ボーヤの聞き違いの巻2019年09月23日 12時25分25秒


あるボーヤ(見習いバンドマン)の聞き違いの巻

「本番まで時間があるから、ちょっとシーメ(飯)、行ってくるからな」
「えっ、志免(福岡市近郊の町)まで行っとったら、本番間に合わないですよ!」

「最初のステージはイタツキ(板付き=ステージに乗った状態)だから」
「えっ、今から板付(福岡市内の地区)に行くとですか!?」

「この曲は「アフロキューバン(リズムの名前)でいく」
「えっ、お風呂で吸盤ですか、すぐ買ってきます!」

「客からリクエストがあったから、次の曲はゴンタ(タンゴ)やる」
「えっ、権太さんて、どの人ですか?」

「次の曲はAABA(曲の形式)で、スイングの感じでいくから」
「えっ、海老と、寝具の漢字ですか、ハイ書けます!」

「この譜面、コードネームで書いてもらわんと、ダンゴ(音符のかたまり)は見にくか」
「えっ、やっぱ、談合は醜いですよね、バンドでも」

「みんなで飲むから、このゲーセン(G千=5千円)で酒買って来い」
「えっ、ゲーセン(ゲームセンター)には酒、売ってないですよ~!」

かくしてボーヤの充実した日々は過ぎていく・・・・・