タイ・ギ・シン?2018年05月24日 11時11分11秒


さる感銘的な演奏会を聴きにいって感じたこと。

よく相撲道などで使われる言葉で「心技体」というのがある。しかし、これは到達した後で言える言葉で、その道のりは「体・技・心」だ、という感想。

まず体力をつける、次に技を磨く、そうした研鑽の結果心が宿る、つまり「体・技・心」。「心技体」の順番は、シンギタイ、という言葉のリズムからと思う。

その演奏会の奏者に感じたのは、体=スタミナ(2時間のステージの)、技=テクニック(客を喜ばす)、そして心=フィーリング(個性的な感性)。

ということで、古希後に「スタミナもテクニックも無いが、ハートだけは!」、という自己満足的な老ジャズマンにならないためにも、まだまだ「タイギシン」・・・。