『好きな事を続ける?いや続いた事が好きな事なのだ』 ― 2021年03月03日 11時00分00秒
以前、バンドマンの方向性を、マトリックスにして考えたことがある。
1.上手で熱心 | 2.上手で不熱心
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3.下手で熱心 | 4.下手で不熱心
これを、在籍したキャバレーバンドで当てはめると、どれも思い当たる。もっとも、ギャラが貰えるならプロとしてはどれも同じ、かもしれないが。
ただ、店側としてギャラを払う以上は、1と2はOKだが、3は「熱心」だけでは即戦力ではないし、4にいたってはなんとか入れ替えたい。
ところが、キャバレーが無くなってしまうと、バンドマン側の状況が違ってきた。「熱心」を「情熱」や「向上心」に置き換えると、さらにはっきりする。
キャバレー消滅後、残されたバンドマンのうち、1と3は音楽を通して次へ繋げる努力をし始めたが、2と4は音楽と決別する道を選んだ。
いろんな職業が、世の中に現れては消えていった、地元に多かった炭鉱関係の仕事など。そして、キャハレーバンドマンもそのひとつ。
それでも、裏打ちとしての「音楽」があれば、かろうじてバンドマンとしての体裁を保つことが出来る、それだけでも「めっけもん」、かもしれない。
そこで本日の筆者の一言、
『好きな事を続ける?いや続いた事が好きな事なのだ』
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