンド(?)を聴いた日2009年04月13日 12時56分56秒

近くの神社に枝垂れ桜を見に行きました。

入り口に到着すると、なにやら賑やかな音が。石段を上がって神社の境内に着くと、そこでは、地元のお神楽の真っ最中。煌びやかな衣装をまとった神主と鬼とが、ステージの上で激しい舞を舞っていました。

生バンド(?)は写真の3人で、激しいリズムで延々1時間近く演奏しっぱなし。終わったと思ったら、次の演目で、また1時間近くの演奏。まさに、HPのエッセイ「一幕芝居・神々の悩み」で書いた、日本の伝統音楽そのままの演奏でした。

エッセイではああ書いたものの、本当に残っているのかと思っていましたが、まさか、こんなに早く目のあたりにできるとは。途中、鬼はステージを飛び出して、客席の子供を抱いて厄払いの大サービス。もっとも、子供は火が付いたように泣いていましたが。

この日は暑いぐらいの天気で、日陰を求めて枝垂れ桜の下でお弁当。途中のスーパーで買った「発砲にごり酒」がめっぽう美味かったのは、お酒が冷えていたのと、響いてくる太鼓の心地よいリズムのおかげ、だったのかも。

命短し、録画媒体2009年04月16日 12時50分50秒

以前から調子の悪かったDVDレコーダーが、ついに壊れました。書き込みが出来なくなり、ついにはトレイが出て来ない(泣)。思えば、ベータに始まり、VHSを買い、VHS・DVD・ハードディスクのオールインワンを買い、と、つねにテレビの傍にはレコーダーがありました。

でも、振り返ってみれば、撮り溜めたものを真剣に見た記憶は、あまりありません。「いつか見るから」、ただ、それだけの理由で必至で録画している気がする。録画だけでなく、本も「いつか読むから」、物も「いつか使うから」。

しかし、いつ来るか分からない「いつか」より、リアルタイムの「いま」のほうに引かれるのが当然。録画時はいいと思ったバンドが、今聴くと古く感じたり。ということで、見ないまま溜まって行くテープやディスクを見ても、さほど罪悪感は感じません。

それより、これからは「撮り溜める」ではなく、「撮り選ぶ」ほうが重要になりそうです。稚拙な番組やコマーシャルを見ないですむよう、リラックスタイムを有効に活用できるように。

とはいうものの、今度はブルーレイ?ああ、山のごとくのベータは、VHSは、DVDは、どうしてくれるの、家電業界さん!

繰り返さないアドリブ?2009年04月20日 12時58分58秒

先日はビッグバンドというライブハウスでの演奏でした。
普段は、演奏中も演奏後も飲まないのですが、今回は土曜日の夜、ということでついつい開放的になって、演奏終了後、少々頂いてしまいました。

で、酔うと、おんなじことを繰り返して話してしまう、老人性リピート症候群を発症します。さっき話したこと、または、前回酔ったときに話したことなどを、グダグダと。ある程度意識がある間は、ナンか目新しい話をしよう、と意識してはいるのですが・・・。

落語にも、「うどん屋」とか「住吉かご」とか、酔っぱらいが同じことを繰り返す、という噺があります。。聞くほうも、一度目、二度目は我慢しているが、三度目には「へえへえ、あんたはそれから~」と先回りして話し出す、それを聞いて、酔っぱらいが「あれ、お前もいたか?」

問題なのは、リピート症候群が、本人にとってはしごく心地良いこと。あのグタグダ感には麻薬性があって、知らないうちに繰り返している。ただ、話ならまだしも、それをアドリブでやられては、聴くほうは大迷惑でしょう。「飲んでも乱れない」、より、「飲んでも繰り返さない」、そんな酒仙に、なりたい・・・。

心もよう、酒もよう2009年04月23日 12時51分51秒

酔ってリピート症候群の醜態をさらす話を、前回のブログに書きましたが、世間でも、某タレントさんの酔っ払い騒ぎで何やら騒がしいようです。

「酔って醜態をさらす」と言いますが、本人は「醜態とは思っていない」、ここに酒飲みが抱える永遠のパラドックスがあります。

酔っている当座も、酔いが醒めた次の日も、「意識と記憶の欠如」は酒につきもの、それ無しでは酒を飲む意味がない、とも言えるし。

逆に、朝起きた時「ここはどこ?」、「なんか変なこと言わなかった?」、「大ボケこいてない?」、という質問の、なんと虚しく響くことか。

嬉しくて飲み、怒って飲み。哀しくて飲み、楽しくて飲み。この矛盾こそが、酒の魅力であり、魔力でもある。

しかし、最近はヘタすると「酔っ払ってました」では済まないことがある。セクハラ犯罪での裁判沙汰、交通事故は、シャレにならないし。

利口になる為に飲むのではないが、阿保もほどほどに、の理性も効かない・・・さて、この週末の酒は、どんな酒を飲もうか・・・。

階段落ち寸前!2009年04月27日 12時50分50秒

先日、ショクナイの集合場所までバスに乗車。バス停に着いて、楽器ケースと楽譜一式の入ったキャリーケースを持って、バスを降りようとした時、「ありゃ!」、踏み出した足の先にステップがない!

半分腰が砕け、階段落ち~!、の寸前でぐっとこらえて持ち直し、何食わぬ顔で下車、幸い足腰にも異常なしだったけど、内心、あー、危なかった~(汗)・・・

足を踏み出したら、思いの外自分の足が長かった・・・とは、ウソでも言えない。単なる老化です。その証拠に、この前は、チャリで町に出掛けたのにバスで家に帰って来てしまい、あわてて町に取りに戻ったら、今度はチャリのカギを忘れたし。

以前聞いたボケ防止の言葉に、「こけるな、食べ過ぎるな、風邪ひくな」というのがありました。どれも寝込んでしまう、ということでしょう。

風邪引いて、ならまだしも、食べ過ぎて寝込んだとか、ましてや階段から落ちて寝込んだ、では治っても恥ずかしくてバンドに行けません、用心、用心・・・。

連休の序の口の一日2009年04月30日 12時53分53秒

先日、好天につられて、関門海峡あたりをウロついてきました。

門司港のトロッコ列車・潮風号を見て(人が多くて乗らず)、船で巌流島へ渡り(意外と広かった)、そのまま、船で下関へ。

海岸をウロウロしていると、ジャグラーのお兄ちゃんが人を寄せていたので、ここは一番、と、サクラになって最前列に座り込み。

いつくかの小ネタのあと、最後は火の点いた棒を5本使ってのジャグリングで、いつのまにか集まった数十人の観客の拍手を浴びていました。

せっかくの技より、しゃべりやパフォーマンスを気にしている自分に、ちょっと反省、反省賃は1000円(!)のチップ。

フク(河豚)の冠を頂いたメニュー(新鮮フク丼とか、元祖フク天うどんとか)に、財布の中身を吸い取られながら、夕方まで散策して帰宅。

やれやれ、これは五月の連休の、ほんの序の口か。さて、行くアテもない本番の連休の日々を、どうやって過ごしたもんかいな・・・。