静かな朝を迎えるために?2020年10月21日 11時11分11秒


朝、まずやることは、テレビをON?・・・いつのころから人は、音のない朝、画像のない朝、に馴染めなくなったのだろうか。

静かな時の流れに、空間に、自分に、向き合うことに関心を持たないどころか、恐れているようにさえ思える。

それが今は、テレビからスマホに変わった。常にスマホを眺め、聴き、触り、いっときもスマホを手放せない、そんな人間が増えている。

スマホホリック(中毒)、とでも言うのだろうか。子供から大人、最近はデジタルに馴染みのない老年層にまで広がっている。

歩きスマホ、運転スマホから、果ては同席スマホ!?もっとも、そこまで広がるその根本には、何かがあるのだろう。

始まりは便利な道具、次に若者文化として、それをメディアが煽り、人から人へ拡散し、文化としての地位を得た・・・それはそれとして。

もっと根底にあるもの、例えば、孤独、隔絶、不信、など現代社会人にある状況、それから救ってくれる救世主として、とか?

そのことの是非はあもあれ、道具として使うべきものに人間が使われるという状況に陥らない、という自覚は必要かと思うのだが。

わが身に振り見て、カミさんとの会話もなく、家がシーンとした状況から逃避するためにスマホを見る、ことだけは、避けたいもの。

そこで本日の一言、
知らないことを・・・『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
スマホに・・・『頼るは一時の得、頼り過ぎぬは一生の得』