『 対岸の歌人 』2020年12月16日 10時10分10秒


たまに俳句や和歌のテレビ番組を観る。

アマチュアの作品を見て、上手いなぁとか、これはイマイチとか、勝手な批評をするが、いわゆる”歌人”と言われる人の句や歌を見たとたん、「ん~」と感心してしまう。

これは、以前ブログに書いた「権威崇拝主義」かもしれないが、たまに自分で詠んだりすることがあるから、その感性の鋭さや新しさに感じ入ってしまう。

若いころは山頭火にはまって、種田酒造跡に行ったり、四国の「一草庵」を訪れたりしたが、それは、なんとか自分の感性と近い歌を、と追い求めていたのかも。

17文字や31文字の簡潔な文学、それに触れることが、音楽の感性にも役立たないか・・・いやいや、俳人や歌詠み人への道は、そうヤワなものじゃないだろう・・・。

そこで本日の一言、
『 対岸の歌人 』