バンドマン風ことわざ集2019年09月30日 19時46分05秒


一般のことわざとは似て非なる、バンドマン社会のことわざ集。

一 般 : 「対岸の火事」
バンド : 「タイバンの火事」
意 味 : タイバン(同じ店に入っているもう片方のバンド)の揉め事に関しては、もう片方のバンドはまったく無関心なこと。

一 般 : 「河童の川流れ」
バンド : 「ラッパの顔長め」
意 味 : ラッパ(トランペット奏者)は好色者が多く、鼻の下が長く顔も長いから、すぐ女性に見破られる、ということ。

一 般 : 「飛んで火に入る夏の虫」
バンド : 「飛んでBに入るなっつうの無視」
意 味 : リハーサルマーク(小節の位置を示す記号)のAを飛ばしてBに入るな、というバンマスの注意をメンバーが無視して造反すること。

一 般 : 「目は口ほどにものを言い」
バンド : 「迷惑っちゅうほどに飲もうと言い」
意 味 : バンドマンは他人の迷惑を考えずにしつこく「飲もう」と誘うから用心せよ。

一 般 : 「大は小を兼ねる」
バンド : 「ハイはショーで金取る」
意 味 : ハイトーン奏者(高音が得意なトランペッター)は、ショーでも高いギャラが取れる。

一 般 : 「老いては子に従え」
バンド : 「老いては高の下がええ」
意 味 : 年を取ったら、高音を出すより、下の音を吹くほうがいい。

一 般 : 「備えあれば憂いなし」
バンド : 「損なAあれば嬉しない」
意 味 : キー(調号)にAを使ったら、B♭楽器には#が5つ、Eフラット楽器には#が6つも付いて嬉しく思わないから損だ。

なお、これらのことわざを人前で披露して恥をかいても当プログは一切責任を負いません、あしからず。