『 その辞書は落丁です 』 ― 2021年01月05日 10時30分30秒
「油断大敵火がぼうぼう」の”ぼうぼう”は、火が燃える”ぼうぼう”ではなく、”亡亡”で「消えること」、というコピペの解説がネットのあちこちに。
しかし、茫々という言葉はあるが意味が異なり、亡亡(亡々)という言葉が、辞書にも漢字字典を探しても見当たらず、なんとなく釈然としない。
他方、年賀状で使おうと、「鶏頭となるも牛後となるなかれ」という言葉を探したら、「鶏頭」ではなく「鶏口」というコピペの解説があちこちに。
こちらは、「鶏頭」は植物で、格言の場合は「鶏口となるも~」と、辞書を調べると載っている。こちらは自分の早合点ということで、腑に落ちた。
ネット情報は、使い方次第で毒にも薬にもなる。参考にはするが鵜呑みにはしない、それを肝に銘じて、今年はもっと辞書を使おう。
そこで本日の一言、
余の辞書に不可能という文字は無い?『 その辞書は落丁です 』
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