『あわれなり 一日遅れの 新聞紙』2021年03月27日 12時15分15秒

久しぶりに新聞の勧誘員が来た。

ドアを開けたら「怪しい者じゃありません」と、まず断って、「○○新聞、とりませんか」と言いながら、ビニール袋入りの手拭いを、ドアの隙間から差し出した。

「いや、もう新聞はとらないので」と、その手拭いをつまみながら言うと、「景品がいっぱいありますよ」と、紙袋の中身を見せようとするので、「いや、悪いけどけっこうです」

勧誘の大変さは、過去に経験があるのでわかるが、やはり今の家庭経済では難しいと言うと、結局、諦めた勧誘員は、渡しかけていた手拭いをサッと引っ張って紙袋に仕舞うと、ドアを閉めた。

新聞は、あの紙にではなく、紙に載っている情報に月額料金を払っている、いわば「情報のサブスク」である。そうなると、分単位で変わるネット情報の時代、新聞には受難の時代、なのかもしれない・・・
・・・勧誘員さん、ごめんなさい

そこで本日の一言、
『あわれなり 一日遅れの 新聞紙』