『♪カミさんが店出し 床屋でござる 貯金、貯金、貯金な~』2021年04月01日 10時30分30秒

<カミさん語録>

昔、4月1日の夜11時50分ごろ、バンドが終って家に帰ると、カミさんが足を痛そうにしている。どうしたのかと聞くと、
「エイプリル・フールが終るまであと10分あるから、なんかウソをつこうと考えていたら転んだ」

先日、近所の公園に、花見がてら散策に出掛けた。桜のある広場まで20段の階段を上がっていると、15段目でカミさんが息をついている。どうかしたのかと聞くと、
「転んだらいけん、一回転んだら、一転び八起き、になってしまう」

昨晩、カミさんに、一月毎の散髪をしてもらった。髪型のお洒落は無視して、ただただ節約のため。「眉毛、切ったほうがいいかな」と聞くと、
「うん、切らんと、昔の村山首相みたいになりよる」

ずっとカミさんの散髪なので、それを散髪代として貯金していれば、相当な金額になっていたかもしれない、次回からそうするか。

そこで本日の一言、
『♪カミさんが店出し 床屋でござる 貯金、貯金、貯金な~』

『♪貼るの イライラの 隅だ側 』2021年04月02日 12時35分35秒

<フロント奏者の憂鬱>

管楽器奏者は、フルバンドの場合は座って演奏するが、コンボの場合は、ステージの最前列にいるので、ほとんど立って演奏する。

立って演奏したほうが呼吸もしやすいし、もちろん、パフォーマンス的にも、見映えがする。ただ、歳をとってくると、少し事情が違ってくる。

ワンステージが1時間近くだと、ツーステージの場合は2時間立ったまま、ということになる。最近、これがけっこう辛くなってきた。

演奏しているときは”演奏ハイ”のせいで感じないが、次の日ぐらいに腰にダルさを感じ、数日経つと、次第に痛みに変わってくる。

ただ、以前の元キャバレーバンドマンのバンドではイスを使っている人もいたが、さすがに客席からは、疲れているように見えてしまう。

ということで、もうしばらくは立って演奏することにしよう。帰って、隅のほうがくっ付くのをイライラしながら、湿布を貼るのを楽しみに・・・。

そこで本日の一言、
『♪貼るの イライラの 隅だ側 』

『 ♪金がなければくよくよします 仕事にフラれりゃ泣きまする 』2021年04月03日 11時50分50秒

仕事の依頼が来た。

「ご無沙汰してます、また演奏のお願いなんですが」
「あ、いつもありがとうございます!」
「で、ちょっと先なんですが、来年の1月○○日10時半から1時間30分ほどですが、どうでしょうか」
「(来年の1月?、予定入っているはずもないし)、あ・・・はい、大丈夫です」

ありがたい話だけど、先は長いし課題は多い。まず、それまで生きていること、演奏が出来る体調を管理すること、そして、演奏する情熱を持っていること。

コロナ禍で仕事がなくなった演奏家は多いだろうが、収入の減少と同じぐらい問題なのが、情熱、モチベーションの維持だろう。

あってもなくてもいい仕事、と自分自身が感じるようになってしまったら?演奏に対する情熱が無くなってしまったら?それが恐ろしい。

日々の練習も、人に聴いてもらう、という目標があってのこと。来年の1月だろうが、10年先だろうが、有り難い 有り難いと思って励まねば。

そこで本日の一言、
♪有り難や 有り難や~ 有り難や 有り難や~
『 ♪金がなければくよくよします 仕事にフラれりゃ泣きまする 』
※ご存知ない方のために・・・「有難や節 - 守屋浩」

『ツールは千年 メカは萬年』2021年04月04日 10時50分50秒

2021年度が始まった。

「年度」という考え方は、社会人になるまでは、なかなか理解しにくい区切りだった。子供心に、一年が1月から始まるのに、なんで4月?、と。

お金の区切りもそうだった。一万をなんで、1,0000としないで、10,000とするのか。一千万が、なんで10,000,000なのか?、と。

社会に出て、世間の流れがそうなっていると知って初めて、それはそれで理由や仕組みがあると知った、それが社会人の第一歩だったかも。

今年の新社会人は、今までの新社会人とは違った、また新しいことを知るのだろう、リモート会議、自宅ワーク、リモート飲み会、などなど。

今や、仕事のツールを使いこなし、機械類(メカ)に馴染まないと、仕事にならい時代になってきた。年寄りも、ウカウカしていられない・・・。

そこで本日の一言、
『ツールは千年 メカは萬年』

『愛はAIより出でてAIよりも愛(いと)し』2021年04月05日 12時10分10秒

AI、ってなんだっけ

AIという言葉を聞かない日はない。将棋ソフトにもAIが使われているらしい。人工知能、Artifichial Intelligence、のことだそうだ。

過去の膨大なデータの蓄積を反映させて、将棋の道筋をつける、また対局中のどちらが優勢か判断する、など頻繁に使われているのを目にする。

若い将棋棋士が使い始めてから、将棋の世界が半分変わったような気がする。半分、というのは、年齢層によっては使っていない棋士もいるだろうから。

そういえば、”ひふみん”が使っているという話は聞かない。使っていないのか、使えないのか、どちらにしても、自分自身がAIみたいな人だから関係ないだろう。

AIは素晴らしいのだろう、ただ、「血の通った」という言葉があるが、その「血の通った」という部分では、”ひふみん”の方が魅力的であることは間違いない。

そこで本日の一言、
『愛はAIより出でてAIよりも愛(いと)し』

『このブログ、信じるか信じないかは、あなた次第』2021年04月06日 10時45分45秒

<レコードブームの再来と言うが>

あれだけ、雑音が入ってイヤだとか、針を置くのが面倒だとか言われ、過去のアイテムの権化みたいにされていたレコードだが、あの扱いは何だったのか?

プレーヤーの針をレコード盤の端に用心深く下ろす、すぐには音楽が出て来ず、ヂ、ヂ、と雑音がする、ん?と思っているところへ、いきなり音楽が始まる!

それに対し、CDは、人間の可聴範囲に処理されたデジタルの音、その音は洗練されており、取扱いもプレーヤーに入れるだけの、便利なアイテム、として礼賛された。

しかし、人間は勝手なもので、不便になれば便利を礼賛し、便利になれば不便を礼賛する、その手のひらを返す口実のひとつが、「血の通った」、なのかも。

しかし、ダウンロードした音を聴く人がこれだけいる今の世の中、レコードは「血の通った音」で、デジタル音は「血の通っていない音」、とは必ずしも言い切れないのでは。

レコードも、CDも、ダウンロード音源も、何かを聴くという目的は同じ。ただ聞き流すだけであれば、どれを選択しようと大差はない。さて、レコードを買おうかと迷っているあなた、どうします?

そこで本日の一言、
『このブログ、信じるか信じないかは、あなた次第』

『近くの他人より遠くの親戚』2021年04月07日 10時40分40秒

<姪っ子の写真がラインで届いた>

姪っ子はブラジルの、中央からちょっと離れた地域に住んでいる。”ちょっと”の距離感は、日本に住んでいる感覚では捉えにくい。(本州の端から端までより遠い)

なにより、ブラジルと言えば、「ブラジルの人、聞こえますか~」の通り、地球の裏側。そこへ移り住むことになったとき、多分生涯顔を見ることはない、と思ったものだ。

それが、ラインの写真にかかると、向うの生活の様子を、あっと言う間にうかがい知ることが出来る。昔では考えられない、全くもって便利な世の中になったと、まざまざと実感する。

バンドマン生活、そして老後の生活と、地域に縛られた生活をしていると、地球の広さを感じることなど全く無いが、その数枚の写真が、一気に地球の広さを感じさせてくれた。

そこで本日の一言、
『近くの他人より遠くの親戚』

『空を見ろ、鳥だ、飛行機だ、いや、バンドマンだ!』2021年04月08日 10時45分45秒

<飛行機の思い出>

「なんでアメリカ?」
365日縛られて働く地方バンドマンだったせいもあって、初めて飛行機に乗ったのは三十代半ばを過ぎて。そのくせ、初の飛行機はいきなりロサンゼルス行きだった。

「遅いのが重なる」
カミさんの飛行機デビューはもっと遅くて、五十五歳のとき。「富士山観光ツアー」でのフライトだったが、初搭乗機が2時間遅延する、というおまけまで付いてきた。

「そういう使い方か」
対馬でのショクナイで乗ったのは、YS11というプロペラ機だったが、農作業のおじさんたちが、泥の付いた長靴で普通に乗り込んできたときには、飛行機の見方が変わった。

「チケット恐怖症に」
石垣島でのショクナイの帰りの空港で、さっきまであった搭乗チケットが無いのに気が付き、真っ青!探し回ったあげく、待合室の通路にゴミのように落ちているのを発見した。

「格安とはいえ・・・」
千葉の妹が死んだとき、葬儀、住居の整理、納骨と、一ヶ月の間に3回飛行機を利用したが、LCC航空のチケットは新幹線の価格よりはるかに安いことを、そのとき知った。

そこで本日の一言、
『空を見ろ、鳥だ、飛行機だ、いや、バンドマンだ!』
※知らない方のために・・・テレビ「スーパーマン」のイントロのナレーション

『古き機器をたずねて新し機器を知る』2021年04月09日 10時50分50秒

<新しいもの欲しがり病>

所持していたトロンボーンの1本を質屋で売った。その金にいくらか足して次の楽器を買おう、と目論んでみたが、やはり新品は高い!そこで、ネットで探してみることにした。

希望は、1.見た目は新品に近く、2.機能に欠陥なく、3.価格が安い、この三つが揃うのを探す。オークションでも、中古販売でも、いろんな楽器が出品されていて目移りする。

しかし、1.は写真で判断するしかない、2.は実際に触ってみないとわからない、3.はあまりにも高いと手が出ない、ないないづくしで、日々画面を眺めるばかり。

ところが先日、予備として車に積みっぱなしの、30年近く使った楽器を吹いたら、意外とよく鳴るのに気が付いた。あれ、これでもよくないか?・・・欲しがりの血が、少し治まった。

そこで本日の一言、
『古き機器をたずねて新し機器を知る』

『♪オタマジャクシは蛙の子、読めずにマゴマゴではないわいな』2021年04月10日 11時55分55秒

<楽譜が見えにくいお年頃>

以前やっていたバンドの楽譜は、コンパクト重視でB5サイズでファイルに綴じていた。ジャズ用、ポップス混用、ダンス用と、三種類のシリーズが棚に並んでいる。

ところが今、現役で譜面台に乗るのは、全てA4サイズ。フルバンドで配られたB5の楽譜も、スキャンして拡大して、全てA4サイズにプリントする。

実は10数年前に、絶対視力が落ちるだろう将来のことを考えて、B5をやめてA4に切り替えていた。今思えば大正解だった・・・が、その先は予測していなかった。

トロンボーンは、座った位置の右側に譜面台を置く(スライドを動かす関係)。そうすると、見開きの右ページは、席からさらに遠くて、A4でも見えにくくなってきた!

五線紙に書かれたオタマジャクシが、線の間か、線の上か、どこを泳いでいるのか分からず演奏中マゴマゴ、では大問題!B5→A4、次はB4?更なる対策を考えねば・・・。

そこで本日の一言、
『♪オタマジャクシは蛙の子、読めずにマゴマゴではないわいな』