トロンボーン吹きの憂鬱 by ジェイワン梶原とキャバレーサウンドメーカーズ

＜酒癖いろいろ＞

酒癖にもいろいろある。笑い上戸、泣き上戸は個人的な酒癖だし、怒り上戸、説教上戸になると、周りのが大いに迷惑な酒癖。

しかし、個人的にも周りにも困った酒癖なのが、演説上戸。迷惑な大言壮語をまくしたて、酔いが醒めたら、殊勝にも自己反省する。

上戸、下戸とは、古来日本の階級制度からきたとか、中国の秦時代の兵隊への支給品（酒か甘いものか）からとか、諸説あるらしい。

そんな歴史のある言葉だが、最近の飲み会では、そんな酒癖を見せる人も少なくなった。健全な生活、また、自制心のたまものなのだろう。

他方では、演説をぶちまけ、性懲りもなく次の日、反省朝を迎えている者もいる。能面を被ったような態度で飲む、というのも、難しいし・・・。

そこで本日の一言、
『♪酒は能面、能面、飲むならば～』